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未経験のエンジニアは増えすぎ?その理由や後悔せずに転職する方法

未経験エンジニア
・「未経験エンジニアは企業へ転職できるのか?」
・「未経験からエンジニアを目指しても需要があるのか?」
といった疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問を持つ方へ向けて、以下の項目について解説します。
  • 未経験のエンジニアは増えすぎている?
  • 未経験のエンジニアが増えすぎているといわれる理由
  • 未経験のエンジニアはやばい?使えないといわれる理由
  • 未経験のエンジニアが増える中で転職するための方法
  • 未経験のエンジニアが後悔せずに転職する為には
  • 未経験は現実的に難しい?未経験からエンジニアになって辞めたいと思う人の体験談
未経験からエンジニアを志す方は、ぜひ参考にしてください。

未経験のエンジニアは増えすぎている?

結論から言うと、未経験のエンジニアは増加傾向にあります。
経済産業省によると、2030年まではIT業界の従事者の平均年齢は上昇の一途をたどり、近い将来、IT人材の供給力は低下すると予想されているため、企業からのIT人材の需要は高まりつつあります。
また、2022年3月、経済産業省は、デジタル人材の育成をサポートするため、デジタル能力やデジタル知識を身に付けるためのポータルサイトである「マナビDX(デラックス)」を開設し、未経験でもエンジニアになれる環境が整いつつあります。
企業からの人材の需要が高いことに加え、未経験者がITについて学習できる機会も増えていることから、未経験者がエンジニアとして活躍する機会は増えてきています。
【参考】

未経験のエンジニアが増えすぎているといわれる理由

なぜ、未経験のエンジニアが増えすぎているといわれるのでしょうか。
その理由を以下に3点ご紹介します。

エンジニア不足が激しく、未経験の求人が増えているから

経済産業省のデータによると、IT人材は2030年には最大79万人が不足すると言われています。
つまり、エンジニア不足は深刻で、エンジニアという仕事は非常に将来性が高いとも言い換えられます。
企業のDXが進む昨今、益々需要が高くなる職種であることは明白です。
また、転職サイトdoda、マイナビ転職、リクナビネクストのエンジニアの求人数は合計74,559件(2023年12月11日現在)と多くの求人があることが分かります。
さらに、2023年3月1日のパーソルキャリア(株)の報告によると、エンジニアの未経験歓迎の求人数は、2021年1月対比で約3.0倍に増加しています。
エンジニア不足に伴い、エンジニア未経験歓迎の求人数が大幅に増えていることは、未経験のエンジニアが増えすぎているといわれる理由の1つです。
【参考】

未経験者がプログラミングスキルを学びやすいから

未経験者がプログラミングスキルを学びやすいことも未経験のエンジニアが増えすぎているといわれる理由の1つです。
パーソルキャリア(株)が実施したアンケートによると、企業が未経験エンジニアに最も求めるスキルは、現在トレンドなプログラミング言語やフレームワークを習得することです。
以前までは、これらを習得するためには、大学の講義を通して学んだり、書籍で学んだりする必要があったため、未経験者がエンジニアになるには大きな障壁がありました。
しかし、近年、プログラミング初心者が学びやすい環境が整っていて、未経験者が参入するハードルが低くなっています。
例えば、無料で学べるWebサイトや、エンジニア転職保証が付くプログラミングスクールなど、利用者にとってプログラミング言語を学びやすい仕組みが整備されているのです。
さらに、プログラミングスクールに関しては、「教育訓練給付金制度」を活用すれば、最大70%の受講料を国が負担してくれます。
プログラミングスクールの懸念点とも言える受講料を抑えられるため、大手スクールでの導入が進んでいます。
このように、企業が未経験のエンジニアに求めるスキルを学びやすくなっていることは、未経験のエンジニアが増えすぎていると言われる理由のひとつです。

給料が高いから

エンジニアは、給料が高いため、新しいキャリアとして選択する方が増えています。
パーソルキャリア株式会社によるとITエンジニアの平均年収は702万円とされています。(2023年8月10日時点)
国税庁によると、日本の平均年収は458万円であり、これと比べると、ITエンジニアの年収は高いと言えるでしょう。
未経験の求人が増えており、プログラミングの学習がしやすい環境も整っていることから、高い給料を魅力に感じ、未経験からエンジニアに転職する人も多いでしょう。

未経験のエンジニアはやばい?使えないといわれる理由

「未経験のエンジニアはやばい」という声があり、未経験者に良い印象を持っていない方もいることが現実です。
そこで、未経験エンジニアが使えないといわれてしまう理由を以下に3点ご紹介します。

プログラミングのスキルが乏しい

未経験エンジニアは、プログラミングのスキルが乏しい人が多いと言われます。
たとえプログラミングスクールのカリキュラムを学習したとしても、IT企業で通用するレベルのスキルは身に付かないことが多いです。
エンジニアは、現場での実務経験を積むことでスキルが身に付くため、座学が中心のカリキュラムのインプットのみでは、アウトプットレベルが追いつかず、高いスキルを習得したとは言えません。

新しい知識をインプットしていない

新しい知識を常にインプットしていない人は、エンジニアには向いていない可能性が高いです。
IT業界は、情報の流れが早く、エンジニアは新しい情報を取り入れ続ける必要があります。
新しい技術や製品、また、ニュースにも敏感でなければなりません。

責任感が薄い

未経験者の中には、エンジニアが責任感を要する仕事だと理解していない人がいます。
どんな仕事にも責任感は必要ですが、エンジニアがミスを犯すと大きな損害につながる可能性があるのです。
例えば、インフラエンジニアの場合、システムに不具合が起こるとWebサービスが止まってしまう恐れがあります。
サービスが停止した場合、企業のビジネスに大きな影響を与えてしまう可能性があるのです。
こういったことも、経験が浅いとイメージしづらいこともあるでしょう。

未経験は現実的に難しい?未経験からエンジニアになって辞めたいと思う人の体験談

ここからは、未経験エンジニアのネガティブな体験談を3つご紹介します。

覚えること、身に付けることが多くて大変

覚えることが多く大変だと悩みを抱えている人がいます。
エンジニアの多くは、ITに関する知識をもとにシステムを構築したり、プログラミング言語を用いてシステムを開発したりします。
これらの知識を身に付けなければ、仕事をこなしていくことができません。
そのため、インプットとアウトプットを繰り返し、スキルを確実に身に付けていく必要があります。

スキル不足を感じてしんどい

現場で働いている人の中には、「スキル不足を感じてしんどい」と嘆く人がいます。
たとえエンジニアになる前にプログラミング言語やIT用語について学習していたとしても、現場で新しいシステムを開発するとなると、スキル不足を感じてしまうこともあるでしょう。
現場で経験することによってスキルアップをしていきますが、周りとのギャップに耐えられず、辞めたいと思う人も中にはいるでしょう。

残業時間と給料が見合わず闇を感じる

エンジニアとして働いていると、予期せぬトラブルが発生することもあり、原因究明や改修に時間がかかる場合があります。
また、クライアントへの納期もあるため、計画的に仕事を進めていても、トラブルが発生した場合は、残業や休日出勤をすることも多くあります。
仕事に慣れていない未経験者は作業に時間がかかるため、労働時間と給料が見合っていないと感じることが多いかもしれません。

未経験のエンジニアが増える中で転職するための方法

未経験のエンジニアが増えている中、転職活動では、他の応募者と差を付けたいものです。
ここからは、未経験エンジニアが転職するための方法を以下に3点解説します。

ITに関する資格や知識を身に付ける

未経験のエンジニアがレベルアップするには、エンジニアの仕事に活かすことができる資格や知識を習得しましょう。
特に資格取得は、客観的なスキルの証明になり、経験の少ない未経験エンジニアにとって、選考での大きなアピール材料となります。
加えて、試験勉強に本気で取り組めば、IT業界の基本知識を体系的に学ぶことができるでしょう。

業界知識を身に付ける

未経験エンジニアが正しい判断をするために、業界知識を身に付けることが大切です。
IT業界の全体像やIT企業について、また、エンジニア職種について把握していなければ、自分にマッチした求人へ応募することが難しくなります。
SNSで情報収集したり仲間を作ったりして、必要な情報を取りこぼさないことが大切です。

志望理由を明確にする

経験豊富なエンジニアにも言えることですが、特に未経験の場合は、筋の通った志望理由をはっきりと伝えることが大切です。
特に未経験のエンジニアは、アピールする実務経験が少なく、選考では志望理由について注目されることが多いです。
その中で、自己PRや志望動機に一貫性を持たせ、独自の魅力ある志望理由をしっかりと伝えることが重要です

未経験のエンジニアが後悔せずに転職する為には

未経験のエンジニアが後悔せずに転職する為には、何をすべきなのでしょうか。

仕事内容をしっかり確認する

転職活動の基本ですが、応募前に仕事内容をしっかり確認することが大切です。
「待遇が良い」「大企業で安定している」といった理由だけで求人を選ぶと、後で仕事内容が合わない可能性があります。
万が一、求人票を見て疑問点が見つかった場合、面接時に質問して確認しましょう。

未経験でも活躍できているか確認する

未経験エンジニアが活躍できる企業なのか、事前確認が必要です。
未経験が活躍していない企業は、未経験に雑務を長く任せている、研修制度が整っていない可能性があることが考えられます。
多くの求人から比較したり、口コミサイトでリサーチしたりして、より自分が納得のいく求人を見つけましょう。

まとめ

未経験のエンジニアは、最初は苦労が多いものの、現場経験を積み、高いスキルを身に付けることができれば、重宝される人材となることができます。
本記事を参考にして、未経験からエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
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