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AWS認定資格のメリットとは?難易度別のおすすめ資格や勉強法も紹介

最近では、日本国内においてクラウドサービスを活用する企業は増加傾向にあります。
中でもAWSは業界最大級のシェアを誇っており、AWSに関する知識を持ったクラウドエンジニアの需要が高まっています。
  • 「AWS認定資格は取得する意味があるの?」
  • 「AWS認定資格は難しい?」
クラウドエンジニアに興味がある方にとって、上記のような点が気になる方も多いのではないでしょうか?
本記事ではそのような疑問点に役立つ内容を
・AWS認定資格を取得するメリット
・おすすめAWS認定資格
・AWS認定資格の合格に向けたロードマップ
の順番に解説します。
AWSの認定資格に興味のある人に役立つ記事となっているので、ぜひ最後までご覧ください。

AWS認定資格とは?

AWS認定資格とは、AWS(Amazon Web Services)を取り扱うための専門知識やスキルを認定する資格のことです。
AWS認定資格は「基礎レベル」「アソシエイトレベル」「プロフェッショナルレベル」「専門知識」の4段階に分かれており、2022年12月時点で12種類の資格が存在します。

AWS認定資格は意味ない?取得する4つのメリットについて解説

AWS認定資格はインフラエンジニアのキャリアに役立つ資格として取得を推奨されています。
しかし一方で「AWS認定資格は本当に必要?」「AWS認定資格は意味がないのでは?」と疑問に思う人が多いのも事実です。
本項ではAWS認定資格を取得する4つのメリットについて解説します。

AWSの知識を保有していることを証明できる

AWS認定資格を取得すれば、AWSの知識やスキルのあるエンジニアであることの証明になります。
AWS認定資格はAmazon公式の資格であり、難易度や分野ごとに資格が分かれているため自分のスキルレベルをアピールできます。
試験に合格するとAmazonからデジタルバッジを取得できるので、電子メールの署名に使用したりSNSで共有したりすることで自分の実績を周囲に認知してもらえる点もメリットです。

AWSに関する実務的な知識を学べる

AWS認定資格の試験はサービスの知識のみならず、実際にAWSで操作するコンソール画面の操作方法に関する問題も出題されるので実務的な知識が身につきます。
AWS認定資格の学習過程でAWSの取扱いに関するスキルを学ぶことが可能です。
インフラに関する基礎的な知識から、AWSに関する幅広い知識を網羅的に学べるのがメリットです。

知識をアップデートし続けられる

AWS認定資格を更新する「再認定試験」を受験すれば、AWSの知識を継続してアップデートできます。
AWS認定資格の有効期限は3年となっているので、認定を保持するためには定期的に試験を受ける必要があります。
AWSは新しいサービスの開始、仕様変更など日々アップデートされていくので、AWS認定資格を継続して受験することで最新の知識を学べるのです。

転職に有利になる

AWS認定資格を取得すると転職の際に有利になり、携われる業務の範囲が広がる可能性や年収アップも期待できます。
クラウドエンジニアの需要は年々増加しているので、AWS認定資格を保有していると知識を証明できて転職しやすくなります。
他の転職者と差別化するにはプロフェッショナルレベルのAWS認定資格を保有していると良いでしょう。
AWS認定資格の取得を推進している企業では、AWS認定資格を保有している人材を積極的に採用しているケースもあります。

【難易度別】おすすめのAWS認定資格一覧

AWS認定資格は全部で12種類存在しますが「どれを優先的に取得するべき?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
業務の合間に勉強をして資格を取得するのは労力が必要なので、優先順位をつけて受験したいと考える人も少なくないでしょう。
本項ではおすすめのAWS認定資格を難易度別に紹介しますので、受験を検討している人は参考にしてください。

初級編

基礎コースの「クラウドプラクティショナー/CLF-C01」はAWSの全体的な知識を問われるので最初に取得しておきたい資格です。
クラウドプラクティショナーはAWSだけでなくクラウドに関する基礎的な部分を学べるため、エンジニアだけでなくAWSを扱う企業の営業担当の人にもおすすめです。
事前にしっかり学習しておけば、実務経験が無い人でも合格できます。

中級編

クラウドプラクティショナーを取得した後は、アソシエイトレベルの「ソリューションアーキテクトアソシエイト/SAA-C02」や「シスオプス アドミニストレーターアソシエイト/SOA‐C02」「デベロッパーアソシエイト/DVA-C01」の合格を目指しましょう。
いずれも中級者レベルの認定資格で、より実務的な知識が必要です。
AWSの実務経験1年以上のエンジニア向けとなっていますが、実際は実務経験がなくても受験できるため、十分対策することで合格も可能です。

上級編

上級レベルのエンジニアにおすすめのAWS認定資格はプロフェッショナルレベルの「ソリューションアーキテクトプロフェッショナル/SAP-C01」「デブオプス エンジニアプロフェッショナル/DOP-C01」がおすすめです。
アソシエイトレベルに比べて出題範囲が広がるうえに難易度もアップするので、AWSにおいてさらに専門的な知識を求められます。
他の資格と同様、実務経験は無くても受験できますが、実際はAWSの実務経験が無いと合格が難しいでしょう。
公式ではAWSの実務経験が2年以上あることが望ましいとされています。

AWS認定資格の試験合格に向けたロードマップ

AWS認定資格に合格するためには計画的に学習、受験をすることが大切です。
AWSやクラウド未経験者の場合は基礎コースの「クラウドプラクティショナー/CLF-C01」からチャレンジしましょう。
ある程度実務経験のある人は、スキルアップのためにも自分の経験のある業務や現在携わっている業務より少しレベルが上の知識を求められる資格を受験するのをおすすめします。
現時点での自分のスキルチェックや、知識の範囲を広げるためのチャレンジとなります。

試験内容や費用

AWS認定資格は全国各地のテストセンター、もしくは自宅でオンラインでの受験が可能です。
オンラインで試験を受けるときは、受験する部屋や身分証明書を撮影してアップロードしたり、パソコンにWEBカメラを付ける必要があったりするので注意が必要です。
AWS認定資格の受験費用は11,000円〜となっており、難易度ごとに価格が変わります。
試験時間もレベルによって異なるので、自分の受験する資格について事前にチェックしておきましょう。

AWS認定資格の勉強方法

AWS認定資格に合格するには教材や参考書を上手く活用することが大切ですが「どんな教材を使えばいいの?」と迷ってしまうこともあるでしょう。
AWS認定資格を学習する際におすすめの勉強法を紹介します。

動画講座で基礎を学ぶ

AWSやインフラ未経験の場合はまず動画講座を活用してAWSの基礎を学びましょう。
オンラインで学習できるプラットフォーム「Udemy」はAWS認定資格に関する講座動画が豊富に揃っているのでおすすめです。
セールのタイミングであれば1,000円代で分かりやすい動画講座を購入できるのでタイミングを逃さないようチェックしておきましょう。

WEB問題集を活用する

AWS認定資格の学習にはWEB問題集を活用するのもおすすめです。
WEB問題集とは名前の通りオンラインでAWS認定資格の学習ができるサイトのことで、無料のものから有料のものまでさまざまな種類があります。
本番の試験に近い内容の問題にチャレンジでき、詳しい解説を見ることができるので、効率よく勉強したい人は活用すべきです。

BlackBelt サービスカットシリーズで学習する

AWSのBlackBeltとは、Amazonが公式に提供しているオンラインセミナーです。
AWSの最新のサービス内容を無料で詳しく学べて、AWS認定資格の学習に役立ちます。
各サービスに関して1時間ほどの動画を何度でも見ることが可能なので、すきま時間を活用して学習できるのもポイントです。

まとめ

この記事ではAWS認定資格を取得するメリットや合格までのロードマップについて詳しく紹介しました。
AWSは世界中で利用されているクラウドサービスであり、AWSの知識やスキルを保有するエンジニアの需要が高まっています。
『テクノジョブサーチ』ではAWS認定資格の取得に向けた経験を積むことが可能なヘルプデスクやシステム運用などの求人を多数掲載しており、未経験からでも応募可能です。
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