COLUMNIT業界に転職する際の志望動機の書き方を徹底解説!例文も紹介

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IT業界に転職する際の志望動機の書き方を徹底解説!例文も紹介

IT業界 転職 志望動機
「IT業界向けの志望動機の書き方は?」
「どのようなポイントに注意すべき?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
  • IT業界の5つの職種
  • IT業界の企業が応募者に期待すること
  • IT業界の志望動機を書くポイント
  • IT業界の志望動機を書く際の注意点
  • IT業界の志望動機の例文
の順番に解説していきます。
IT業界で転職を考えている人には役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

IT業界で代表的な職種

IT業界と一口に言っても、仕事内容は幅広く、多様な職種があります。志望動機を書く際には、自分が希望する職種を理解し、その特徴や求められるスキルを把握しておくことが大切です。
ここでは、IT業界で代表的な5つの職種について解説します。

システムエンジニア

システムエンジニアは、顧客の要望をもとにシステムの設計や開発を行う職種です。

単にプログラムを書くのではなく、「どのようなシステムを作るべきか」を考え、要件定義や設計といった上流工程に携わります。

プロジェクトを進める上で、顧客との打ち合わせやチーム内の調整も重要な役割です。

そのため、技術力だけでなく、コミュニケーション力や課題解決力も求められます。

IT業界の中でも花形とされる職種であり、将来的にはプロジェクトマネージャーなどのキャリアに進む人も多いのが特徴です。

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアが設計した仕様をもとにプログラムを作成する職種です。

JavaやPython、C言語などさまざまなプログラミング言語を駆使して、実際に動作するソフトウェアやアプリケーションを構築します。

プログラマーは「手を動かして形にする」仕事であり、論理的思考力やコツコツと作業に取り組む集中力が必要です。

未経験からでも独学やスクールで学びやすい職種であり、キャリアの入口として人気があります。

経験を積めばシステムエンジニアやリードプログラマーへキャリアアップすることも可能です。

IT営業

IT営業は、顧客に対してシステムやソリューションを提案し、契約につなげる職種です。

一般的な営業職と異なる点は、IT業界特有の専門知識が求められることです。

顧客の課題を理解し、自社のシステムやサービスでどのように解決できるのかを分かりやすく説明するスキルが必要です。

そのため、コミュニケーション力に加え、常に最新のITトレンドをキャッチアップする姿勢も欠かせません。

文系出身者でも挑戦しやすく、成果に応じて評価されやすい職種です。

ヘルプデスク

ヘルプデスクは、システムやソフトウェアを利用するユーザーからの問い合わせに対応する仕事です。

パソコンやネットワークのトラブルシューティング、ソフトの操作方法の案内など、サポート業務が中心です。

直接プログラムを書くわけではありませんが、ITに関する基本的な知識や説明力が求められます。

未経験者でも比較的チャレンジしやすい職種であり、IT業界への入り口として選ばれるケースも多いです。

経験を積めば、システム運用やエンジニア職へのキャリアチェンジも可能です。

IT事務

IT事務は、エンジニアや営業をサポートするバックオフィス的な役割を担います。

資料作成やデータ入力、システムの進捗管理など、業務内容は多岐にわたります。

一般事務との違いは、IT関連の専門知識を少しずつ学びながら働ける点です。

WordやExcel、PowerPointなどのPCスキルは必須であり、ITパスポートなどの資格があると有利です。

未経験や文系出身者でも入りやすい職種のため、「まずは業界に関わりたい」という方に向いています。

文系でも大丈夫?IT業界の企業が応募者に期待すること

IT業界と聞くと「理系のほうが就職は有利なのでは?」というイメージを持つ人もいますが、文系でも就職することは十分可能です。
IT企業が応募者に期待していることを意識すれば、文系出身者など未経験の方でも就職できる可能性を高めることができます。

業界をしっかり理解していること

ひとくちにIT業界といっても、さまざまな分野があります。
それぞれの分野ごとの特色や、業界内の企業についてしっかりと理解することが大切です。

業界について理解していないと、どうしてIT業界が良いのか説得力のある説明をすることができません。

最新技術を学ぶ姿勢があること

IT業界は、トレンドのテクノロジーを取り入れながら大きく成長している業界であるため、企業側は、最新技術を学ぶ姿勢があるかをチェックします。

特に未経験の場合は、入社後に活躍するまでに、研修や資格取得などを通してスキルアップを目指す必要があります。

スキルアップするための学習意欲が低いと、活躍が期待できないため、ポテンシャルが低いと見なされてしまうのです。

コミュニケーション能力が長けていること

企業は応募者に対して、コミュニケーション能力を求めます。

IT系の職種の中には、クライアントとミーティングしたり、メンバーと協力したりする必要がある職種がほとんどです。

そのため、コミュニケーション能力が高いほうが企業としても安心して仕事を任せられるのです。

IT業界の志望動機を書くポイント

IT業界の志望動機を書く際はどのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか?

求められるスキルを盛り込む

IT業界の志望動機を書く際は、求められるスキルを盛り込むことが大切です。

多くの場合、求人情報には「求める人材」や「応募条件」が掲載されています。

こういった情報を参考にしながら、求められるスキルを兼ね備えていることをアピールすることで、企業に効果的にアピールできるのです。

前職での実績をアピールする

IT業界、もしくは他の業界だとしても、前職でどのような力を身につけたかを伝えることをおすすめします。

IT企業と一言で言っても、さまざまな職種があります。

例えば、オンライン診療のITサービスを提供している企業に転職するのであれば、「前職で医療メーカーに関わっていたため、医療観点の知識を活かすことができる」などです。

前職の実績を活かせるアピールができれば、転職で有利になる可能性が高いです。

将来どうなりたいか明確にする

将来どうなりたいか、理想のキャリアプランを明確にすると良いでしょう。

キャリアプランが明確になっていれば、企業はミスマッチがないかを基準に選考を進められます。

「5年後には〜」「〜のプロジェクトに参加して」など、具体的な情報を入れるとよりわかりやすいです。

IT業界の志望動機を書く際の注意点

IT業界の志望動機を書く際に注意すべき点もいくつかあります。

IT業界以外でも使えるような志望動機になっていないか

自分の書いた文章を読み直して、IT業界以外でも使えるよう志望動機になっていないかを確認してください。

どうしてIT業界が良いのかが伝わらないと、企業は応募者がIT業界について理解していない可能性があると思ってしまいます。

経験を積みたいなど自分主体の書き方になっていないか

次に注意すべきポイントは、自分主体の書き方になっていないかという点です。

会社は、応募者に持っているスキルを発揮してもらい、貢献してもらうことを求めています。

自分の経験を積みたい、スキルを身に付けたいなどの志望動機は、やる気を感じられる一方、自分本位の志望動機に見えてしまうため、企業からすると、あまり良い印象は持たれないでしょう。

そのIT企業で活躍できる根拠が書かれているか

応募先の企業でどのように活躍できるかが内容に含まれているかをチェックしてください。

例えば、「前職の営業職で培ったコミュニケーションスキルを活かして、〜のプロジェクトに挑戦したい」といった内容があれば、企業にどのように貢献できるかを具体的に伝えることができます。

【職種別】IT業界の志望動機の例文

IT業界を目指すうえで、志望動機は「なぜその職種を選んだのか」を明確にすることが大切です。
ここでは、代表的な職種ごとに志望動機の例文をご紹介します。例文はあくまで参考なので、自分の経験や強みと照らし合わせてアレンジしてみましょう。

システムエンジニア

「私は、人々の生活やビジネスを支えるシステムを構築する仕事に大きな魅力を感じ、システムエンジニアを志望いたしました。

大学時代にはゼミで情報処理を学び、簡単なアプリケーションを作成する経験を通して、要件を整理し形にしていく過程にやりがいを感じました。

貴社は幅広い業種のシステム開発に携わっており、社会的なインパクトのあるプロジェクトに関われる点に惹かれています。

将来的には、顧客の課題を的確に理解し、最適なシステムを設計できるエンジニアを目指して努力していきたいと考えております。

プログラマー

「私は、自分の手でプログラムを組み、目に見える形で成果を生み出せる点に魅力を感じ、プログラマー職を志望しております。

独学でPythonやJavaを学び、簡単なWebアプリやデータ処理プログラムを作成する中で、論理的に考えながら課題を解決する楽しさを実感しました。

貴社の研修制度や教育体制に魅力を感じており、現場でスキルを磨きながら成長していきたいと考えております。

将来的にはシステムエンジニアとして上流工程にも携わり、幅広い分野で活躍できる人材を目指します。」

IT営業

「私は、ITの知識を活かしながらお客様の課題解決に貢献できる点に魅力を感じ、IT営業を志望いたしました。

前職では法人営業を担当し、顧客の課題を丁寧にヒアリングして提案につなげる経験を積みました。

その中で、ITソリューションが業務効率化や売上拡大に大きく寄与することを知り、この分野で専門性を高めたいと考えるようになりました。

貴社は業界内でも豊富なソリューションを提供しており、幅広い顧客ニーズに応えられる点に強く魅力を感じています。

今までの営業経験を土台に、IT分野の知識をさらに習得し、お客様に最適な提案ができる営業を目指したいと考えております。」

ヘルプデスク

「私は、ユーザーに寄り添い、IT環境を安心して利用できるようサポートするヘルプデスク業務に魅力を感じ志望いたしました。

前職では社内でPCの初期設定やトラブル対応を担当し、『ありがとう、助かった』と言っていただけたことが大きなやりがいとなりました。

貴社のヘルプデスク業務は幅広いシステムやソフトに対応しており、ユーザー目線で丁寧なサポートを提供できる点に強く惹かれています。

今後は基本情報技術者試験などの資格取得にも取り組み、より専門的な知識を持ったサポートスタッフとして貢献していきたいと考えています。

IT事務

「私は、事務としての正確な業務遂行に加えて、ITに関する知識を身につけながら成長できる点に魅力を感じ、IT事務を志望いたしました。

これまで一般事務として書類作成やデータ入力を担当してきましたが、IT関連の業務に関わる中で、自分のスキルをさらに広げたいと考えるようになりました。

貴社は社内システムの運用や開発部門のサポートなど幅広い業務を経験できる点に惹かれております。

PCスキルや事務経験を活かしながら、ITパスポートなどの資格取得を目指し、将来的にはシステムサポートなどにも携われる人材になりたいと考えています。

まとめ

今回の記事では、IT業界の5つの職種、IT業界の企業が応募者に期待すること、IT業界の志望動機を書くポイント、注意点、志望動機の例文を紹介しました。
一言でIT業界と言っても、ソフトウェアやハードウェア、情報処理サービスなど、さまざまな業種があります。
それぞれの職種ごとの特色を理解して、説得力のある志望動機を完成させると良いでしょう。
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