COLUMN派遣の事務は未経験だと受からない?知恵袋での体験談と採用される方法

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派遣の事務は未経験だと受からない?知恵袋での体験談と採用される方法

「事務は未経験だと派遣でも受からないって本当?」
「未経験でも派遣で事務職につくにはどうしたらいい?」
このような疑問をお持ちの方はいませんか?

これらの疑問に対し
  • 未経験者が「受からない」よくある3つの理由
  • 知恵袋でみる派遣事務の体験談
  • 未経験から事務職に受かるための対策
の順に解説していきます。

事務職の派遣は未経験だと受からないって本当?

「派遣の事務職に応募しても、全然受からない…」「未経験だとやっぱり無理なのかな?」
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
実際、ネット上でも「派遣すら受からない」「事務職は難しい」といった声が目立ちます。

結論から言えば、未経験でも受かる人はいますが、簡単ではありません。

事務職が人気すぎる理由

事務職は「体力的にきつくなさそう」「安定して働けそう」「デスクワークがいい」といった理由から、非常に人気の高い職種です。
特に派遣求人では「土日休み」「残業少なめ」「未経験OK」といった条件が並ぶことも多く、主婦層や異業種からの転職希望者からも多くの応募が集まります。

経験者が優遇されやすい背景

人気のある職種ということは、それだけ競争率も高いということになります。
派遣会社や派遣先企業としては、できるだけ「即戦力」になる人材を選びたいと考えるため、やはり経験者が有利になりがちです。

例えば、「過去に営業事務をしていた」「前職でExcelをよく使っていた」といった経験がある人は、同じ業務でもスムーズに対応できると期待され、選考に通りやすくなります。

未経験者が「受からない」よくある3つの理由

スキルが不足している

未経験者の場合、基本的なPCスキルやビジネスマナーが十分に備わっていないと判断されると、それだけで不利になります。
特にExcelの関数やWordの文書作成、メール対応などが苦手だと、「研修に時間がかかりそう」と思われてしまうこともあるからです。

志望動機が曖昧で熱意が伝わらない

「とりあえず事務職が良さそうだから」「なんとなく楽そうだから」という理由では、派遣会社や企業側に熱意が伝わりません。
なぜ事務職に就きたいのか、どんな経験を活かせるのかを自分の言葉でしっかり伝えることが重要です。

派遣会社とのコミュニケーション不足

エントリー後に派遣会社からの連絡にすぐ対応できていない、希望条件ばかりを主張してしまうと、「紹介しづらい人」と判断される可能性があります。
派遣はマッチングが命なので、派遣会社との信頼関係を築けるかどうかも、採用に大きく影響します。

未経験でも受かる人の違い

未経験でも採用される人は何が違うのでしょうか?実は、スキルよりも「考え方」や「行動」がカギになることが多いのです。

スキルではなく「姿勢」が評価されることもある

派遣先によっては、「スキルより人柄」「真面目に取り組んでくれるかどうか」を重視する職場もあります。
未経験でも「素直に学ぼうとする姿勢」や「人とのやり取りを大切にする姿勢」が見られると、それが評価につながることもあります。

小さな実務経験をアピールしている

「事務経験がない」と言っても、飲食店での伝票処理や売上集計、学生時代のレポート作成など、実は事務的スキルにつながる経験は身近にあるものです。
未経験だからといって真っ白にせず、少しでも関係しそうな業務を具体的にアピールすると、印象が変わります。

事務職にこだわりすぎない柔軟さがある

最初から「一般事務一択!」と狭めすぎると、応募できる求人が限られます。
まずは「営業事務」や「受付事務」「コールセンターでの事務処理」など、事務要素を含んだ職種から経験を積み、そこからステップアップしていくのも賢いやり方です。

派遣事務はやめとけと言われる理由

「派遣事務はやめとけ」とネットや知人から言われ、不安になった経験はありませんか?
一見、働きやすそうに見える派遣事務ですが、実際には「やめておいたほうがいい」と言われる理由がいくつかあります。ここでは、その代表的な4つの理由を解説します

正社員登用のチャンスが少ない

まず多くの人が懸念するのが、「正社員になれる見込みが少ない」という点です。
派遣社員はあくまで「一時的な労働力」として雇われるケースが多く、長期的なキャリア形成にはつながりにくいのが実情だからです。
もちろん、紹介予定派遣や契約社員から正社員へ登用されるケースもありますが、それはあくまで例外であり、多くの派遣事務は契約満了後に終了となります。

時給が安く昇給も少ない

派遣の事務は、他の職種に比べて時給がやや低めに設定されていることが多いです。
また、同じ職場で長く働いても基本的には「昇給なし」「ボーナスなし」といった条件に近いです。
フルタイムで働いても手取りが少なく、生活が厳しいと感じる人も少なくありません。

また、地域や業界によっては最低賃金ギリギリということもあります。
「将来的に収入を増やしたい」「自立した生活を送りたい」と考えている方には、物足りなさを感じやすい働き方です。

スキルアップが難しい

派遣事務の仕事は、ルーティン業務が中心になることが多く、新しい業務にチャレンジできる機会が少ない傾向にあります。
「指示されたことをミスなくこなす」ことが求められる一方で、自主的に新しい業務に取り組む余地は少なく、業務の幅が広がりにくいのが実情です。

その結果、いざ正社員や他の職種に転職しようとした時に、「この数年で得たスキルは何か?」と問われて困ってしまうこともあります。

雇用が不安定

最大のリスクはやはり、雇用が非常に不安定であることです。
派遣契約は通常、3ヶ月〜6ヶ月ごとの更新制です。派遣先の業績悪化や人員調整によって、突然契約終了となることもあります。

また、次の派遣先がすぐに見つかる保証もなく、「空白期間」ができてしまう不安は常につきまといます。
正社員に比べて「働き続けられる安心感」が少ないため、将来への不安が拭えないという声が多く寄せられています。

知恵袋でみる派遣事務の体験談

派遣で事務職に就いたけど雑用ばかり

こちらの質問では、派遣社員として事務職に就いたけれど雑用ばかリを任されているという実情を吐露しています。
ベストアンサーに選ばれている回答では、未経験者にはむしろラッキーとの見方も示されています。
派遣に応募するときは、「部署を選ぶとよい」と現実的なアドバイスも見受けられました。

事務職の派遣から正社員になりたい

こちらでは、派遣での事務職経験を活かして正社員になれるかどうかを質問されています。
ベストアンサーに選ばれている回答では、事務職の人気の高さに触れ、10社20社不採用もあり得ると厳しい現実を示しています。

未経験から事務職に受かるための対策

悩みを抱えている方に向けて、採用の可能性を高めるためにできる具体的な対策をご紹介します。未経験でもしっかり準備をすれば、チャンスは十分にあります。

派遣会社に複数登録する

まずは、複数の派遣会社に登録することが重要です。
派遣会社によって、取り扱っている求人の業界やエリア、職種の傾向はさまざまです。1社だけでは自分に合った案件に出会いにくいこともあります。

また、営業担当者との相性もあるため、「この人ならしっかりサポートしてくれそう」と思える担当者に出会うまで、2〜3社は登録しておくのが理想です。
派遣会社によっては、事務職向けの無料研修やスキルチェックがある場合もあるので、積極的に活用しましょう。

パソコンスキルを身につける

事務職では、基本的なPCスキル(Excel、Word、メール対応など)は必須です。
特にExcelでは、表の作成、簡単な関数(SUM、IF、VLOOKUPなど)が使えるだけでもアピールになります。

未経験の場合、「スキルがないから無理」とあきらめるのではなく、独学や無料のオンライン講座で習得する努力が大切です。
履歴書や面談時に「どのように学んだか」「今どのくらいのスキルがあるか」を具体的に説明できると、熱意も伝わります。

職歴の見せ方を工夫する

未経験であっても、これまでの職歴の中に活かせる経験は必ずあります。
たとえば、販売や接客経験がある場合は、「電話応対に抵抗がない」「丁寧な対応ができる」といった強みになります。
アルバイトであっても、「Excelを使って在庫管理をしていた」「書類作成を任されていた」などのエピソードは、立派なアピール材料です。

職歴欄や職務経歴書では、ただ業務内容を並べるのではなく、「事務職にも活かせるスキル」として意識的に表現することがポイントです。

まとめ

今回は派遣の事務職について解説しました。
未経験者だから派遣事務職に応募しても受からないと不安な人も、工夫次第で派遣の事務職に就くことは可能です。
よりよい条件の会社に転職を考えているという方は、ぜひテクノジョブサーチをご活用ください。
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