COLUMNプログラマーはきつい?やめとけと言われる実態と向いている人の特徴

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プログラマーはきつい?やめとけと言われる実態と向いている人の特徴

「プログラマーの仕事はきついのではないか?」
「未経験でもプログラマーになれるのか?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
  • プログラマーの仕事は本当にきついのか?
  • プログラマーの仕事がきついと言われている理由
  • プログラマーを目指すメリット
の順番に解説していきます。

プログラマーの離職率は80%と言われることもあり、IT業界の平均年齢が低い理由の1つとされています。
この離職率の高さは、仕事のきつさに起因しているのでしょうか?
プログラマーに興味はあるものの、業務内容や仕事への適性に不安を抱えている人はぜひチェックしてみてください。

プログラマーの仕事の実態とは

仕事内容

プログラマーは、システムやアプリケーションを作るためにプログラムコードを書く職業です。
指示書(仕様書)に基づき、動作するソフトウェアを設計・実装していきます。
具体的な業務内容は
  • プログラム設計(基本設計・詳細設計)→ システムやアプリの仕様に基づき、どのような処理を行うか設計する
  • コーディング(プログラム実装)→ 設計書に従ってプログラミング言語でソースコードを書く
  • テスト(単体テスト・結合テストなど)→ 作成したプログラムが正しく動くかどうかを検証・バグを修正する
  • 仕様変更への対応→ クライアントや社内の要望により、仕様や機能を追加・修正する
  • 保守・運用→ リリース後のシステムを安定して動かすためのトラブル対応やアップデート対応
  • ドキュメント作成→ 設計書やマニュアルなど、他のエンジニアやクライアントが理解しやすい資料を作成する
  • チーム内でのミーティングや情報共有→ 作業状況の報告や課題の共有、技術的な相談などを行う
などです。

現代社会では、あらゆる業界でIT化が進んでおり、プログラマーの活躍の場は年々広がっています。

特徴

在宅でもできる

リモートワーク可能な案件も多く、実際に在宅でプログラマーとして働く人も増えています。
家庭や子育てと両立しながら、フリーランスや副業で活動する女性エンジニアも珍しくありません。
柔軟な働き方を重視する人にとっては、非常に魅力的なキャリアパスです。

成果主義で評価される

プログラマーの特徴として、「成果主義で評価される」点が挙げられます。

年齢や性別に関係なく、コードの質や納期遵守、バグの少なさなどの「結果」で評価されるため、スキルを磨けば誰でもキャリアアップを目指せます。

年収

プログラマーの平均年収はおよそ450万円〜600万円ほどと言われています。

ただし、実力主義のため、経験年数や扱える言語、携わるプロジェクトの規模によって差が大きく、ハイレベルなエンジニアになると年収1000万円超えも十分可能です。
一方で、経験の浅い新人プログラマーは、最初は比較的低めの年収スタートとなることもあるため、キャリア形成に向けた努力は欠かせません。

プログラマーの仕事がきついと言われている理由5選

プログラマーがきついと言われる理由を、以下に詳しく解説します。
  • 急な要望変更に応えなくてはいけないから
  • 深夜、早朝のトラブルシューティングに対応する事もあるから
  • 言語を習得する必要があるから
  • 高い集中力が求められるから
  • モチベーションを保つことが大変だから
それぞれ1つずつ確認していきましょう。

急な要望変更に応えなくてはいけないから

プログラマーの仕事では、顧客の要望によって仕様や納期が変更になることが頻繁にあります。
また、内容によっては最初から作り直さないといけないこともあり、業務的な負担だけではなく、精神的なストレスを受ける可能性があります。
自分のペースを崩されるとストレスを感じる人は、仕事がきついと感じるかもしれません。
しかし、要望や希望に沿ったサービスを提供していくことで、お客様から厚い信頼を得ることができ、大型案件を依頼してくれるなどの長期的な利益に繋がることもあるでしょう。

深夜、早朝のトラブルシューティングに対応する事もあるから

納品したプログラムに不具合やトラブルが発生した場合、プログラマーは深夜、早朝問わず対応が求められることがあります。
システムは24時間稼働しているものもあるため、深夜などにも対応する場合があるのです。
急な対応以外にも、定期的な夜勤が必要な場合があるため、生活リズムを崩しやすいということも、プログラマーがきついと言われる理由です。
深夜・早朝に勤務する場合、特別手当がつくことが多いため、その分給料が上がるというメリットもあります。

言語を習得する必要があるから

プログラミングの技術は日々進歩しています。
このため、今までと同じ技術では通用しなくなる場合があり、学び直しが必要となります。
プログラマーとして仕事をしていくためには、新しい言語を習得し、常に学び続けることが必要です。
そういったことから学び続けることが苦手な人にとっては、きついと感じる仕事と言えるかもしれません。
しかし、基本的には現場が変わらなければ一個の言語だけで十分通用するケースも多いです。

高い集中力が求められる

プログラマーがきついと言われる理由の一つに、「高い集中力が求められる」ことが挙げられます。
プログラミング作業は、複雑なコードを書き、エラーを見つける細かい作業の連続です。
一瞬の気の緩みがバグや致命的なエラーに繋がるため、常に集中を切らさない努力が必要です。
また、長時間にわたる高い集中力が求められるため、精神的な疲労が溜まり、肉体的な負担にも繋がることが少なくありません。

モチベーションを保つことが大変だから

プログラマーの仕事は、コーディングの単純な作業が続いたり、テストを毎日しなくてはならなかったりするケースがあります。
このような環境が合わなかったりする場合は、モチベーションを保ちにくくなります。
自分の目標が明確にあるかどうか、仕事内容に興味を持つことができるかどうかなどを考えましょう。

プログラマーに向いている人の特徴

次に、プログラマーに向いている人の特徴を5点紹介します。
この特徴を持っている人は、プログラマーの仕事を楽しみながら、活躍できる可能性があるでしょう。

知的好奇心が強い

知的好奇心が強い人は、プログラマーに向いていると言われます。
なぜなら、興味を持って新しい知識を学ぶことができるからです。
IT業界では技術の進歩が早く、それに伴い技術のトレンドも移り変わっていきます。
このため、プログラマーとしてある程度経験を重ねた後も、自ら技術トレンドを学び続けることで成長することができるでしょう。

自己解決力がある

エラーが発生した場合には、エラーの原因を特定し、素早く対処する必要があります。
多くの場合、そのエラーの解決方法は自分で探さなければいけません。
また、調べても分からない場合には、上司やメンバーとコミュニケーションを取りながら、解決策を見つける必要があります。
このように、解決に向けて自分で積極的に行動する力がプログラマーには求められます。

論理的思考力が高い

プログラマーにとって論理的に考えることは非常に重要です。
例えば、新しい機能を実装するためにはどのような準備が必要なのか、エラーが発生した場合には原因をどのように特定するのか、どうすれば改善に導けるのかなど、さまざまな場面で論理的思考が必要です。
このため「論理的思考力」に自信がある人は、プログラマーに向いていると言えます。

高い集中力を維持できる

コーディングをする際、プログラマーはもくもくと作業を進める場面が多くあります。
このため、プログラマーの仕事には高い集中力が必要です。
一人で集中のスイッチを押せる人がプログラマーに向いていると言えるでしょう。

コミュニケーション能力がある

プログラマーにはコミュニケーション能力が重要です。
なぜなら、システムを開発するためには他のメンバーと協力することが必要不可欠だからです。
プログラマーといえば、黙々とパソコンに向かって作業している姿を思い描く人も多いかも知れませんが、実際にはプロジェクトの一部分を担当しており、プロジェクトを成功させるためには、プロジェクトリーダーの指示を理解し、メンバーと連携したりすることが必要です。
このため、コミュニケーション能力が重要です。

未経験からプログラマーを目指す方法

最後に、未経験からプログラマーを目指す方法を紹介します。
未経験からどのようにしてプログラマーになれるか気になっている人は、ぜひチェックしてみてください。

プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールは、効率よく学習を進められることが特徴です。
インターネットでの受講もしくは通学での受講を選択できることが多く、自由度が高いことがメリットです。
また、モチベーションを保つためのカウンセリングや転職活動のサポートといった学習面以外でのサポートも充実しています。
ただし、受講するためには数十万円かかることが一般的なため、ある程度費用がかかることがデメリットと言えるでしょう。

資格を取得する

資格を取得することで、勉強した意欲やスキルを転職先へのPRに活用することができます。
未経験者の場合はプログラマーとしての実績や経験がないので、スキルを示す手段として資格取得は有効と言えます。
プログラミング未経験者におすすめの資格として、ITパスポートや基本情報技術者試験などが挙げられます。
以下の記事では、これからプログラマーになりたい人におすすめの資格を紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

研修制度のある企業へ「未経験プログラマー」として転職する

研修が充実した企業へ未経験のプログラマーとして転職すると、プログラミングの基礎研修を社内で受けることができます。
また、エンジニア以外のIT系職種で経験を積みながら、プログラミング言語を学ぶこともおすすめです。

まとめ

この記事では、なぜプログラマーがきついと言われているのかという理由から、実際にプログラマーに向いている人の特徴や未経験からプログラマーになる方法について解説しました。
プログラマーの仕事はきついと言われることもありますが、適性がある人なら、楽しみながら仕事ができ、活躍することができるでしょう。
未経験からプログラマーを目指すなら、充実した研修制度がある『テクノジョブサーチ』を活用した転職がおすすめです。
プログラマーだけではなく、各種IT系職種の求人も豊富に取り扱っています。また、お仕事紹介もしっかりサポートいたします。
未経験からプログラマーを目指す人は、ぜひ一度『テクノジョブサーチ』までお問い合わせください。

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