COLUMNWebサイト(ホームページ)の保守管理とは?仕事内容や必要な理由を解説

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Webサイト(ホームページ)の保守管理とは?仕事内容や必要な理由を解説

Webサイト,ホームページ
  • 「ホームページの保守管理は、具体的にどういった仕事をするの?」
  • 「ホームページの保守管理を行う際のポイントって何なの?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
・Webサイト(ホームページ)の保守管理について
・Webサイト(ホームページ)の保守管理における仕事内容
・Webサイト(ホームページ)の保守管理を行う際のポイント
の順番に解説していきます。
これから新たにWebサイトの作成を考えている人、Webサイトの保守管理の概要を知りたい人に役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

Webサイト(ホームページ)の保守管理について

Webサイトの保守管理とは、作成したWebサイトやホームページのメンテナンスを行い、ユーザーが継続的に利用・閲覧可能になるよう管理することです。

Webサイト(ホームページ)の保守管理が必要な理由は?

Webサイトは、作り上げて終わりではありません。むしろ、Webサイトやホームページを立ち上げてからがスタートと言えます。
ユーザーが見やすく使いやすいWebサイトであり続けるためには、Webサイトを安全かつ最新の状態で維持することが非常に重要です。
そのためには、ウイルス感染対策やリンク切れを起こしていないかなど、日頃のチェックが必要です。

Webサイト(ホームページ)の保守だけではなく、運用も重要

Webサイトは、保守だけでなく運用にも力を入れる必要があります。
運用業務とは、コンテンツを更新したり、アナリティクスなどのツールを使ってアクセス解析をしたりする ことを指します。
Webサイトを運用しないと、例えば、検索エンジンでの表示順位が下がるなど、自社サイトが閲覧される機会が少なくなる恐れがあります。
そのため、Webサイトを安全に見やすく維持するための保守管理とあわせて、適切な運用を行うことが重要なのです。

Webサイト(ホームページ)の保守管理は個人でもできる?

Webサイトの保守管理は、個人でも対応することが可能です。
しかし、個人で保守管理を続けるには必要最低限の知識を持って、定期的に作業を行わなければなりません。
例えば、ドメイン・サーバーの定期的な管理や、Webサイトを作成するシステムの管理などの作業が最低限必要です。
専門知識に乏しい人が保守管理を行うと、Webサイト自体を誤って削除してしまったり、ウイルスに感染し、問い合わせ情報や顧客情報が流出してしまったりする恐れがあります。
そのため、Webサイトの保守管理を行う知識がない人は、Web制作会社などの専門家に管理を依頼することが一般的です。

Webサイト(ホームページ)の保守管理における仕事内容

Webサイトを安全に使い続けられるようにするためには、保守管理を行う必要があります。
ここからは、Webサイトの保守管理における仕事内容を5つ紹介していきます。
【Webサイト(ホームページ)の保守管理における仕事内容】
・ドメイン・サーバー保守
・セキュリティ
・CMSの管理・更新
・ブラウザ・端末の更新
・トラブル対応

ドメイン・サーバー保守

よく、サーバーを「土地」ドメインを「住所」に例えて説明することがあります。その土地と住所を基盤として作られるのがWebサイトなのです。
一般的に、ドメインとサーバーは契約期間が決まっています。
インターネット上に所持した土地であるサーバーや住所の役割を持つドメインの管理をしないと、Webサイトを維持できなくなってしまいます。
そのため、Webサイトの保守管理において、ドメイン・サーバー保守は必須業務と言えるでしょう。

セキュリティ

Webサイトを安全に運用し続けるためには、適切なセキュリティ管理が欠かせません。
Webサイトの保守管理で行うセキュリティ対策として、「SSLサーバー証明書」の発行を申込み、更新を定期的に行う必要があります。
ドメイン・サーバーと同様に有効期限が設けられているため、必要時期に証明書の更新を行いましょう。

CMSの管理・更新

Webサイトのテキストやレイアウト、画像などを一括して管理・運用するシステムのCMS(コンテンツマネジメントシステム)を、定期的に管理・更新する必要があります。
「WordPress」などのCMSを利用すれば、プログラミング言語を使用せずにWebサイト構築ができるため、近年多くの企業や個人がWebサイト作成に利用しています。
CMS自体がバージョンアップを行った際には、最新版への更新が必要です。
ただし、CMSの最新バージョンと作成したサイトに互換性がなくなった場合、問題が起こる場合があります。
CMSの更新自体は簡単に行えますが、サイト制作の専門知識を持っている人や会社に委託すると、更新時におけるサイト不具合のリスクが軽減するでしょう。

ブラウザ・端末の更新

Webサイトは、「Chrome」や「Safari」などのブラウザ上で閲覧できます。ブラウザもまた、頻繁に新しいバージョンへ更新されるため、新たな環境下でも問題なく閲覧できるか否かを検証し、必要に応じて修正するなどのWebサイトの更新が必要になる場合もあります。
Webサイト閲覧に使われるデジタル端末も、日々新たな機種・モデルが登場します。
使用するブラウザ・端末で問題なくWebサイトを表示させられるよう、定期的に新しいバージョンや機種へ更新が必要かどうかチェックしましょう。

トラブル対応

ユーザーが安全にWebサイトを使うには、今まで紹介したような業務を欠かさず行う必要があります。
しかし、バージョンアップのタイミングで障害が発生した場合や、Webサイトとつながっている外部システムの仕様変更などで不具合が起きる可能性はゼロではありません。
そういったトラブルが起きた際はお客様窓口を設ける必要があります。仮にトラブルが起きてしまった際は、ユーザーへの対応や再発防止の検討が大切だということを覚えておきましょう。

Webサイト(ホームページ)の保守管理を行う際のポイント3選

自社でWebサイトを持つ際は、保守管理を適切に行うことが非常に重要です。
ここからは、Webサイトの保守管理を行う際の3つのポイントを紹介します。
今から紹介するポイントを理解して、安全・適切にWebサイトを運営できるようにしましょう。
【Webサイトの保守管理におけるポイント】
・保守の範囲・費用を決める
・保守の運用体制を決める
・バックアップを取る

保守の範囲・費用を決める

Webサイトの保守管理を行う前に、どこからどこまでの作業を外注して、どのくらいの予算で行うかを決めておきましょう。
紹介した通り、保守管理を行う上ではいくつかの作業が必要です。そのうち、どの範囲までの保守を依頼するのかによって相場は変動します。
事前に保守の範囲と予算を検討して、外注の見積もりを取るようにしましょう。
また、見積もりの際は複数の会社から相見積もりを取ると、相場観を理解することができます。

保守の運用体制を決める

保守管理を行う際は、自社で対応する部分と外注する部分の運用体制を明確にすることが大切です。
例えば、自社内でWebサイトを修正するスキルを持つ人材がいれば、管理は自社で行うことで費用を削減できます。
自社で対応できる作業については、誰に作業をお願いするか決めておくと良いでしょう。
Webサイトの保守管理においては、外注しなければならない作業は何かを事前に確認しておくことが大切です。

バックアップを取る

Webサイトをはじめ、インターネット上のデータは些細なきっかけで消えてしまうことが少なくありません。
パソコンの故障やハッキング等によるものなど、原因はさまざまです。
何かしらのトラブルによってデータが消えてしまった場合、コストをかけて作ったWebサイトが使用できなくなってしまうことがあります。
定期的に複数の方法でバックアップを取ったり、バックアップの契約を結んだり、不測の事態でも復旧できるように準備しておきましょう。

まとめ

Webサイトの保守管理とは、Webサイトがユーザーに見やすく使いやすい状態を保つために必要な業務であり、Webサイトの運用に欠かせないものです。
保守管理を行うために、保守の運用体制の決定や、バックアップを取っておくなど、事前準備を確実に行いましょう。
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