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Azure認定資格とは?種類や難易度・資格取得のロードマップも紹介

現在世界中でシステムのクラウド化が普及しており、日本においてもクラウドエンジニアの需要が増加しています。
AzureとはMicrosoft社が提供するクラウドサービスで、AWSやGoogle Cloud Platform(GCP)と並んで世界最大級のシェア率を誇っています。
  • 「Azure認定資格を取得する価値はある?」
  • 「Azure認定資格の難易度は?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そのような疑問点に役立つ内容を
・Azure認定資格一覧と難易度
・Azure認定資格を取得するメリット
・Azure認定資格合格までのロードマップ
の順番でご紹介していきます。
Azure認定資格を取得しようか検討している人に役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

Azure認定資格とは

Azure認定資格とはMicrosoft社が2010年から提供を開始したクラウドサービス「Microsoft Azure」の操作や運用のスキルを認定する資格のことです。
Microsoft社の認定資格MCP(Microsoft Certification Program)のうちの1つであり、数多くのベンダー資格の中でも人気度が高いのが特徴です。
Azure認定資格は初級、中級、上級とレベルが分かれており、種類によっては特定の資格に合格していないと受験できない資格もあります。
Azureを始めとしたクラウドサービスを導入する企業は年々増加しているため、Azure認定資格を保有したエンジニアの需要は今後も高まっていくでしょう。

Azure認定資格を取得する価値はある?3つのメリットを解説

「Azure認定資格は取得した方がいいの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
Azure認定資格は、Azureに関する業務において必須というわけではありません。
しかしAzure認定資格を取得することでMicrosoft Azureに関する知識を学べるとともに、スキルの証明となるといったメリットもあります。
本項ではAzure認定資格を取得する3つのメリットを紹介します。

自分のスキルを証明できる

Azure認定資格を取得することで自分の知識やスキルを証明できます。
例えば、AIエンジニアであれば「Azure AI Engineer Associate」を取得することで、
AzureでAIを用いたソリューションを構築したり、管理したりする力を証明することができます。
IT分野における自分のレベルを示すのは難しい部分もありますが、資格を保有していることが1つのエビデンスとなり、客観的に自分のスキルレベルを示す材料になるのです。
スキルを証明できれば人事的な評価や転職にも有利になる可能性もあり、キャリア形成に役立ちます。
Azure認定資格を取得することは、自分の知識をアピールできるというメリットになります。

Azureに関する専門的な知識を習得できる

Azure認定資格を取得すれば、Microsoft Azureに関する専門的な知識を体系的に習得できます。
資格がなくてもAzureの業務に携わることは可能ですが、Azure認定資格を取得することで自分がどれだけ理解できているのかを客観的に測定できます。
Azure認定資格はレベル別、そして領域別に分かれているため、自分の知識やスキルに合わせて受験するとステップアップにも繋がります。
Azureにはさまざまなサービスが存在するので、どの場面でどの機能やサービスを活用するべきかを判断するには経験や知識が必要です。
Azure認定資格を取得すれば専門的かつ実践的な知識を習得できるのがメリットです。

Azureを扱う業務に幅広くチャレンジできる

Azure認定資格を取得すると、Azureにおいて自分が取り扱える分野や範囲が広がるというメリットもあります。
仕事上でAzureを取り扱っている人でも、仕事で必要な部分以外のAzureの知識やスキルを習得するのは難しいこともあるでしょう。
自分の触れたことがない新しい分野に関するAzure認定資格を取得すれば「自分はAzureの〇〇の分野の知識もある」と証明できるので、自分の仕事の幅を広げられます。

zure認定資格一覧と難易度(2022年12月現在)

Azure認定資格と難易度について紹介します。
Azure認定資格は頻繁にアップデートされているため、受験を検討している人はまめに公式HPを確認しておくのがおすすめです。

初級レベル

難易度 資格名 対象者
初級レベル Azure Fundamentals(AZ-900) Azure初級者
Azure AI Fundamentals(AI-900) AIエンジニア
Azure Data Fundamentals(DP-900) データベース管理者
Security, Compliance, and Identity Fundamentals(SC-900) ビジネスユーザー
初級レベルには4つの資格が存在します。
クラウドやAzure初心者の人は初級レベルの資格からチャレンジしましょう。

中級レベル

難易度 資格名 対象者
中級レベル Azure Administrator Associate(AZ-104) 管理者
Azure Developer Associate(AZ-204) 開発者
Windows Server Hybrid Administrator Associate(AZ-800,AZ-801) 管理者
Azure Stack Hub Operator Associate(AZ-600) 管理者
Azure Virtual Desktop Specialty(AZ-140) 管理者
Azure for SAP Workloads Specialty(AZ-120) 管理者
Identity and Access Administrator Associate(SC-300) 管理者
Azure Cosmos DB Developer Specialty(DP-420) 開発者
Azure IoT Developer Specialty(AZ-220) 開発者
Azure Security Engineer Associate(AZ-500) セキュリティエンジニア
Security Operations Analyst Associate(SC-200) セキュリティ エンジニア
Azure Data Engineer Associate(DP-203) データエンジニア
Customer Data Platform Specialty(MB-260) データ エンジニア
Azure Data Scientist Associate(DP-100) データサイエンティスト
Azure Database Administrator Associate(DP-300) データベース管理者
Azure Enterprise Data Analyst Associate(DP-500) データアナリスト
Azure Network Engineer Associate(AZ-700) ネットワークエンジニア
Azure AI Engineer Associate(AI-102) AIエンジニア
Azure Support Engineer for Connectivity Specialty(AZ-720) サポート エンジニア
中級レベルになると専門分野ごとに資格が分かれるので、自分の専門領域や目指すキャリアに合わせて受験することをおすすめします。

上級レベル

難易度 資格名
上級レベル Cybersecurity Architect Expert(SC-100) 管理者
DevOps Engineer Expert(AZ-400) DevOpsエンジニア
Azure Solutions Architect Expert(AZ-305) ソリューションアーキテクト
上級レベルはAzureの各範囲においてより専門性の高い知識が問われる内容になります。
難易度が高い分、取得することでAzureに関するプロフェッショナルとみなされるでしょう。

Azure認定資格取得のロードマップ

Azure認定資格には種類が多数存在するので「どの順番で受ければ良いか分からない……」と迷っている人も多いでしょう。
クラウドやMicrosoft Azureが初めての人は「Azure Fundamentals(AZ-900)」や「Azure Data Fundamentals(DP-900)」から受験して基礎から学ぶのがおすすめです。
特に「Azure Fundamentals(AZ-900)」はクラウドやAzureに関する全体像を掴めるので、エンジニアだけでなく営業担当の人も取得しておくと良いでしょう。
Azure以外のクラウドサービスの実務経験がある人や、Azureに関する基礎知識がある人は中級レベルの資格から取得しても問題ありません。
ロードマップの例をいくつか紹介しますので、自分の目指すキャリアに合わせてチャレンジしてみてください。

例①管理者向けロードマップ

Azure管理者はまずAzure環境の実装や管理に関するベースとなる知識を問われる資格を受験しましょう。
その後セキュリティやネットワークなどより深い分野の資格に挑戦し、最終的にAzure管理者としてのプロフェッショナルといえるレベルの資格までチャレンジすることをおすすめします。
Azure Administrator Associate(AZ-104)

Azure Security Engineer Associate(AZ-500)
Azure for SAP Workloads Specialty(AZ-120)
Azure Network Engineer Associate(AZ-700)

Azure Stack Hub Operator Associate(AZ-600)
Azure Virtual Desktop Specialty(AZ-140)
Azure Support Engineer for Connectivity Specialty(AZ-720)

例②開発者向けロードマップ

Azure開発者の場合はまずAzureの開発の基礎知識となる資格から受験し、その後キャリアプランに応じてAIやIoTなどの分野にチャレンジするのがおすすめです。
最終的にはDevOpsプロセスの設計・実装といったプロフェッショナルの領域の資格に挑戦しましょう。
Azure Developer Associate(AZ-204)

Azure AI Engineer Associate(AI-102)
Azure IoT Developer Specialty(AZ-220)
Azure Cosmos DB Developer Specialty(DP-420)

DevOps Engineer Expert(AZ-400)

例③データ・AIエンジニア向けロードマップ

AIやデータを取り扱うエンジニアは、まずAIそのものやAzure上のAIについての基礎知識を求められる資格から受験し、その後データソリューションに関する分野や機械学習モデルに関する領域の資格にチャレンジしましょう。
Azure AI Fundamentals(AI-900)

Azure Database Administrator Associate(DP-300)

Azure Data Engineer Associate(DP-203)

Azure Data Scientist Associate(DP-100)

Azure認定資格の勉強方法

Azure認定資格の勉強法は書籍などの教材を活用するか、オンライン講座を活用することをおすすめします。
Microsoft社が公式で提供しているMicrosoft Learnと呼ばれる学習サービスを使えば、無料でAzure環境に触れられます。
Microsoft Learnを活用すれば、実務経験のない人でもイメージがつきやすくなるでしょう。
またUdemyなどの有料オンライン講座やセミナーなどを活用すると、よりAzureの知識を深められます。

Azure認定資格のよくある質問

Azure認定資格の受験方法は?

Azure認定資格の試験は会場、もしくは自宅でオンライン受験が可能です。
自宅で受験をする際はPCのカメラとマイクをオンにしておき、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類を事前に用意する必要があります。

Azure認定資格に有効期限はある?

初級レベル(AZ-900/AI-900/DP-900/SC-900)以外のAzure認定資格の有効期限は取得から1年間です。
6ヶ月の更新可能期間に資格を更新すればコストはかからず、再認定の試験はもともとの資格試験よりも短時間で終わりますので、失効しないように注意が必要です。

まとめ

この記事ではAzure認定資格の種類や難易度、取得するメリット、取得までのロードマップを順番に解説しました。
Azure認定資格はロール別に資格が分かれており、自分のスキルや目指すキャリアによって取得の優先度が変わるので、自分なりのロードマップを作成して受験に臨むことをおすすめします。
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