COLUMNプログラマーの将来性はある?AIの影響や20年後になくなる仕事とは

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プログラマーの将来性はある?AIの影響や20年後になくなる仕事とは

プログラマー
  • 「AIの進歩でプログラマーの仕事はなくなる?」
  • 「今後もプログラマーに需要や将来性はある?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
・プログラマーに将来性はない?
・プログラマーは将来なくなると言われる理由
・将来性が高いプログラマーとは?
の順番に解説していきます。
転職してプログラマーを目指す人には役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

プログラマーは飽和している?現在の需要について

2023年現在、プログラマーの需要は十分あると言えるでしょう。
その理由は、プログラマーを含めたIT人材の不足です。
経済産業省の調査によると、2015年時点でIT人材の不足が確認されています。
IT人材は2019年をピークに減少が進み、2030年には約41万〜79万人ものIT人材が不足すると予測されています。
ITサービスの実現にはプログラマーは欠かせない存在です。
これからもIT人材の不足が続いていく中、プログラマーの需要は予測より増えることがあっても、減ることは考えにくいでしょう。

プログラマーに将来性はない?

近年、AIやプログラミングの自動化技術が進歩しています。
このまま、AIとプログラミングの自動化技術が進歩すると、プログラマーの将来性は危ういのでは?
と危惧する声がありますが、プログラマーの仕事を奪うほど、プログラミングの自動化技術は進んでないので、現時点で心配はありません。
この先もプログラマーはシステム開発や保守に欠かせない仕事ですが、今後はより一層新しい技術を使いこなせるプログラマーに需要が集中していくため、プログラマーとして生存していくためには、新しい技術への柔軟性が求められることに注意が必要です。

プログラマーは将来なくなると言われる理由

慢性的な人材不足が続くIT業界にも関わらず、プログラマーが将来なくなると言われる理由はなぜでしょうか。
主な理由を3つ紹介します。

AI・ChatGPTの台頭

プログラマーの将来性を危惧する要因の1つがAI・ChatGPTの台頭です。
AIはさまざまな業界で作業の自動化・業務効率の改善などに活用されています。
一定の条件下で行われる業務はAIに移行しつつあります。
また、ChatGPTなどのツールはさまざまなプログラミング言語でプログラミングやコーディングが可能で、どちらもプログラマーのサポートをすることも可能ですが、仕事を奪う存在とも考えられます。
しかし、AI・ChatGPTどちらの学習プログラムにもプログラマーが必要なため、プログラマーの作業が軽減されても、完全に仕事を奪われることはないと考えられます。

オフショア開発の加速

オフショア開発とは、プログラミング業務を人件費が安い海外や地方の企業に発注することです。
海外や地方の企業に外注すれば、人件費の安さから開発コストの削減につながるので、オフショア開発を行う企業は増加傾向にあります。
海外や地方の企業はたとえ人件費などのコストが安くても、高いクオリティの仕事を行う企業は珍しくないので、プログラミング業務だけでなく、プロジェクト開発全てを外注する可能性もあります。
そのような企業との差別化を図るために今後は、新機能や現行のシステムの改善案などを提案できるスキルが求められるといえるでしょう。

自動プログラミングの普及

自動プログラミングの普及もプログラマーの将来性を不安にさせる要因です。
プログラミングに必要な専門知識がなくても、情報を入力してツールを使用することで自動的にプログラミングが可能で、商用レベルに達している製品もあります。
そのレベルまで到達していると、プログラマーの需要も近い将来になくなるように感じますが、自動プログラミングは柔軟性に乏しく、自動化できるプログラミングは範囲に制約があります。
これらを解決できる高度なプログラミングを自動化するには莫大なコストがかかるため、プログラマーの需要と将来性は今後も続くと予想されています。

20年後も需要が高いプログラマーになるには?

20年後も需要が高いプログラマーになるには、4つのポイントが考えられます。
ただし、こちらで紹介する知識・スキルは現在、予想されている内容なので、20年後の需要は変化する可能性があります。

最新の知識やスキルをインプットする

現在は、AI・IoTに精通したプログラマーが求められていますが、今後、新たな技術の開発やトレンドが変わった時には、それらの知識・スキルをインプットする必要があります。
プログラミング言語のトレンドは年々、変わります。
得意なプログラミング言語の知識・スキルを高めることも良いことですが、需要がなければ仕事につながりません。
その時のトレンドや最新技術について、アンテナを張り、知識とスキルのインプットを繰り返すことで、需要が高いプログラマーへの第一歩を踏み出すことができます。

AIを扱う知識・スキルを付ける

今後も継続して需要が高いプログラマーになるにはAIの知識・スキルは重要です。
AI技術は今後も進歩していくと考えられます。
つまり、AIに関する知識・スキルを身に付けることで需要が高いプログラマーになることにつながります。
どんなにAI技術が進歩しても、AIの開発・運用・保守を行うプログラマーの存在は不可欠です。
AIを扱う技術・スキルを身に付けるには学習時間の確保と学習コストがかかりますが、これからもAI技術が進歩・普及していくことを考えれば、無駄にはならず、むしろ、将来への投資になるはずです。

AIに代替されないスキルを付ける

AIが進歩しても代替されないスキルを身に付けることも重要です。
例えば、クライアントがITに関する知識に乏しく、抽象的な表現でしか求めているシステムを説明できない場合、内容を精査して要件定義することはAIにはできません。
AI技術の進歩で将来的には、要件定義や複雑なプログラミングも可能になるかもしれませんが、その時でも、AIにはできないタスクがあるはずです。
AIの進歩に合わせて、人にしかできないタスクを検討し、必要なスキルを身に付けましょう。

マネジメント業務を経験する

マネジメントの経験を積むことで需要が高いプログラマーになることができます。
マネジメント業務はAIの代替が難しい、人間だからこそできる業務です。
マネジメント業務には論理的思考力やコミュニケーションスキル、交渉力、問題解決力、柔軟な対応力などが必要で、これらは経験を積むことで身に付けることができます。
営業職や管理職など、他の職種からプログラマーに転職した人はコミュニケーションスキルや交渉力などがある程度、身に付いているはずです。
前職での経験をプログラマーの業務に活かしてみましょう。

将来性が高いプログラマーとは?

ここでは、将来性が高いと言われるプログラマーの種類と仕事内容、将来性が高いと言われる理由について紹介します。

【AI系】プログラマー

AIの進歩は著しく、医療業界や自動車業界など、さまざまな業界でAIは活用されています。
AIはプログラミングも行うことができるので、プログラマーの仕事が奪われると言われることもありますが、AIを進歩・普及していくにはAIの開発を行う側のプログラマーが必要になります。
AI技術の進歩についていくには、プログラマーも常に最新の知識・スキルを身に付ける必要がありますが、さまざまな業界で活躍できるので将来性が高いと言えます。
AIプログラマーについては下記で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

【Web系】プログラマー

Web系プログラマーはクライアントサイド、サーバーサイド、両方の開発に必要な知識・スキルと、HTMLやCSS、JavaScript、Pythonなど、複数のプログラミング言語の知識・スキルがあるので、さまざまな分野で活躍でき、将来性が高い職種の1つです。
しかし、自動プログラミングの進歩や、開発ツールの登場で、今までのように専門的なスキルがなくても開発可能な時代が来る可能性があります。
従来通りに仕様書に従って、プログラミングを行うだけでは需要が減る可能性があるので、これまでの経験や知識・スキルを活かした提案力を身に付ける必要があるかもしれません。

【アプリケーション】プログラマー

アプリケーションプログラマーも将来性が高い職種です。
アプリケーションプログラマーはWebアプリやスマホアプリ、業務用アプリなどの新規開発、既存アプリのアップデート、リリース後の運用保守などを行います。
スマートフォン、タブレットが普及したこともあり、多くの企業がアプリケーション開発に注力しています。
アプリの内容によって、JavaやC言語、Rudy、PHPなど必要なプログラミング言語が異なり、求められる知識・スキルも変わります。
必要な知識・スキルを身に付けるのは大変ですが、アプリの需要は増加しているため、アプリケーションプログラマーは将来性が期待できる職種と言えます。

まとめ

IT人材不足は今後も予測されているので、プログラマーの需要が減ることは考えにくいでしょう。
しかし、求められる人材となれるかは自分次第です。
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