COLUMNネットワークエンジニアの副業が稼げる理由。年収も合わせて解説

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ネットワークエンジニアの副業が稼げる理由。年収も合わせて解説

副業
ネットワークエンジニアとして副業を始めることでどれくらい稼ぐことができるのか気になるネットワークエンジニアやその他のエンジニアも多いのではないでしょうか。
「ネットワークエンジニアとして副業をすることで稼ぐことはできるのか?」
「ネットワークエンジニアとして副業をすることでどういったスキルが身につくのか?」
こういった疑問点に対して下記のような役立つ情報を解説していきます。
  • ネットワークエンジニアとして副業をすることで得られる収入とスキル
  • ネットワークエンジニアとしての副業を探す方法
ネットワークエンジニアとしての副業に興味を持っている人には役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

ネットワークエンジニアの副業はスキルと収入を上げることができる

ネットワークエンジニアは副業を始めることでスキルの向上に加え、収入を上げることできます。
下記にて詳しく解説します。

ネットワークエンジニアの副業とは?

ネットワークエンジニアとして行う副業は、ネットワークの設定や運用、サーバーの保守、監視など多岐に渡り、人材不足により多くの企業が求人を出しています。
ネットワークエンジニアを本業で行っている場合は、実務経験をそのまま生かすことができますが、現場によっては同じ種類の業務でも必要とされるスキルや知識は変わります。
またその他のエンジニアの場合は、エンジニアとして本業で得た経験を活かしながら、ネットワークエンジニアとしてのスキルを早期にキャッチアップする必要があります。

在宅ワークも可能なのか?

PCなど仕事をするために必要な環境があれば、オフィスでなくとも対応できる業務が数多くあります。
ただし、完全に在宅ワークで働けるのか、定期的にオフィスへの出勤を求められるのかは案件によって異なります。
そのため、副業案件に応募する際には、事前に在宅勤務が可能かを確認することが必要です。
完全在宅の場合は、遠方の企業に募集することができるなどのメリットもあります。

土日や祝日のみでも可能なのか?

結論から述べると、ネットワークエンジニアの副業は土日・祝日のみの対応でも可能です。
平日は会社員として本業に従事し、土日・祝日にフリーランスとして副業に取り組んでいる人も少なくありません。
ネットワークの運用や管理は24時間体制で行われることがほとんどです。そのため、土日・祝日でもネットワークエンジニアには需要があります。
土日・祝日(もしくは夜間)に対応できるエンジニアを中心に募集している案件も多いので、ぜひチェックしてみてください。

インフラエンジニア自体が稼げないという声もある

ネットワークエンジニアは、インフラエンジニアの一種となります。
その大枠であるインフラエンジニアは一般的には他のエンジニア系の職種と比較すると年収が低いイメージがあります。
しかし、実際にはインフラエンジニアで年収が高い方は数多くいます。
年収が高いインフラエンジニアは経験が深く、高度なスキルや知識を有している傾向にあり、好条件の案件で採用される可能性が高くなります。
一方で経験が浅い場合は、条件が低くなる傾向にあるため、なかなか稼ぎにくいという声もあります。
初めて副業案件に取り組む場合は、自身が求める条件に満たない仕事でしか採用されない場合があります。
しかし、少しずつ経験を積み重ね、知識やスキルを磨いていくことで、将来的には高単価の案件にも採用され、高収入を得ることができます。

ネットワークエンジニアが副業でスキルや収入をアップができる理由

では、なぜネットワークエンジニアが副業を行うとスキルや収入を上げることができるのかについて理由を解説します。

本業とは別で実務経験を積めるため

副業をすれば本業とは別で実務経験を積むことができます。
そのため、本業では扱ったことのなかった技術や知識に触れる機会があり、スキルアップに繋げることができるのです。
普段の実務に加え副業でネットワークの設計と構築をしたり、保守や運用を行ったりすることで、短期間でネットワークエンジニアとして実務経験を積むことができます。
このように将来のキャリアアップのためにスキルを上げ、実績を積みたい場合は、副業は効率の良い方法といえます。

スキルに比例し本業の収入が上がる可能性があるため

副業で知識やスキルを身につけ、経験値を上げることで専門性を高めることができます。
その結果、社内で昇進したり、好条件の会社へ転職したりすることで本業の収入を上げることができる可能性が高くなります。
ネットワークエンジニアの平均年収や収入については下記で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ネットワークエンジニアの副業で得られる収入とスキル

ネットワークエンジニアが副業するとどのくらいの収入やどのようなスキルを得られるのか解説します。

副業で得られる収入・案件単価

ネットワークエンジニアの副業で得られる収入は、勤務形態や企業、扱うプログラミング言語などによって大きく異なります。
派遣の仕事の場合、案件によっては時給3,000円程度と高い給料を見込むことができます(時給の設定幅が大きいケースもあるため注意しましょう)。
フリーランスとして企業案件を受注する場合、報酬相場は1ヶ月あたり30万〜70万円程度が目安です。
中には90万〜100万円程度の高単価案件もありますが、このような案件を獲得できるケースは、高度なスキルや豊富な実績を得ているエンジニアに限られます。
高単価案件を目指したい方は、スキルを磨いて実績を残すことが大切です。

副業で得られるスキル

副業としてネットワークエンジニアの仕事を行い得られるスキルを紹介します。

ネットワークの構築や運用に関するスキル

ネットワークエンジニアの副業をすれば、ネットワークの構築や運用に関するスキルを身につけられます。
ネットワークエンジニアの案件の中には、ネットワークの設定や運用に関する仕事が多く、経験する機会が多いためです。
ネットワークの構築に携わることで身につくスキルとしては、コンピューターやサーバーをネットワーク機器に接続することで、データを正しく受け渡しができるようネットワーク全体を構築する力です。
また、運用に関して身につくスキルはネットワークにエラーが起こった際に正しく対処する力が挙げられます。

サーバーの構築・保守・監視に関するスキル

案件の中にはサーバーの構築、保守、運用に関するものが数多くあり、
これらのスキルを高めることができます。
例えば、サーバーを構築するためにはLinuxのようなOSを操作する技術が必要なため、OSを操作し、サーバーを構築する技術を身につけることができます。
また保守や監視においては、サーバーにエラーが起こった際に正しく対処する力を身につけることができます。

ネットワーク機器の設定や運用に関するスキル

副業でネットワーク機器の設定や運用に関するスキルを高められます。
ネットワーク機器の設定や運用には、パソコンやサーバーなどの知識も必要です。
環境が変われば、扱うパソコンやサーバーの種類が変わり、必要とされる知識やスキルも変わります。
副業を経験することで、さまざまなタイプのパソコンやサーバーに対応できるようになるのです。

ネットワークエンジニアが副業を探す方法

ネットワークエンジニアが副業を探すための方法を紹介します。

まずは必要とされているスキルを把握する

ネットワークエンジニアの副業案件に応募するためには、まずは企業から必要とされているスキルを明確にしましょう。
具体的な例としては下記が挙げられます。
  • ネットワークインフラの要件定義
  • 基本設計
  • 詳細設計
  • 構築
  • ベンダーコントロール
上記の仕事に関係するスキルや経験を持っている場合は、アピールポイントになります。
本業での実務経験などそれぞれのスキルの裏付けを説明できることも重要です。
自分の有するスキルを求めている案件に応募すれば、採用される可能性が高くなります。

WebサイトやSNSを活用する

ネットワークエンジニアの副業案件はWebサイトやSNSで探すこともおすすめです。
具体的な探し方をご紹介します。

クラウドソーシングで探す

クラウドソーシングとは、案件を探しているエンジニアと人材を募集する企業を仲介してくれるサービスです。
クラウドソーシングができるサイトでは、さまざまな案件が募集されています。
案件に応募し採用されれば、サイト上のやり取りだけで副業を始められます。
ただし、高単価の案件には応募が殺到するため、高いスキルや実績が必要です。
また、報酬の数10パーセントが手数料として差し引かれることが多いため事前に下調べしておきましょう。

X(旧Twitter)で探す

X(旧Twitter)などSNS上で企業にアピールして案件を獲得できるケースがあります。
案件獲得に向けて自身で案件を募集している企業に向け営業活動を行い、案件を獲得する方法です。
クラウドソーシングサイトのように手数料を差し引かれない点がメリットとなります。
ただし、自身ですべてのやり取りをすることから案件獲得までに労力がかかります。
また、営業先のクライアントが本当に信用できるかはわからないため、事前にリサーチすることも重要です。

求人サイトを活用する

IT人材向けの求人サイトに登録すれば、多くの副業案件に応募できます。
ネットワークエンジニアは需要が高いため、求人サイトには多くの求人が掲載されています。
また、求人サイト上で応募から面接の日程調整まで対応しているためスムーズに案件を獲得することができます。
他にも、検索システムにより、細かな条件を指定して仕事探しができるのも求人サイトのメリットです。
ただし、好条件の求人には応募が殺到するため、新着案件が出ていないかサイトを細かくチェックすることが必要です。

未経験でネットワークエンジニアの副業は難しい

ネットワークエンジニアの副業は本業で得た経験を自社で発揮してくれることを期待し、募集している企業が多いため、未経験からいきなり始めるのは難しいと言えます。
ネットワークエンジニアの仕事には、ネットワークだけではなくパソコンやサーバーの高度なスキルや知識が必要となるため、実務経験のあるネットワークエンジニアを必要としているためです。
これからネットワークエンジニアの副業を始めたい場合は、まずは未経験からでも応募可能なシステム運用など別のIT系職種から始めることがおすすめです。
ネットワークエンジニアに関連する未経験からでも応募可能な職種で経験を積みながら、ネットワークやサーバーといった分野のスキルを勉強します。
そうすることで、将来的にはネットワークエンジニアの副業案件に応募できるようになるのです。
また、ネットワークエンジニアの経験がなくとも、知識やスキルを活かせそうな別職種のエンジニア経験があれば、採用される可能性はあります。
フリーランスのネットワークエンジニアになる方法については下記で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ネットワークエンジニアの副業に関するよくある質問

ここでは、ネットワークエンジニアの副業に関するよくある質問を紹介します。

ネットワークエンジニアが副業をするメリットとデメリットは?

ネットワークエンジニアが副業をする主なメリットは、以下の通りです。
  • 年収がアップする
  • 人脈が広がる
  • 新たなスキルが身につく
副業を始めることで本業プラスアルファの収入が発生するので、年収アップを実現することが可能です。
また、クライアントとの関わりを通じて人脈が拡大するだけでなく、さまざまな案件に触れることで新たなスキルが身につきます。

一方、デメリットには以下のものが挙げられます。
  • 確定申告の手間が発生する
  • スケジュールが忙しくなる
  • 実務経験が浅いと案件を獲得しづらい
副業収入が1年あたり20万円を超えてしまうと、確定申告の義務が発生します。
さらに、副業を始めることで仕事する時間が増えてしまい、休日が忙しくなってしまう可能性が高いです。
また、実務経験が浅いと高単価案件を獲得できないため、効率的に収益を上げることは難しいでしょう。

上記で紹介したメリットとデメリットを踏まえた上で、ネットワークエンジニアの副業を始めることが重要です。

税金の取り扱いはどうなる?

副業・フリーランスなどでネットワークエンジニアの仕事を行う場合、確定申告しなくてはいけない可能性が高いです。
一般企業の会社員として働いている場合、税金関連の手続きは会社が行ってくれます。しかし、副業の場合は自分で税金管理を行う必要があります。
年間所得が20万円以上の場合、確定申告を行う必要があるので、期限(3月中旬頃)に間に合うように提出書類等を準備してください。
ちなみに所得は「売上-経費」のことなので、経費をマイナスした額が20万円を下回るようであれば、確定申告は必要ありません。

身につけておくべきスキルはある?

ネットワークエンジニアとして高単価案件を獲得するためには、いくつかのスキルを身につけておくべきでしょう。
まずはネットワークエンジニアとしての実務経験です。
2〜3年以上の実務経験があると、案件を獲得しやすくなると言われています。
ネットワーク関連の専門知識、クラウド関連の専門知識、システム基盤スキル、セキュリティ関連スキルなど、技術面のスキルがあると評価されやすくなるでしょう。
加えて、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルなど、ソフト面のスキルがあるとプロジェクトを円滑に進めやすくなります。

ネットワークエンジニアのフリーランスになることはできる?

ネットワークエンジニアがフリーランスとして独立することは可能です。
近年は多様な働き方を推進する動きが見られるようになり、フリーランスに向けた案件も数多く存在しています。
特にネットワークエンジニアを含むIT人材不足が課題視されており、フリーランスを活用しようとする企業も増加しました。
2024年11月1日からはフリーランスを保護する目的で「フリーランス・事業者間取引適正化等法」が施行されます。
このように環境整備が進められているので、以前よりもネットワークエンジニアのフリーランスを目指しやすい環境にあると言えるでしょう。

まとめ

ネットワークエンジニアとして副業をすれば、スキルの向上や年収アップが見込めます。
SNSやクラウドソーシング、求人サイトなどの活用は欠かせませんが、特に企業の信頼性を重視するなら、求人サイトの利用がおすすめです。
未経験の方でも、まずはシステム運用などの案件で経験を積むことで、将来的にネットワークエンジニアとしてのキャリアを築きやすくなります。

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