COLUMNDX検定とは?試験問題と勉強方法(参考書や過去問など)を解説!

  1. ホーム > 
  2. コラム一覧 > 
  3. DX検定とは?試験問題と勉強方法(参考書や過去問など)を解説!

DX検定とは?試験問題と勉強方法(参考書や過去問など)を解説!

DX検定
  • 「DX検定とは、どんな内容なのか?」
  • 「DX検定の試験に受かるには、どのように勉強をすれば良いのだろうか?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問点に役立つ内容を
・ DX検定の概要
・ DX検定を受けるメリット
・ DX検定の試験対策
の順番に解説していきます。
DX検定を受けてみようと考えている人や、転職に役立つ資格を取りたい人には役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

\\ICT・通信業界の求人多数!//

エリア・職種から簡単に求人を探す

DXとは?

はじめに、DXとは何かを説明します。DXとはDigital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)の略で、デジタル技術を用いて業務フローや提供サービス・商品などに変革を起こすことを指します。
簡単に日本語に訳すと「デジタル変革」と呼ばれ、これからのデジタル社会で注目されている動きです。
企業は、DXを成功させることで、これからの時代を進む競争力を付けることができます。

DX検定とは?

これから需要が増していくDXについての知識を学ぶことができる「DX検定」という検定があります。
「日本イノベーション融合学会」が開催する検定です。

DX検定について

DX検定は、既に多くの企業が教育のために取り入れている検定です。
試験は、ビジネストレンドと先端ITトレンドについて問う知識検定で、合否が存在しないのが特徴です。
試験結果は合否判定ではなく、レベル認定で表示されます。
たとえば、スコアが600点以上であれば「DXスタンダードレベル」として認定される仕組みです。

DX検定とDXビジネス検定の違い

「DX検定」に似た検定として「DXビジネス検定」があります。
「DXビジネス検定」は「DX検定」より後に作られた検定です。
「DXビジネス検定」は、ビジネストレンドの知識に加えて、DXのビジネスモデルや事例など、DXについて幅広い範囲を学べる検定です。
「DX検定」の内容ほど先端ITトレンドの知識が必要ない人や、デジタル分野に苦手意識のある人など、より幅広いレベルの社会人を対象とするのが「DXビジネス検定」といえます。

DX検定の資格を取得する4つのメリット

今、多くの企業で求められるDXですが、「DX検定」の資格を取得するメリットを4つ紹介します。
  • 知識の習得につながる
  • 仕事に活かすことができる
  • 年収アップにつながる
  • 転職が有利になる

知識の習得につながる

「DX検定」のために勉強することで、ビジネストレンドや先端ITトレンドなどDXに必要な知識が身に付きます。
DXを進めていく上では、一定の知識レベルが求められます。仕事での理解を高めるために、非常に役立つ知識を習得できるといえるでしょう。

仕事に活かすことができる

DXは、今まさに多くの企業で注目されており、あらゆる業種の企業でデジタル技術を社内に取り込もうとしているのが現状です。
新しい技術を社内で運用する際などに、「DX検定」で得た知識が活かせるでしょう。

年収アップにつながる

企業が進めるDXでは、部署内だけでなく企業全体の構造変革などに関わる業務内容になる可能性があります。
DX検定の資格を取得しDX業務に携わることができると、より上流の工程の仕事ができるため、年収アップにつながるでしょう。

転職が有利になる

DXの知識があると、転職が有利になりやすいと言われています。
なぜなら、多くの企業がDXを進めようとまい進しているにも関わらず、DXに携われるスキルを持つ人材が不足しているからです。
そのため、DXについての知識があれば、転職する際にアピールできる大きな強みになります。

DX検定の試験とは?

「DX検定」を実際に受ける前に、試験の概要を確認しておきましょう。
ここからは、「DX検定」がどのような試験であるかを紹介します。

DX検定の試験概要

「DX検定」は、デジタル技術をビジネスに活用していける人材を育てるための試験と位置づけられています。
毎日膨大な量が生まれる「バズワード」などの知識を身につけられる内容です。
試験名 DX検定™(日本イノベーション融合学会*ITBT(R)検定)
試験目的 デジタル技術をビジネスへ利活用できる人材を育成するため
試験日程 年2回(1月、7月の指定日)
試験場所 Web開催
受験料 6,600円(税込)
出題内容 IT先端技術トレンド(IT)とビジネストレンド(BT)の知識検定
試験時間 60分

DX検定の難易度

第1回(2018年7月)〜第10回(2023年1月)までの累計データによると、平均スコアは1,000点中516点です。
スコアによるレベル認定は「未達」が7割近くで、ほとんどの受験者はレベル認定に至っていません。
スタンダードレベルは約18%、エキスパートレベルは9%、最高レベルのプロフェッショナルレベル獲得者は約3%という結果です。
この結果から見て、高いレベルの認定を狙うには難易度が高いことがうかがえます。
「DX検定」は、高い知識レベルが必要な検定といえるでしょう。

DX検定の仕事への活かし方

「DX検定」では、幅広いIT・ビジネストレンドが身に付くため、さまざまな仕事に活かすことが可能です。
ITリテラシーなどは今、多くの企業で求められるスキルといえます。
DXエンジニアとして、ビジネスデザイナーやデータサイエンティスト、先端技術のエンジニアなど、さまざまな方面で活躍できるでしょう。

DX検定の試験対策について

「DX検定」は難易度が高いため、上手に試験勉強を進めましょう。
「DX検定」対策として、どのように勉強を進めていけば良いかを紹介していきます。

DX検定の勉強の進め方

「DX検定」の申込サイトでは、出題分野のシラバスが掲載されています。
まずは、シラバスをダウンロードし、どういった知識が問われるか確認しましょう。
試験では、シラバスに載っている用語について出題されます。
そのため、シラバスの用語を確認し理解を深めることが、試験対策のポイントといえます。

DX検定の勉強時間

「DX検定」に完全準拠した「【DX Study™】2023 eラーニング」という教材では、全分野の標準学習時間を20時間に定めています。
学習方法や個人の知識の差によって、必要な勉強時間は大きく異なるでしょう。
しかし、目安として最低でも20時間程度は、勉強時間が必要になると考えられます。

【独学でできる】DX検定の学習教材

「DX検定」について勉強を進める上で、活用できる学習教材はどのようなものがあるのでしょうか?
ここからは、実際に活用できる学習教材を紹介します。
「DX検定」の受験を考えている人は、参考にしてみてください。
「DX検定」の学習教材
・テキスト
・eラーニング

テキスト

「DX検定」では過去問が公開されていません。日々生まれる新しい用語や知識が求められる試験なので、情報の新しい参考書を活用して勉強を進めましょう。
「DX検定」を実施する「日本イノベーション融合協会」にて、試験対策になる推薦図書を指定しています。
推薦図書に載っているのは重要用語ばかりです。
はじめてDXを学ぶ人には、推薦図書の活用がおすすめといえます。

eラーニング

eラーニングとは、インターネットを利用して勉強を進められる学習システムです。
「DX検定」に準拠した教材「DX Study™」が活用できます。
出題分野であるIT技術トレンド・ビジネストレンド両方の分野を学ぶことができます。
企業内の教育として活用できる学習ツールです。

DX検定の資格を活かした就職先

DXは、あらゆる業種で進められているため、さまざまな分野で重宝される人材になれる可能性があります。
各企業のDX推進事業では、人材不足が大きな問題になっているため、多くの業種・企業でDX人材が求められています。
「DX検定」の資格を持っていれば、就職先の選択肢が大きく広がるでしょう。

まとめ

「DX検定」は、これからのデジタル社会で重要視される資格といえます。
DXは2004年に生まれた言葉ですが、なかなかDX推進がうまくいかず、今も課題を抱える企業は少なくありません。
特に、日本企業ではDX推進がなかなか進まず、DX人材不足も課題になっています。
そのため、「DX検定」はキャリアアップ、転職、スキルアップなど、自身のレベルアップに欠かせない資格なのです。
『テクノジョブサーチ』は、DX推進に関わるようなRPAエンジニアや、システム運用者など、エンジニア職の求人を多く取り揃えています。
ICT・通信業界に特化した求人・転職サイトとして、これからDX検定をはじめとしたIT関連の資格を取得し、エンジニアの仕事探しを行いたい人におすすめです。
テクノジョブサーチでは、IT経験者・未経験者でも豊富な案件の紹介が可能です。
テクノジョブサーチであなたの資格やスキルを活かせる求人を探してみてはいかがでしょうか?

\\ICT・通信業界の求人多数!//

テクノジョブサーチで今すぐ求人を探す