COLUMNインフラエンジニアに向いている人の11の特徴とは?

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インフラエンジニアに向いている人の11の特徴とは?

インフラエンジニア
・インフラエンジニアに向いている人と向いていない人の特徴は?
・インフラエンジニアに未経験から転職できる?
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
  • インフラエンジニアに向いている人の特徴
  • インフラエンジニアに向いていない人の特徴
  • インフラエンジニアがやめとけと言われる理由とやりがいについて
  • 未経験からの転職について
の順番に解説していきます。
インフラエンジニアへの転職を検討している人に役立つ記事になっています。
なお、インフラエンジニアの仕事内容について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

インフラエンジニアに向いている人の11の特徴は?

インフラエンジニアとして向いている人の特徴を11個紹介します。

システムの裏側が気になる人

どのようにしてアプリケーションが稼働し、データがやり取りされるのか、その基盤となる技術が気になる人に向いています。
サーバー、ネットワーク、ストレージといった要素がどの様に組み合わさり、全体として機能するかを理解しようとする好奇心が旺盛な人はモチベーションが維持しやすいと言えるでしょう。

縁の下で支える存在になりたい人

インフラエンジニアは、システムの安定稼働には欠かせない重要な役割を担います。
日々の運用管理やトラブルシューティングを通じて、組織全体の基盤を支えているのです。
ユーザーが快適にサービスを利用できるよう、見えないところで支え、問題を未然に防ぐことにやりがいを感じる人が、向いていると言えるでしょう。

学習意欲や知的好奇心が旺盛

インフラエンジニアは、最新の技術動向に常に触れ、それを自身の知識として取り入れることが求められます。
知的好奇心が旺盛な人は、新しいことを学ぶ意欲も高いです。
例えば、新しいシステムの仕組みを理解したいと思ったら、実際に仮想環境を構築してみたり、必要な知識を得るために参考書を読んだりすることで、自主的にスキルアップを図ります。
IT業界は常に変化しており、この変化に対応するために、学習を続ける人が向いていると言えるでしょう。

単調な作業が苦にならない人

インフラエンジニアは、マニュアルに沿ったPCの設定やアップデート、手順書通りの確認作業など、単調な作業が多いです。
このため、単調な作業が苦にならない、その中でも自分で小さな目標を決めて業務を進めていける人には向いているでしょう。

細部まで気を使える人

ITインフラは小さなミスで正しく動作しないことがあり、場合によってはシステムダウンといった大きな障害につながることもあります。
トラブルを最小限に抑えて作業を実施するには、一つ一つの手順にミスがないか確認し、些細なことでも検証する作業姿勢が大切です。
このため、細部まで手を抜かずに仕事ができる人が質の高いインフラエンジニアとして活躍できるでしょう。

コミュニケーション能力が高い人

インフラエンジニアは、さまざまなところでコミュニケーションが必要です。
例えば、設計書の作成後には、その内容を顧客にわかりやすく説明する必要があります。
また、システムの構築時にはチーム内や他の関連部署との綿密な連携が求められるでしょう。
さらに、運用保守段階では、問題や障害が発生した際に各部署や顧客へ迅速かつ正確に情報を伝えることが必要です。
このように、プロジェクトの進行やシステムの安定稼働を支える上で、コミュニケーション能力が求められます。

協調性がある人

インフラエンジニアは、チームで対応するため協調性が求められます。
特に、運用保守の場合は、障害対応はチームで行うことがほとんどです。
原因の究明から顧客への連絡、その他の必要部署との連携に至るまで、メンバー間で情報を共有し、協力して作業を進めることが求められます。
他のメンバーと円滑に協働し、共通の目標に向かって努力できる協調性のある人は、インフラエンジニアとして特に適していると言えるでしょう。

問題解決能力が高い人

システム構築後のテストで想定外の動作が発生することや、運用中に障害が起こることは避けられません。
これらの問題が生じた際、原因を迅速に特定し、適切な対策を講じることが求められます。
どこに問題があるのかを正確に把握し、設計書の検証や障害の根本原因を突き止める能力は、インフラエンジニアとして成功するために不可欠と言えるでしょう。

夜間でも出勤することが苦にならない人

インフラエンジニアの仕事は、システムが24時間365日安定して稼働することを保証するため、夜間や休日も含めた監視業務や緊急時の対応が必要になる場合があります。
また、システムのメンテナンスやアップデートは、ユーザーの活動が最も少ない深夜帯に行われることが一般的です。
このような夜間業務に対して柔軟に対応できる人、夜間業務の必要性を理解し、それを受け入れることができる人は、インフラエンジニアに向いていると言えるでしょう。

機械が好きな人

インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク機器に触れることも多く、さらに、同じサーバーであってもメーカーや型番によって操作が異なるため、覚えることが多いです。
自作パソコンを組み立てる、PCのカスタマイズを行うなど、機械を触るのが好きな人には向いていると言えるでしょう。

ツールを用いて作業を効率化できる人

大規模なプロジェクトでは、数百台にも及ぶサーバーの管理が必要になることがあります。
このような環境では、一つ一つ手作業で管理を行うことは、現実的ではないため、作業の効率化が求められます。
ツールを自ら作成したり、既存のツールを上手に活用したりして、作業時間を大幅に短縮できる能力を持つ人は、インフラエンジニアとして非常に価値があると言えるでしょう。

インフラエンジニアに向いていない人

続いて、インフラエンジニアに向いていない人の特徴を3つ紹介します。

地道な作業が苦手な人

インフラエンジニアの仕事は、開発系のエンジニアよりもユーザーから直接見える成果が出にくく、地道な作業が中心となることが多いです。
サーバーやPCの設定確認、システムの定期的な監視やトラブルシューティングなど、反復的なルーティン作業を忍耐強くこなす必要があります。
このため、地道な作業やルーティンワークに苦手意識を持つ方には、インフラエンジニアとしての仕事が難しく感じられるかもしれません。

機械いじりが嫌いな人

インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク機器など、物理的な機器に関わる作業が頻繁にあります。
具体的には、ハードウェアの設定変更や、メモリやCPUなどの部品の交換作業などです。
全てのインフラエンジニアが直接ハードウェアに触れるわけではありませんが、システムの構成や基本的な仕組みを理解する上で、これらの知識は必要不可欠です。
そのため、機械をいじることに抵抗がある人は、インフラエンジニアとしての仕事に向いていない可能性があると言えるでしょう。

物事を大まかに進める癖がある人

細かな設定ミスが大きな障害を引き起こす可能性があるため、「大体で良い」という考え方では、システムの安全性や信頼性を確保することができません。
自己の作業スタイルが大雑把であることを自覚している場合、インフラエンジニアとしての仕事には注意が必要です。
細かい作業や精度を求められる業務に適応するためには、その傾向を改め、丁寧な作業を心がけることが求められるでしょう。
下記の記事では、インフラエンジニアになって後悔したことをまとめています。
インフラエンジニアになって後悔しないためにも、事前に確認しておきましょう。

インフラエンジニアはやめとけ?やりがいはある?

続いて、インフラエンジニアがやめとけ・きついと言われる理由とやりがい・魅力について解説します。

やめとけ・きついと言われる理由

ITインフラの業界では、システムの安定稼働が最優先とされるため、24時間365日の対応が必要とされます。
このため、土日や祝日にも働くことが求められる職場もあり、定期的な休日を確保しにくいという点が辛いと感じる原因の一つです。
さらに、障害が発生した場合には休日でも夜間でも緊急で対応しなければならないことがあり、これが不規則な生活につながります。
もちろん勤める企業によりますが、場合によってはこのような働き方になってしまうリスクがあるのです。

やりがいや魅力

インフラエンジニアは構築から運用保守を一貫して行うことが多いため、一つのクライアントと長期間にわたって関わることが多く、クライアントの業務を理解することで信頼関係を築くことができます。
この深いかかわりの中で、インフラエンジニアが果たす役割は、クライアントのビジネスの基盤を支えるという、極めて根幹をなす重要なものです。
クライアントの事業運営において欠かせないインフラを構築し、運用保守をすることで、事業の持続的な成長と発展を支援するということは、大きな満足感につながります。
さらに、インフラエンジニアは大規模なプロジェクトに携わる機会が多く、さまざまな技術や知識を身につけることが可能です。
これらの経験は、自身の市場価値を高め、キャリアアップや転職市場での競争力を強化することができるでしょう。
下記では、インフラエンジニアの仕事がきついといわれる理由やその対処法、魅力などについて詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

未経験からインフラエンジニアに転職するために役に立つスキルは?

未経験からインフラエンジニアへの転職を考えているなら、ネットワークやサーバーの基礎知識を予め身に付けておくことがおすすめです。
仕事内容をイメージできるようにITパスポートなどの資格を取得するなど、事前に勉強をしていきましょう。
事前に勉強をしておけば、実際に仕事を始めた際、知識の吸収を早めることができます。
下記では、未経験からインフラエンジニアに転職するための方法を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

インフラエンジニアは、システムの安定稼働を支え、根幹を担う大切な仕事であり、「縁の下の力持ち」と言えるでしょう。
このため、縁の下で支える存在になりたい人や、細部まで気を使える人、学習意欲や知的好奇心が旺盛な人などが向いています。
今後、インフラエンジニアとして活躍したい、さらにキャリアを積んでいきたいと考えている人は、テクノジョブサーチを活用してみてください。
IT業界の未経験者には、今後のキャリアプランニングをサポート、経験者の人にはスキルを活かしてWワークで収入を高めるなど、多様な働き方をサポートします。
IT業界への転職を検討している人、さらに力をつけて活躍していきたいと考えている人はテクノジョブサーチを検討してみてください。

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