COLUMNOAインストラクターとは?年収や必要な資格、就職先などを解説!

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OAインストラクターとは?年収や必要な資格、就職先などを解説!

  • 「OAインストラクターってどんな仕事?」
  • 「どんなスキルや資格が必要?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問点に役立つ内容を
・どのような職業なのか
・どのようなスキルや資格が求められるのか
・就職先はどのような企業が挙げられるのか
の順番に解説します。
未経験を含めてOAインストラクターを希望する人に役立つ記事になっていますので、最後までご覧ください。

OAインストラクターとは?

OAインストラクターとは、どのような職種なのでしょうか。まずは、基本情報を紹介します。

OAインストラクターの概要

OAインストラクターとは、オフィスオートメーション(OA)機器やアプリの使い方などの指導を行う立場、職種を意味します。
主に機器やアプリを使いこなすための指導計画や指導教材の作成・準備、サポート業務、カウンセリング、デモンストレーションなどの業務を担います。
また、セミナー等で講習をしたり、オンライン授業に必要なツールの使い方を教えたりすることもあります。
OAの導入で必要な指導や各種業務を担うため、技術的な知識を持ち合わせた上で、柔軟な対応力と多様な経験が求められるでしょう。

OAインストラクターの仕事内容とは?

ここからは、OAインストラクターの具体的な仕事内容を以下の3つにわけて紹介します。
  • Officeソフトの指導
  • タブレット端末の操作
  • コピー機の使い方

Officeソフトの指導

OAインストラクターの仕事内容として、Officeソフトの指導が挙げられます。OfficeソフトとはいわゆるWordやExcel、PowerPoint、Outlook等のことです。具体例を挙げると、関数などの指導があります。
関数は、Office製品のExcelで主に使われるプログラムの一部であり、SUM関数を使って指定されたセル範囲の値を合計して表示するというような内容を業務へ取り入れます。
Officeソフトは、高度なものになるとSharePointのサポート等も含まれます。
Officeソフトを使いこなすためには、基本的な操作方法から応用的な技術まで、さまざまな知識が必要です。
そのため、使いこなすためのテクニックや、実際にソフトを使った作業によって技術の習得をサポートします。
また、受講者がOfficeソフトを使いこなせるようになるためのアドバイスやサポートも必要です。

タブレット端末の操作

OAインストラクターは、業務用タブレット端末の基本操作や応用方法を指導・アドバイスすることもあります。
また、タブレットに関する業務効率化アドバイスや改善策を提案したり、機器を用いて実習を行ったりするなども挙げられるでしょう。
業務用タブレット端末の操作トレーニングやサポートを行うことで、オフィスでの業務効率化を図るために重要な役割を担います。

コピー機の使い方

OAインストラクターは、基本的な操作を含めて業務用コピー機の使い方を教えることもあります。各種機能の設定方法と使い方に加えて、印刷やフォーマットのカスタマイズ方法などのアドバイスやサポートがメインです。
また、定期点検や保守に関する基本的な知識も提供しますし、業務に合わせたカスタマイズの提案やトラブルシューティングなど、業務に必要なサポートを行うことが求められます。

OAインストラクターの年収とは?

OAインストラクターの年収は、300万円から400万円の水準が一般的です。
主な雇用形態は、派遣社員かパート・アルバイトのため、手当やボーナスの支給が少なく、正社員等と比べると少なく感じるかもしれません。
しかし、一般的な事務用途のソフトだけでなく、PhotoshopやIllustratorといったクリエイティブ用途のソフトの扱い方を教えるなど、専門性の高い講座を担当することで時給を高められます。
またOAインストラクターは、企業や学校・団体などでOAを指導しますから、業務内容や担当する講座の範囲が広く、常に需要が継続する職種のため収入を安定化させやすいのも特徴です。
自らのスキル・知識を経験や資格の取得で伸ばし、活躍の場を広げられると昇給のチャンスがあるでしょう。

未経験からOAインストラクターになるには

未経験からOAインストラクターになるには、基本的なパソコン操作を覚えて初心者クラスを担当するといったところからスタートし、キャリアを形成していく方法が一般的です。
キャリアの形成においては、Officeソフトのスキル、一定のレベルのコンピューターの知識、そしてトーク力を身につける必要があります。
しっかりと収入を得たい場合には、マイクロソフト・オフィシャル・トレーナーやMicrosoft 認定トレーナー(MCT)の資格を取得してからOAインストラクターになると良いでしょう。

OAインストラクターに必要なスキル・資格

ここからは、OAインストラクターを目指している人に求められるスキルや資格を以下にわけて紹介します。
  • 必要な3つのスキル
  • 役立つ資格

必要な3つのスキル

OAインストラクターで必要となるスキルは、以下の3つが挙げられます。
  • PCの基礎的な知識
  • わかりやすく教える指導力
  • 生徒に合わせたコミュニケーション力

PCの基礎的な知識

OAインストラクターは、PCのハードウェアやソフトウェア(Officeソフト等)などの機能を理解し、PCを使用して仕事を行うために必要な知識を求められます。
例えば、インターネットやプリンターなど周辺機器の基本的な接続方法、業務を行う上で必要となる各種設定のアドバイス・サポートが挙げられます。
可能な範囲でハードウェアやソフトウェアの機能を理解し、PCを使用して仕事を行うために必要な知識を身につけておきましょう。

わかりやすく教える指導力

OAインストラクターとして活躍するためには、わかりやすく教える指導力も求められます。
学習者が理解しやすいように、明確な目標を設定して指導したり、指導内容をわかりやすくしたりする必要があるためです。

生徒に合わせたコミュニケーション力

OAインストラクターは、生徒のニーズに合わせて、最適な学習プログラムを提供するために、コミュニケーション力を高める必要があります。
生徒の能力や学習スタイルを考慮し、最適なプログラムを提案する必要がありますし、生徒が理解しやすいように、内容を噛み砕いて説明することも大切です。
また、生徒の学習継続のサポートを行う必要があるため、質問に正確に答えつつ、生徒のモチベーションを高めるために適切なアドバイスも実施できると良いでしょう。

役立つ資格

OAインストラクターに必要な資格として、マイクロソフト・オフィシャル・トレーナー(MOT)やMicrosoft 認定トレーナー(MCT)があります。
いずれもOfficeソフトといったMicrosoftの製品を使用した教育に役立つ資格で、業務効率化や正確性向上のためにアドバイスする際の基礎知識として活用できます。
Officeソフトに限らず、デジタル技術の発展で使われるようになったツールおよびアプリケーションの操作・活用に関する資格を探して身につけておくと良いでしょう。

OAインストラクターの就職先は?

OAインストラクターの就職先としては、主に教育機関やIT企業、総合商社および人材派遣会社での就職先が代表的でしょう。
企業内でOA教育を担当し、OA技術を習得していくためのプログラムを構築するといった担当者を務めることが一般的です。
OAインストラクターという仕事は、オフィスでの作業を効率化するためのソフトウェアを指導する仕事のため、さまざまな組織で求められます。

まとめ

OAインストラクターとは、オフィスワークで使われる機器やアプリケーションの使い方を教える仕事です。
年収は約300万円から400万円程度で、主に派遣社員やパート・アルバイトとして勤務します。
OAインストラクターに向いている人は、PCの基礎的な知識があり、指導力やコミュニケーション能力を持っている人です。
未経験からのスタートも可能で、Officeソフトのスキルやコンピューターの知識、トーク力を身につけることが重要なので、MOTやMCTといった資格の取得も検討しましょう。
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