COLUMNICT支援員は大変?大変だと感じたこともふまえ仕事内容について解説

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ICT支援員は大変?大変だと感じたこともふまえ仕事内容について解説

ict支援員
「ICT支援員は大変な仕事」と知って、気になり調べる方もいるのではないでしょうか。
たしかに、実際の現場から挙がった意見を確認すると、ICT支援員としての業務は大変だったという声があります。
ただ、別の視点からみると「将来性を感じた」「やりがいがある」といった意見があることも事実です。
そこで本記事では、ICT支援員の概要から大変だった仕事内容まで紹介します。
将来性・やりがいに目を向けて、働く意欲を再確認する参考にしてください。

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ICT支援員とは?

ICT支援員とは、教育現場でIT機器のサポートやソフトウェア、アプリの操作をレクチャーする「外部の人材」のことです。
支援する対象は先生だけでなく、生徒も含まれていて、教育領域から外れる専門外の仕事をサポートする役割があります。
また、デジタル教材の作成に携わることもあり、就職先によって業務範囲が異なります。
なお、ICT支援員になるにはICTに関する技術や知識は必要ですが、年齢制限はなく、認定試験への合格なども必要ありません。

ICT支援員になって大変だと感じたこと

ICT支援員になって大変だと感じたことに関して、代表的な意見は以下の通りです。
  • 学校のスケジュールに左右される
  • 教員との人間関係が辛い
  • 低学年の子供に教えないといけない
  • たくさんの子供たちと接しないといけない
  • 派遣元にクレームがくる

学校のスケジュールに左右される

ICT支援員の活動は、学校のカレンダー、始業/終業時間に合わせる必要があります。
場合によっては「もっと働きたいのに働けない」「開始時間が遅いため終業時間も後ろ倒しになる」等のケースが起こりうるでしょう。
さらに、学校が長期休暇中は出勤できない場合もあります。
このように、出勤の調整が大変と感じることもあるようです。

教員との人間関係が辛い

教員との人間関係が辛く感じる場合もあります。
ICT支援員の役割として、生徒だけでなく先生にも活用方法を教える場面が多いでしょう。
しかしながら、ごく一部ですが、人から何か教えられることをよく思わない人もいて、そういう人との関係構築に苦戦する場面もあるようです。
相手のニーズや理解度をくみ取り、適切な内容を伝えられる教え方が必要になる点も、多くのICT支援員が大変に感じる内容です。

低学年の子供に教えないといけない

低学年の子供にIT機器の利用方法を伝える場合、「どのような言葉で伝えればよいのか」と大変に感じる可能性があります。
場合によっては、漢字やパソコンに関する前提知識も持たないため、指導方法を考えなければいけません。
ICT支援員に、教員と同じようなスキルも求められる点に大変さを感じる人もいます。

たくさんの子供たちと接しないといけない

ICT支援員として働くときに、新たな関係を次々に構築しなければいけない場合もあります。
自治体によっては一人で複数校のICT支援員を受け持つケースもある上に、学校という特性上、入学や卒業といったタイミングで、入れ替わりがあるためです。
これまで通用していた伝え方が、世代が変わったときに通用しないというケースも出てくるでしょう。
たくさんの子供たちと接しなければいけない点に、大変さを感じる場合があります。

派遣元にクレームがくる

あくまでサポート係として働くICT支援員は、派遣元に対して教育現場からクレームが入ることもあります。
直接改善内容を伝えられず、派遣元から連絡がくることにストレスを感じてしまうでしょう。
支援員として、教員よりも下の立場として働いてほしいといったクレームもあるようです。
派遣元でも対応できない内容の場合、ICT支援員として働くことが大変に思えるかもしれません。

ICT支援員に将来性はある?

令和元年度より進められている「GIGAスクール構想」により、全国の教育機関に1人1台のデバイスを活用した教育のIT化が進む中、ICT支援員の需要は高まっていると言えます。
ここからは、ICT支援員の将来性を以下の内容で解説します。
  • ICT支援員の年収は?
  • 初心者でもICT支援員は目指せる?

ICT支援員の年収は?

ICT支援員の年収は、平均で約300〜350万円です。
派遣社員として働くときの参考にする場合、ICT支援員の時給は弊社保有の求人情報を見ると時給1,500円〜1,700円程度です。
例えば、「神奈川県横浜市|高校でのタブレット学習・授業サポート」の求人では時給1,600円に加えて交通費全額支給となっています。
また、「千葉県流山市|学校の先生向けPCインストラクター」の求人でも時給1,500円に加えて交通費全額支給という条件です。
他にも、「東京都内|PCインストラクター」では、時給1,700円に交通費全額支給というケースも見受けられます。
未経験でもチャレンジ可能な求人も多数あり、そういった求人でも時給1,500円程度からスタートできます。
自治体や学校が直接雇用する場合や、自治体や学校が委託する業者において就業する場合が一般的で、雇用形態は正社員から契約社員、派遣社員、アルバイト・パートなど様々です。

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初心者でもICT支援員は目指せる?

ICT支援員は、初心者からでも十分に目指せる職業です。
初心者からICT支援員を目指すときは、以下のスキルを意識して身に付けましょう。
またスキル以外にも資格を取得しておくと業務に活かすことができます。
ICT支援員の資格については下記で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
  • 先生や子供に対応するコミュニケーション能力
  • PCと周辺機器の接続から操作までの操作
  • Web会議システムの操作
  • Officeソフトの基礎知識

ICT支援員のやりがいとは?

ICT支援員のよく言われるやりがいは、以下の2つです。
  • 子供たちの成長を感じる
  • 自身のスキルを活かした貢献ができる

子供たちの成長を感じる

ICT支援員として働くと、子供たちの成長を間近で感じられます。
子供と触れ合う機会が多いため、教え始めよりも成長したという実感を大きく感じられるはずです。
また、子供たちから感謝の気持ちを伝えられる場面も、あるかもしれません。
子供の早い成長を目の当たりにしながら働けることは、やりがいにつながりやすくなります。

自身のスキルを活かした貢献ができる

ICT支援員は、スキルを活かして社会貢献できる職業です。
子供たちは、今後の日本社会を担う存在です。地域だけでなく、国の更なるIT化に向けて働けるICT支援員はやりがいを感じられるでしょう。
また、事務作業でICTのスキルを身に付けた人は、その知識を直接人に還元できる点からよりやりがいを強く感じられるはずです。

まとめ

ICT支援員として働くと、大変に感じられるシーンについて解説しました。
実際の業務には確かに大変な面もありますが、実はとてもやりがいのある魅力的な仕事です。
日々、先生方や生徒たちと接しながら、ICTを通じて教育の質の向上に貢献できることは、この仕事ならではの醍醐味でしょう。
また、ICT支援員として働くことで、自身のICTスキルを存分に発揮し、磨いていくことができます。
さらに、ICT教育はこれからますます重要性が高まっていく分野です。
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