COLUMNデータベースエンジニアがやめとけと言われる理由。やりがいはあるのか?

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データベースエンジニアがやめとけと言われる理由。やりがいはあるのか?

データベースエンジニア
様々なデータを蓄積することができるようになった背景から、データベースエンジニアは需要が大きく、将来性がある職業です。
現在では、様々な企業がビジネスを効率よく広げていくために、ビッグデータを活用することに注目しています。
そのため、データベースエンジニアの仕事に魅力を感じ、目指したいと考える人も多いのではないでしょうか。
しかしながら、魅力的な点が多い一方で中には「やめとけ」という声もあります。
本記事では、データベースエンジニアになりたい方のためにメリット・デメリットや年収・将来性について解説しましょう。
データベースエンジニアに興味を持っている人は参考にしてください。

データベースエンジニアはやめとけと言われる?

データベースエンジニアになるのはやめとけと言われることがあります。
例えば、Googleの検索エンジンで調べてみても、おすすめのキーワードの一覧に「やめとけ」というキーワードが出てきます。
そのように、さまざまな記事でデータベースエンジニアをおすすめしない理由が解説されているのです。
他にもデータベースエンジニアについて調べてみると、ネガティブな内容で書かれたものを見つけることができます。
その中には、実際に働いたことのある人が、仕事の内容や待遇などに不満を抱いた経験からの意見が書かれていたりします。
ただし、実際には実体験ではなく、イメージだけで書かれている内容もあります。
インターネット上の情報は真偽が疑わしいものもあるため、事実かどうか真実をよく見極めることが大切です。

データベースエンジニアはやめとけと言われる理由

なぜデータベースエンジニアはやめとけと言われるのか理由を紹介しましょう。

職場に制限がある

データベースエンジニアとして働ける職場は限られています。
なぜなら、データベースエンジニアとしてのポジションを用意していない企業が多いためです。
企業によっては、データベース関連の仕事をインフラエンジニアが担当しているケースもあります。
そのため求人数が少なく、データベースエンジニアとして働くことができる企業が限られており、満足できる待遇で働けない可能性があるのです。

1人で業務を担うことが多い

データベースエンジニアの仕事は1人で担当することが多く、孤独を感じやすいです。
例えば、開発チームに配属される際に、データベースエンジニアは1人だけというケースは少なくありません。
多くの企業は何人もデータベースエンジニアを雇う余裕はなく、その必要性も感じていません。
そういうわけで、1人で業務を担うことに抵抗を感じている人にはデータベースエンジニアは向いていないと言えます。

コミュニケーションスキルが欠かせない

データベースエンジニアは仕事をする上で別部門のメンバーとコミュニケーションをとることが多いです。
データベースの設計や開発はプロジェクト全体に大きな影響を与えるため、開発担当者や別部門の人たちと協力しなければいけません。
そういったことから、クライアントへのヒアリングやメンバーとの情報交換、システム担当者への説明などが必要となります。
その時に専門家としてわかりやすく説明する必要があり、高いコミュニケーションスキルが要求されるのです。

責任が重い

データベースエンジニアの仕事は責任が重いです。
企業が扱うさまざまなデータを担当することになり、個人情報を扱うケースも多々あります。
そのため、担当者がデータをしっかり管理しなければ、情報漏洩が起きるリスクがあるのです。
万が一、情報漏洩が起きてしまえば会社に大きな損失を与えます。
もし個人情報が流失してしまった場合、顧客からの信頼を失うことでしょう。
そのため責任が重く、慎重に行動することが苦手な人には向いていない職種です。

作業系の業務が多い

データベースエンジニアは地味な作業を担当するケースが多いです。
基本的に裏方の仕事が多く、データベースの設計やチューニングなどを行います。
誰にも意識されない部分の開発を担当するため、やりがいを感じにくいです。
フロントエンドエンジニアのように、多くのユーザーが目にする部分を開発する仕事がやりたい人には向いていません。

就業時間外労働から激務になる可能性も

データベースエンジニアは就業時間外に労働をしなければいけないケースがあります。
なぜなら、保守運用を担当する必要があり、たとえ深夜の時間帯だったとしてもトラブル時にはすぐ対応しなければいけないからです。
もし、データベースに不具合が生じると、他の開発メンバーの仕事にも影響するため、早急に復旧しなければなりません。
そういったことから、就業時間外に労働をする可能性が高く、激務になる可能性があるのです。

計画が立てづらい

データベースエンジニアの仕事は、スケジュール通りに進まないことが多く、計画が立てづらいです。
なぜなら自身が計画通りに進めていたとしても、急にクライアントの意向が変わることにより、それに対応しなければならないためです。
そういうわけで、急な計画が立てづらく、クライアントに振り回されるのがつらいと感じる人は多いです。

データベースエンジニアを目指すメリット

データベースエンジニアになるメリットを紹介します。

規模が大きい案件に参加できる

データベースエンジニアは規模が大きな案件に携わることができます。
なぜならデータベースエンジニアは需要に対してまだまだ少なく、希少性が高いためです。
データベースの運用や保守、開発には専門家が必要となり、データベースエンジニアが各案件で必要とされています。
そういったことからデータベースの専門家として、大規模な案件に携わることができる機会が多く、大企業と仕事ができるチャンスが多いのです。
データベースを取り扱うため、責任重大ですが、その分だけやりがいを感じられるでしょう。

様々な技術に触れられる

データベースエンジニアとして仕事を進める際にはさまざまな技術を活用します。
たとえば、クラウドやビッグデータ、AIなどの知識が必要になるケースが多いです。
ネットワーク技術やセキュリティ技術などが要求される場面もよくあります。
データベースエンジニアとして仕事を進めていけば、多くの技術に触れられるのがメリットです。

ITスキルが身に付く

データベースエンジニアとして働くことでITスキルを身に付けられるのがメリットです。
データベースに関連する分野の知識や技術が要求される場面があります。
仕事を進める上で高度なITスキルを要求されることが多いため、長く働き続ければエンジニアとして高い技術力を得られるでしょう。

データベースエンジニアの年収や将来性

データベースエンジニアとしてどのくらいの年収を得られるのか、将来性はあるのか解説しましょう。

データベースエンジニアの年収

レバテックキャリアの2021年10月時点でのデータによるとデータベースエンジニアの年収は459万円~755万円でした。
仕事内容によって年収に違いがあります。
基本的に高度なスキルが要求されるデータベースエンジニアの年収水準は高いといえるでしょう。
Dodaの2021年12月時点の一般的なITエンジニアの平均年収は438万円です。
データベースエンジニアは平均的なITエンジニアよりも多くの年収を得ている人が多いといえます。

データベースエンジニアの将来性やキャリアパス

データベースエンジニアのニーズは高く、多くの案件で必要とされています。
また、専門性が高く、希少性があるため、人手不足が続いているのが現状です。
データベースの開発や保守運用はどんな時代にも必要とされるため、今後もデータベースエンジニアの需要は高いといえます。
そういうわけでデータベースエンジニアは将来性のある職種であり、引く手あまたの存在になれるでしょう。
データベースエンジニアのキャリアパスにはさまざまな選択肢があります。
たとえば、プロジェクトマネージャーやデータベースコンサルタント、データサイエンティストを目指すことが可能です。
あるいは、フリーランスとして独立することもできます。

まとめ

データベースエンジニアは責任の重さや仕事の地味さ、コミュニケーションスキルが要求される点などからやめとけと言われることがあります。
一方、データベースエンジニアにはメリットも多いです。
大規模な案件に携われる機会があり、その中で時には最先端技術に触れることもあります。
また、高度なITスキルを身につけることができることから、将来的なキャリアパスが幅広いのも特徴です。
その他にも希少性が高いため、一般的なITエンジニアよりも平均年収は高いと言われています。
こういったように魅力的な点が多いことからデータベースエンジニアは今後もますます注目される職種と言えるでしょう。
データベースエンジニアには高度な専門性が求められます。
そのため未経験からデータベースエンジニアになりたい方は、まずはデータの入力などの未経験から始めることができるIT系職種からはじめることがおすすめです。
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