COLUMN【最新版】CIW資格とは?資格試験の難易度・勉強法も解説!

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【最新版】CIW資格とは?資格試験の難易度・勉強法も解説!

CIW
  • 「CIW資格を取得するメリットは?」
  • 「海外企業への転職を有利に進めるためにはどうしたら良いの?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問点に役立つ内容を
・CIW資格保有者の仕事内容
・CIW資格取得のメリット
・CIW資格試験の概要と対策
の順番に解説していきます。
CIW資格は、世界的に役立つことが特徴であり、IT業界で働く中でキャリアアップしたい人には役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

CIW資格とは?

CIW資格は、Certified Internet Webprofessionalの略称で、Webやインターネットに関して標準のスキルを保有していることを職種ごとに証明する資格です。
認定される職種はデザインやセキュリティに関わる職種など多岐に渡ります。
特定の製品やベンダーを対象にした資格ではなく、IT技術に関する幅広い知識が求められることから、総合的なIT技術に関する知識を保有していることを証明できます。
また、現在全世界で約20万人以上が取得しており、世界的に通用する資格のため、将来海外で働く可能性がある人や海外の企業と一緒に働きたい人におすすめです。

4つのCIW資格の種類について

CIW資格は4つの種類に分かれています。
ここでは、各分野の概要や合格に必要な正答率などを解説します。

基礎分野

基礎分野では、Webやインターネットに関する基礎的な内容が出題されます。
試験時間は90分で、正答率が63%以上で合格です。
4つの分野の中で最も基礎的な内容が出題されるため、比較的取得しやすい資格です。

Web開発分野

Web開発分野は、Web開発に関する専門的な内容の知識が求められます。
この試験には、「JavaScriptスペシャリスト」と「データベース設計スペシャリスト」、「Perlスペシャリスト」の3種類があります。
「JavaScriptスペシャリスト」の試験時間は75分で、50問中75%以上の正答率が必要です。
この試験では、関数や変数、デバックなどのJavaScriptの概要や制御、JavaScriptを使ったサイト構築などの知識が問われます。
「データベース設計スペシャリスト」の試験時間は90分で、50問中75%以上の正答率が求められます。
こちらの試験では、データベースの構築や運用などの専門的な内容が出題されます。
「Perlスペシャリスト」の試験時間は75分で、50問中75%以上の正答率が求められます。
Perlの基礎からPerlを使用したアプリケーション開発の知識、データベースへの接続やデバック技術に関する問題が出題されます。

Webデザイン分野

Webデザイン分野は、Webサイトの開発やeコマース制作と運営のスキルに関する分野です。
この試験には、「Webデザインスペシャリスト」と「eコマーススペシャリスト」の2種類があります。
「Webデザインスペシャリスト」の試験時間は75分で、70問中70%以上の正答率が必要です。
この試験では、Webサイトの開発やデザイン要素の基礎、さらにWebページ開発に必要なHTMLやXHTMLの知識が求められます。
一方「eコマーススペシャリスト」の試験時間は75分で、72問中68%以上の正答率が求められます。
こちらの試験では、ECサイトの開発やセキュリティの知識からECビジネスの知識に関する問題が出題されます。

セキュリティ分野

セキュリティ分野の試験は「セキュリティスペシャリスト」という試験です。
試験時間は90分で、合格には62問中76%以上の正答率が求められます。
「セキュリティスペシャリスト」の試験では、企業向けのネットワークセキュリティ管理に関する内容が出題されます。

CIW資格を活かした仕事とは?

CIW資格を持つ方の仕事概要

CIW資格を活かした仕事の例として、WebプロデューサーやWebデザイナー、Webエンジニアなど、さまざまなWeb関連の仕事を行います。
具体的には、Web制作やサーバーの構築、運用、保守、ネットワークサービスの設定、セキュリティ、システム管理、トラブルシュートなどです。

CIW資格を持つ方の就職先

CIW資格保有者の主な就職先は、インターネット業界やWeb業界です。
CIW資格は特定の製品やベンダーを対象にした資格ではなく、幅広い技術の知識が求められるため、その転職先は幅広いといえるでしょう。
具体的には、ネットワーク系の企業やシステムインテグレーション企業、インターネット接続サービスを提供するISP(インターネット接続事業者)、インターネット上にてアプリケーションを提供するASP(アプリケーションサービス事業者)などに就職する人が多いです。
CIW資格は国際的に通用する資格であるため、日本の企業にとどまらず、資格保有者のなかには外資系や海外の企業に就職する人もいます。

CIW資格を取得する3つのメリット

ここでは、CIW資格を取得するメリットを大きく3つに分けて紹介します。

海外への転職や外資系企業の就職に有利になる

CIW資格を取得すると、海外企業への転職が有利になるといえます。
この資格はアメリカのIT基準に準拠した国際資格で、世界的に通用するIT系の資格の一つです。
そのため、海外のIT企業や外資系企業への転職を考えている人に非常におすすめです。

自分の経歴に箔がつく

CIW資格を取得すると、自分の経歴に箔をつけることができるでしょう。

自分が保有しているスキルを可視化することは難しいですが、CIW資格を取得すれば、自分のIT人材としてのスキルを客観的に証明することができます。
自分の経歴に箔がつくことで、自分自身が一定以上のレベルのIT人材であることの説得力が増すといえます。

年収やキャリアアップに繋がる

CIW資格を取得すると、年収やキャリアアップに繋がることがあります。
この資格取得は、専門的な知識を持っていることの証明にもなるため、会社内の上位の役職に抜擢されるかもしれません。
開発現場で自分のスキルが周囲から評価されにくいと感じる場合は、CIW資格の取得を目指すことがおすすめです。

CIW資格を取得する際の注意点

CIW資格を取得する場合、各試験に対応した問題集がありますが、それらは全て英語版のみしか提供がありません。
このため、日本語版はありませんので、注意が必要です。

CIWの試験とは?

CIWの試験概要

CIW資格には特定の試験日はなく、全国のテストセンターで随時受験可能です。
試験方法は、CBT(Computer Based Testing)方式のインターネット試験で、合否結果は試験終了後すぐに確認することができます。
受験料は全試験共通150米ドルで、日本円への換金のレートはクレジットカード会社によって異なります。

試験の難易度

各分野の試験の難易度の傾向を紹介します。
CIWの試験のうち基礎分野の難易度は、やや低いといえるでしょう。
基礎分野の試験は、企業の新人研修の一環として取得を推奨されることもあります。
基礎的な内容が出題されるため、万全な対策をすれば資格取得は困難ではありません。
Webデザイン分野、Web開発分野、セキュリティ分野の試験対象者は、それぞれの分野の基礎知識がある人です。
そのため、普段からその分野に関する業務をおこなっている人であれば、資格取得の難易度はそこまで高くはないでしょう。
しかし、試験合格のためには試験の傾向や出題される問題を理解しておく必要があるので、油断せずに十分に対策をしましょう。

CIWの試験対策とは?

【独学でできる】CIWの勉強方法

CIW資格のおすすめの勉強方法は以下の3つです。
  • CIW公式のテキストで出題傾向をおさえる
  • 本を用いて自分で勉強する
  • オンラインスクールに通う
公式のテキストを確認すると、試験の問題形式や出題傾向を把握することができます。
ITの知識が豊富な人でも、どのような問題が出題されるのか、事前に試験の出題傾向の確認はしておいたほうが良いと言えるでしょう。
公式テキストで傾向を確認するのがおすすめです。

CIWの勉強時間

CIW資格の取得に必要な勉強時間は、既に各分野の知識がある人であれば、そこまで多くはないといえるでしょう。
ただし、もともと各分野の知識がある人でも、試験の傾向や問題の形式を理解しておく必要があります。

まとめ

本記事では、CIW資格保有者の仕事内容や資格取得のメリット、CIW資格試験の概要と対策について解説しました。
特に海外でキャリアアップをしたいと考えている人には、CIW資格の試験を受け、転職をすることをおすすめします。
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