COLUMN転職理由の書き方|好印象を与える退職理由の例文5選と面接での伝え方も

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転職理由の書き方|好印象を与える退職理由の例文5選と面接での伝え方も

転職の理由ってどう伝えたらいい?
退職理由で印象を落としたくない!
といったことをお考えの人はいませんか

今回はこのような疑問に対し、
  • 転職理由で重要なポイント
  • 転職理由の書き方
  • 転職理由の例文
といった内容で、詳しく解説します。

採用担当者が見ている「転職理由」のポイント

採用担当者は、あなたの「転職理由」を通して、以下の4つの重要なポイントをチェックしています。これらを意識することで、あなたの入社意欲と将来性が伝わり、選考を有利に進めることができます。

納得感があるか

採用担当者が最も重視するのは、あなたの転職理由に「納得感」があるかどうかです。
これは、あなたが抱えている課題が、現職では解決不可能であり、かつ、その解決策が応募先企業でこそ実現できる、という明確な論理が成立しているかということです。

NG例

「給料が低い」「残業が多い」などの待遇面だけを理由に挙げるのは、あまりおすすめできません。
これだけでは、「どの会社でも不満が出るのでは?」と思われ、採用に慎重になってしまうからです。

OK例

待遇改善が目的ではなく、手段であることを明確にすることが必要です。
「現職では得られない、より高度なスキルを習得し、会社に貢献したい。その成果として正当な評価を得たい」
といった、キャリアアップや成長意欲を軸に据えた理由に、待遇面の言及を絡ませることで納得感が生まれます。

一貫性があるか

職務経歴書や面接全体を通して、転職理由と志望動機、将来の目標に一貫性があることが重要です。
以下の点を重視しましょう。
  • 「転職で叶えたいこと」と「応募先企業でできること」が一致しているか。
  • これまでのキャリアの流れ(過去)と、今回の転職(現在)、そして将来の目標(未来)が一本の線で繋がっているか。
一貫性がないと、「場当たり的な転職」「企業研究が浅い」と判断され、真剣さに疑念を持たれてしまいます。

すぐに辞めないか

採用担当者は、時間とコストをかけて採用した人材に、すぐに辞められてしまうことを最も恐れています。
転職理由に「他責(会社のせいにする)」の要素が強い場合、入社後も不満があれば同じように辞めてしまうのではないかと懸念されます。
「上司と合わなかった」「会社の体制が古い」など、環境のせいにしたり、ネガティブな感情をむき出しにしたりする表現は避けるべきです。
「この環境で自分なりに努力したが、目標達成には〇〇という環境が必要だと感じた」
「自分の力では解決できない課題だったため、新たな環境で貢献したい」
など、
主体的な努力の跡と、前向きな解決志向を伝えることが大切です。

自社で活躍できるイメージが湧くか

最も重要なのは、その転職理由が、応募先企業であなたが「いかに貢献できるか」に繋がっていることです。
不満や要望が、応募先企業の特徴(社風、事業内容、ポジション)とどのように合致し、そこであなたがどのようなスキルや経験を活かして活躍できるのかを具体的に示しましょう。

また転職理由を「過去の不満」で終わらせず、「未来への貢献」で締めくくることで、採用担当者は入社後の活躍イメージを持つことができます。

転職理由の書き方

採用担当者の心に響く、ポジティブで納得感のある転職理由を作成するためのステップは以下の通りです。

本音の退職理由を書き出す

まずは、遠慮なく紙やPCに、今の会社を辞めたい「本音」の理由をすべて書き出します。この段階では、ネガティブな感情や不満でも構いません。

  • 残業が多すぎてプライベートな時間がない。
  • 頑張っても正当な評価が給与に反映されない。
  • 新しい技術に挑戦する機会がなく、成長が止まっている。
  • トップダウンの文化で、自分のアイデアが活かせない。
ネガティブな感情を客観的な事実(残業時間、評価制度の詳細など)に変換しておくと、次のステップで論理的に整理しやすくなります。

不満が解消されたらどうなりたいかを考える

書き出した「本音の退職理由(マイナス面)」を、「転職で実現したいこと(プラス面)」に変換します。これが、あなたの転職の動機になります。
本音の退職理由(過去の不満) 転職で実現したいこと(未来の目標)
残業が多く、生産性が低い 効率的な働き方を通じて高い生産性を追求したい
正当な評価制度がない 成果に応じた評価制度のもと、さらに高い目標に挑戦したい
新しい技術への挑戦機会がない 常に最新の技術を取り入れる環境で、スキルを磨き続けたい
このプロセスにより、あなたの転職は「現状逃避」ではなく、「目標達成のための前向きなキャリアチェンジ」へと意味合いが変わります。

志望動機と絡めて未来の話にする

完成した「転職で実現したいこと」を、応募先企業でなければならない理由である「志望動機」と絡ませ、「過去・現在・未来」の流れで構成します。

1, 過去

現職で尽力したことと、その結果として、目標達成のために現職では解決できない課題が明確になったことを書きましょう。


「現職で〇年間、〇〇プロジェクトを推進し、大きな成果を上げました。しかし、より市場価値の高い〇〇スキルを身につけるには、現職の事業領域では限界があると感じました。」

2, 現在

その課題を解決し、目標を実現するために、応募先企業の「〇〇という環境/事業/ポジション」が必要であること書きます。ここが転職理由の中心になります。

「貴社が展開されている〇〇という新規事業は、私の目標とする〇〇スキルが最も活かせ、かつ成長できる環境です。」

3, 未来

応募先企業で目標を実現することで、企業にどのように貢献できるかを具体的に示しましょう。

「貴社に入社後は、これまでの経験を活かし、〇〇事業の立ち上げに貢献することで、3年後には事業を軌道に乗せることに尽力したいと考えております。」
この構成により、転職理由は「前向きで一貫性のある、入社後の活躍が期待できる理由」として伝わります。

そのまま使える!転職理由・退職理由の好印象な例文5選

ネガティブな退職理由をポジティブに変換した採用担当者に好印象を与える例文を5つご紹介します。

新しいことに挑戦したい

本音としては会社の変化が少なく、ルーティンワークに飽きてしまった、自分のアイデアが却下されがちで、新しいチャレンジができないということが考えられます。

この内容を好印象な転職理由として落とし込むと以下のようになります。

好印象な例文
「現職では、〇〇という安定した業務に携わり、基盤となるスキルを習得することができました。

しかし、キャリアを考えた時、特に市場が急速に変化する〇〇の分野で、より難易度の高い新規事業や未経験のプロジェクトに挑戦し、自らの能力を広げたいという思いが強くなりました。

貴社は、常に革新的な〇〇事業を立ち上げており、挑戦を奨励する社風であると伺っております。

これまでの経験で培った問題解決能力と、新しい知識を迅速に吸収する意欲を活かし、貴社の新規事業の成功に貢献したいと考えております。」

さらにスキルアップしたい

現職の環境では、これ以上専門性を高めるのが難しいと感じた、特定のスキルを習得する機会がないといった本音を抱えている場合、以下のような転職理由になります。


好印象な例文
「現職で〇年間、〇〇職として勤務し、一定の成果を出すことができましたが、今後はマネジメントスキルと専門性の双方をより高めていきたいと考えています。

特に貴社の『〇〇(製品名やサービス名)』は業界をリードしており、その開発体制やチーム構成から、高度な専門知識を持つプロフェッショナルな方々と共に働くことで、自己成長できると確信しております。

これまでの実務経験に加え、貴社の高度な環境で得たスキルを、将来的にチームや部署全体の生産性向上に還元していきたいと考えております。」

高い生産性で働きたい

サービス残業が多く非効率な働き方を強いられている場合、ワークライフバランスが取れないとき、ライフステージが変わった時などには以下のような転職理由を書けるでしょう。

好印象な例文
「現職では、長時間労働が常態化しており、結果として業務の生産性を高めるための改善活動に時間を割くことが難しい状況でした。

私は、限られた時間の中で最大の成果を出すことに価値を見出しており、この課題を解決したいと考えております。

貴社の〇〇(例:フレックス制度、リモートワーク推進、ITツール導入)を活用した効率的な働き方を拝見し、ここであれば自身の培ってきた時間管理能力と、ツールの積極的な活用によって、より高い集中力と生産性を維持しながら成果を出せると感じました。

効率化の視点から、貴社の働き方改革にも貢献できると確信しております。」

チームワーク重視で働きたい

個人主義で部署間の連携がなく孤立感がある、協力体制がなくすべて一人で抱え込まなければならない、人間関係に不満がある場合は以下のような転職理由を使えます。


好印象な例文
「現職では、個人の裁量が非常に大きく、独立して業務を遂行するスキルは身につきました。

一方で、大きな目標を達成するためには、部門を超えたチームでの連携の重要性を痛感しております。

貴社の『チームで目標を追いかける』という文化、特に部署間の風通しの良さを示す〇〇(具体的な事例)に強く共感しました。

私の持つ協調性と、過去の〇〇プロジェクトで培った調整能力を活かし、チーム全体のパフォーマンスを最大化し、貴社の目標達成に貢献したいと考えております。」

正当に評価されたい

成果を出しても、年功序列で給与が上がらない、評価基準が曖昧で、モチベーションが上がらない、給与や待遇に不満がある場合は以下のような転職理由を使えます。


好印象な例文
「現職では、〇〇という成果を上げることができましたが、評価制度が年功序列の側面が強く、成果と評価が結びつきにくい環境でした。

私は、金銭的な待遇そのものよりも、自身の貢献度や成長が明確に評価される環境で、さらなるモチベーションを持って高い成果を追求したいと考えております。

貴社の透明性の高い評価制度や、実力主義の文化に魅力を感じております。

貴社で明確な評価のもと、期待される以上のパフォーマンスを発揮し、事業成長に貢献することで、結果として正当な評価を得たいと考えております。」

履歴書と面接での伝え方の違い

転職理由を伝える際は、媒体ごとの特性に合わせて伝え方を調整することが不可欠です。

履歴書・職務経歴書では簡潔に

書類に転職理由を書く目的は、書類選考を通過するために、前向きな姿勢と一貫性を短時間で伝えることです。

ネガティブな表現、感情的な言葉は極力避け、事実ベースで簡潔にまとめる必要があります。詳細や背景は面接で話す前提で構いません。

面接では切り返し方を定めておく

面接で転職理由を伝えることの目的は、担当者の疑問や深掘りに対応し、熱意と論理性を伝えることです。

深掘り質問への対応準備

「現職で改善努力はしたか?」「なぜ辞める前に言わなかったのか?」といったネガティブな側面を突く質問への回答を用意しておきましょう。

回答例
「はい、〇〇については、上司に〇〇という提案をしましたが、会社の経営方針上、実現は難しいと判断しました。
その経験から、外部環境を変えることが最善だと考えました。」
と、努力と熟慮の跡を伝える。

退職理由と志望動機の接続

転職理由はあくまで背景であり、話の着地点は必ず応募先企業への貢献に持っていくことが重要です。

話の7割を退職理由、3割を志望動機にするのではなく、退職理由を短く述べた後、「だからこそ貴社で〇〇を実現したい」という未来の貢献の話に比重を置きましょう。

明るく前向きなトーン

どれだけ理由がネガティブなものでも、面接では常に明るく前向きなトーンで話すことが、採用担当者に好印象を与えます。「現職への感謝」や「卒業」というニュアンスを込めるのも有効です。

いろいろな経験を積みたいなら派遣という選択肢も

「特定のスキルに特化するより、まずは様々な業界や職種で経験を積み、自分の適性を見極めたい」という考えであれば、派遣社員という働き方も有効な選択肢です。

派遣は契約期間や業務内容が明確で、多様な職場で短期間に複数の経験を積むことが可能です。

キャリアの方向性が定まっていない段階で、柔軟に経験を積みたい方にとって、最適なキャリア形成のステップとなるでしょう。


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