COLUMN未経験から事務職はきつい?パソコンができなくても採用されるための工夫も

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未経験から事務職はきつい?パソコンができなくても採用されるための工夫も

「未経験から事務職を目指せる?」
「パソコンができないと事務職はきつい?」
といった疑問をお持ちの方はいませんか。

今回はそのような疑問に対し
  • 未経験から事務職で採用される人の特徴
  • 未経験からの事務職がきついと言われる理由
  • 未経験から事務職を目指すには
といった内容で解説していきます。

未経験から事務職で採用される人の特徴

事務職は「未経験でも応募可能」とされている求人が多く見られる一方で、実際にはなかなか採用されないと感じている人も少なくありません。
では、同じ未経験でも採用される人にはどのような特徴があるのでしょうか?

自己PRを工夫している

未経験からの応募では、職歴に直接的なアピール材料が少ないため、自己PRの工夫が採用のカギになります。

採用される人は、自分の強みを具体的に伝えることができています。

たとえば、「接客業で培った丁寧な対応力」や「アルバイトでの在庫管理経験」など、過去の経験を事務職に活かせる形で表現しています。

単に「事務職に興味があります」ではなく、「この経験を活かして、事務職としてこう貢献したい」と言えるかどうかが差になります。

コミュニケーション能力がある

事務職は、社内外の人とやりとりを行う機会が意外と多い職種です。

電話応対や来客対応、部署間の調整など、円滑な業務遂行にはコミュニケーション力が欠かせません。

未経験で採用される人は、話し方やメール文面などにおいて丁寧さや誠実さを感じさせる対応ができる人が多いです。

「この人なら安心して任せられる」と思わせられる人柄が、選考においてプラスに働きます。

「なぜ事務職をやりたいのか」がはっきりしている

志望動機が明確であることも、採用される人の大きな特徴です。

事務職を目指す理由が「なんとなく」「楽そうだから」といった曖昧なものだと、企業は不安を感じます。

一方、採用される人は「チームのサポート役として、業務を円滑に進めることにやりがいを感じる」など、事務職ならではの魅力を自分なりの言葉で語れています。

基本的なパソコンスキルがある

事務職においては、最低限のパソコンスキルが求められます。

特にExcelやWordの基本操作(表の作成、四則計算、ビジネス文書の作成など)は、多くの職場で必須です。

未経験でも採用される人は、事前にスキルを習得していたり、独学で勉強を続けているなど、努力の跡が見られます。

実務レベルに達していなくても、「学ぶ姿勢」があることが伝われば、ポテンシャルを評価されるケースもあります。

未経験からの事務職がきついと言われる理由

なぜ未経験からの事務職はきついと言われるのでしょうか?
ここでは、その主な理由を5つ紹介します。

人気職種で倍率が高い

事務職は「座ってできる」「体力的に楽そう」といったイメージから、特に女性を中心に人気の高い職種です。

そのため、未経験可の求人には多くの応募が殺到し、倍率が高くなる傾向があります。

結果として、「書類で落ちる」「なかなか面接に進めない」ということが続くと、精神的にもきつく感じてしまいます。

即戦力を求める企業が多い

求人票に「未経験可」と書かれていても、実際の現場では即戦力を求めているケースも少なくありません。

特に中小企業では、教育体制が整っておらず「一から教える時間がない」といった理由で、少しでも経験やスキルのある人が優先されがちです。

これにより、未経験者は選考の段階で不利になりやすく、苦戦する要因となっています。

仕事の幅が広くマルチタスクを求められる

事務職の仕事は、単に書類を作成するだけではありません。

電話応対、メールのやりとり、ファイリング、備品管理、部署間の調整など、業務の幅が広く、さまざまな業務を並行してこなす必要があります。

未経験者にとっては、こうしたマルチタスクに慣れるまでが大きな負担になり、「頭がパンクしそう」と感じることもあります。

パソコン操作に慣れていないとつらい

事務職ではパソコン作業が基本となるため、ExcelやWordの操作に不慣れだと業務がスムーズに進まず、周囲についていけないと感じることがあります。

特に未経験者にとっては、入力や関数操作に苦戦してストレスを感じやすいのが現実です。

単調な作業に飽きやすい

一見忙しそうに見える事務職ですが、業務内容によっては毎日似たような作業の繰り返しになることもあります。

たとえば、データ入力や請求書の作成など、ルーチンワークが中心になると、「やりがいが感じられない」「時間が経つのが遅い」と感じてしまうこともあるでしょう。

飽きっぽい性格の人や、変化のある仕事が好きな人にとっては、地味で退屈に感じられるかもしれません。

未経験から事務職で採用されるための工夫

ここでは、未経験から事務職を目指すために押さえておきたい準備やポイントを詳しく解説します。

未経験OKの求人を探す

実務経験がなくても応募できる「未経験OK」「研修あり」などの求人を探すのも重要です。

求人サイトでは、検索条件を「未経験可」「事務職」「研修制度あり」などで絞り込みましょう。

中には「実際は経験者を優遇している」ケースもあるため、応募先の企業についてよく調べたり、口コミサイトや企業ホームページの情報もチェックしたりして、応募の優先度を決めるとよいでしょう。

「人柄重視」の企業を狙う

事務職といっても、業務内容や求められるスキルは企業によって大きく異なります。

たとえば、来客対応や電話応対がメインの受付事務、庶務が中心の総務事務などでは、パソコン操作よりもコミュニケーション能力や気配りが重視される傾向があります。

求人検索では「未経験歓迎」「研修あり」「事務アシスタント」などのキーワードで探すと、スキルよりも人柄や姿勢を重視する企業に出会いやすくなります。

自己PRや志望動機を工夫する

未経験者にとって最大の勝負ポイントは「自己PR」と「志望動機」です。

過去のアルバイトや前職の経験をもとに、事務職に活かせるスキルを具体的にアピールしましょう。

たとえば「飲食店のホールで丁寧な接客をしていた経験は、電話応対や来客対応でも活かせると思っています」など、事務職との共通点を見つけて伝えると効果的です。

また、志望動機では「なぜ事務職を選んだのか」「この会社に応募した理由」を具体的に伝えると、熱意が伝わりやすくなります。

職種にこだわりすぎず「事務っぽい仕事」から入る

たとえば、営業事務のアシスタントや受付事務、庶務、総務補助など、“事務的な作業が含まれる別職種”に目を向けてみるのもひとつの方法です。

こうした職種は「社内調整」や「書類の確認」など、事務業務の一部に関わるチャンスがあり、徐々に経験を積みながらスキルアップできます。

最初から完全な「一般事務」や「経理事務」を狙うより、間口が広がります。

基本的なパソコンスキルを身につける

事務職では、日常的にパソコンを使った業務が発生します。未経験から事務職を目指す場合は、まず基本的なスキルを身につけることが大切です。

無料の学習サイトや書籍を活用すれば、独学である程度のスキルは習得できます。

WordやExcelの操作を身につける

Wordでは文書作成、Excelでは表の作成や簡単な関数(SUM、AVERAGEなど)を使えるようになっておくと実務で役立ちます。

独学でも無料の動画教材やアプリで学習が可能です。

チャットツールを使えるようになる

最近では、メールだけでなくSlackやTeamsなどのチャットツールを使う企業が増えています。

基本の操作方法や敬語表現、スタンプのマナーなど、ビジネスにおける「使い方の感覚」に慣れておくとスムーズです。

簡単なショートカットキーを覚える

「コピー(Ctrl+C)」「貼り付け(Ctrl+V)」「保存(Ctrl+S)」などのショートカットキーは作業効率を上げる基本操作です。

また、ファイル名の付け方や保存先のルールを覚えておくと、職場でも戸惑わずに対応できます。

まとめ

今回は未経験からの事務職について解説しました。

未経験から事務職を目指すには、ただ「やりたい」と思うだけでなく、きちんと準備し、自分なりにスキルや知識を積み上げていくことが不可欠です。

地道な努力が実を結び、未経験からでも事務職としてのキャリアを築いていくことは十分に可能です。

小さな一歩を積み重ね、確実にチャンスを掴みましょう。
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