COLUMNPythonの資格って意味ない?試験の難易度や過去問などの対策法!

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Pythonの資格って意味ない?試験の難易度や過去問などの対策法!

Python
Pythonは、学びやすく需要も高いことから、人気の高いプログラミング言語です。
さらに、連携可能なシステムも多いことから、さまざまな場面で利用されています。
しかし、実際のところ、
「Pythonの資格をわざわざ取るメリットは何なのか?」
「プログラミング初学者にとって、Pythonの資格は難しいのか?」
という疑問をお持ちの方も多いです。
本記事では、そんな疑問点に役立つ内容を、Pythonの資格の概要、取得するメリット、試験対策の順番に解説していきます。
Pythonの資格を活かしたキャリアを考えている方には役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

Pythonとは?

Pythonとは、汎用言語というプログラミング言語に分類されます。
データ分析からアプリケーション開発まで幅広い分野で活用できることが特徴です。
さらに、コードが比較的シンプルで初心者でも扱いやすいことから、ITエンジニアが普段使っているプログラミング言語として1位に選ばれるなど、人気のある言語の1つです。(プログラミング言語利用実態調査2024)

Pythonの資格は意味ない?

Pythonに関する資格では、現在、Pythonエンジニア育成推進協会が運営している資格試験があります。
しかし、しばしば「意味がない」と言われてしまっているのが現状です。
考えられる理由は、大きく二点挙げられます。
  • 国家資格ではないため
  • 難易度が比較的高くないため
Pythonの資格を取ることで、自分のPythonのスキルを相手にアピールできるメリットはあるものの、国家資格が多いIT資格の中で、Pythonは民間の資格になってしまいます。
このため、国家資格と比較すると、強い影響力を持たず、企業からの評価も上がりにくいです。
さらに、Pythonを扱える方にとっては内容が簡単になっており、難易度もそこまで高くありません。
このため、Pythonによる実務経験がない方にとっては、Pythonを勉強してきたことをアピールできる良い資格ですが、既にPythonを十分に扱える方にとっては、あまり意味のない資格と言えるかもしれません。

Python資格の種類

次に、Pythonの資格を2つ紹介します。

Python3 エンジニア認定基礎試験

「Python3 エンジニア認定基礎試験」は、基本的なPythonに関する知識を問われる試験です。
そのため、プログラミング初学者でも勉強をすれば、十分に受かる可能性があります。
基本的な文法についての試験であるため、合格してもPythonのスキルを十分に示すことはできませんが、プログラミング初学者であれば今後プログラミングを学習する上でモチベーションに繋げられるでしょう。

Python3 エンジニア認定データ分析試験

「Python3 エンジニア認定データ分析試験」は、Pythonを使用したデータ分析の基礎について問われます。
プログラミング初学者からすると難しい試験ですが、Pythonを使った作業をしたことがあるのであれば比較的簡単だといえるでしょう。
「Python3 エンジニア認定基礎試験」に比べて、内容が応用的なので、「Python3 エンジニア認定基礎試験」の後にステップアップとして受験することを推奨します。

Pythonの資格を取得するメリット

Pythonの資格を取得することで、将来の選択肢を広げることができます。
ここではPythonの資格を取得するメリットを紹介します。

知識の習得ができる

Pythonの資格を取得することで、Pythonの知識の習得ができます。
Pythonの資格試験では、Pythonに関する知識を体系的に分類しています。
そのため、資格取得のために勉強することで、Pythonについて効率的に学ぶことができます。
これからPythonを学びたいという人にとっては、わかりやすく学ぶきっかけになるでしょう。
書籍やオンライン講座などを活用してPythonの知識をつけることはもちろん、スクールなどで実際にPythonを書いてみるなどし、自分のスキルにすることを心がけましょう。

現場での仕事に活かせる

Pythonの体系的な知識があると、現場での仕事に活かすことができます。
仮に現場でPythonを書いているときにわからない点が出てきても、基礎が成り立っているので、自分で調べたり、何がわからないかを理解した上で人に聞いたりして進めることができるでしょう。
企業側もPythonの資格を持っている人をそのように評価するため、資格を取得することで、自分がどれくらいPythonについて理解しているかを客観的に証明できます。
スキルを示すことで自分の能力に応じた作業を担当させてもらえるようになる、という仕事のしやすさも生まれるでしょう。

転職が有利になる

資格を取っておくことで、自分のスキルを客観的に証明できるため転職が有利になります。 Pythonができることを口頭で伝えられますが、どの程度のレベルなのか説明することは難しいです。
資格を取ることで外部の組織によって能力が保証されます。そのため、転職の際、明確なアピールポイントを作ることができます。
Pythonの資格は、Pythonについてある程度理解しているという証明になり、転職において有利になります。

Pythonの試験とは?

ここでは、各Pythonの試験について詳しく説明していきます。
またこの記事では触れていませんが、Python3エンジニア認定実践試験については下記で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Pythonの試験内容と難易度

Pythonの試験である「Python3 エンジニア認定基礎試験」と「Python3 エンジニア認定データ分析試験」は、認定テキストに沿って出題されます。
各章に対して出題される問題数が決まっているので、出題数が多い章を重点的に学習することで、より点数を取得しやすくなるでしょう。
また、どの試験にも学割があり、学生であれば、割引価格で受験が可能です。
受験形式はどちらもパソコンで受験するCBT形式なので合否が当日に分かります。
合格証は4〜6週間後に届きます。

Python3 エンジニア認定基礎試験

「Python3 エンジニア認定基礎試験」の難易度は、比較的低いと言われています。
合格ラインの正答率は70%程度で、受験者の合格率は80%程度のため、比較的多くの方が合格します。
認定テキストをしっかりと理解すれば、プログラミング初心者でも合格可能です。
試験内容は、データ構造やモジュール、入出力、エラーと例外など、Pythonの基礎文法に関する問題が出題されます。

Python3 エンジニア認定データ分析試験

Python3 エンジニア認定データ分析試験はPython3 エンジニア認定基礎試験の応用試験に当たります。
日頃からPythonを使っている方であれば、比較的簡単に合格できるといわれていますが、初心者の場合は十分な対策が必要です。
試験内容は、数学の基礎・数式を読むための基礎知識・線形代数・基礎解析など、Pythonを用いたデータ分析の方法についての基礎が問われます。

Python3エンジニア認定基礎試験の出題範囲

Python3エンジニア認定基礎試験の出題範囲は、オライリー・ジャパンの「Pythonチュートリアル 第4版」の内容に基づいています。
試験では、Pythonの基本文法や概念に関する問題が中心で、以下の全40問が出題されます。
  • 制御構造ツール:22.5%(9問)
  • データ構造:17.5%(7問)
  • 気楽な入門編:15%(6問)
  • エラーと例外:10%(4問)
  • 標準ライブラリめぐり:10%(4問)
  • モジュール:5%(2問)
  • クラス:5%(2問)
  • その他の章:各1問程度
プログラミング未経験者には入門書からの学習を推奨していますが、試験自体は全14章から万遍なく出題され、特に制御構造ツール、データ構造、入門編に重点が置かれています。

Python3エンジニア認定基礎試験で大事な分野

ここからは、Python3エンジニア認定基礎試験で大事な分野となる4つを紹介します。

エラーが発生した時の例外処理

エラーと例外処理は、試験では4問(出題率10%)出題される分野です。
少ないと感じてしまうかもしれませんが、実践的なプログラミングにおいて、実行中に発生するさまざまなエラーに対する適切な処理方法が問われる重要な出題範囲です。
回答するには、try-except文を使用した例外処理の基本的な構文、エラーの種類と対処方法、独自の例外クラスの定義方法などを理解する必要があります。
また、プログラムの安定性を確保するためのクリーンアップ処理についても出題されます。

標準ライブラリ

標準ライブラリは4問(出題率10%)を占める分野で、Pythonに標準で搭載されているライブラリの知識が問われます。
以下のように、実務でよく使用される標準ライブラリの基本的な使い方を理解することが求められます。
  • OS インターフェース
  • ファイルのワイルドカード
  • コマンドライン引数の処理
  • 文字列のパターンマッチング
  • 数学関数
そのほか、多数あるライブラリを使用することで複雑な処理を簡潔に記述でき、プログラムの可読性も向上できることから覚えておいて損のない分野でもあります。

データ構造

データ構造は、出題率17.5%で7問が出題される第二の重要分野です。
Pythonにおけるデータの格納方法と管理方法に関する知識が問われます。
  • リスト
  • タプル
  • 集合(set)
  • ディクショナリ
といった主要なデータ構造の特徴と使い方を理解する必要があります。
特に、各データ構造の変更可否(ミュータブル・イミュータブル)、要素の順序の有無、データの追加・更新・削除の方法など、それぞれの違いを明確に理解することが合格のポイントです。

制御構造ツール

制御構造ツールは、40問中9問が出題される最重要分野で、出題率は22.5%を占めています。
Pythonによるプログラム制御の基本となる文法が問われ、if文による条件分岐、for文による繰り返し処理、range()関数の使用方法などが含まれます。
また、関数の定義や引数の指定方法、lambda式による簡易関数の作成、break文やcontinue文を使用したループ制御なども重要な出題項目です。
実際のプログラミング、また他のプログラミング言語でも頻繁に使用される基礎知識が試されます。

Python3 エンジニア認定基礎試験の対策とは?

Python3 エンジニア認定基礎試験の対策は、自分が今どのレベルのPythonの知識を持っているかによって異なります。
ここではプログラミング初学者に向けて試験対策を紹介していきます。

【独学でできる】勉強方法

「Python3 エンジニア認定基礎試験」の勉強方法としては、テキストなどを使い独学で勉強する方法と認定スクールやオンライン講座を受講する方法があります。
独学でも合格することは可能なので、今回は独学でできる参考書や問題集による勉強方法を紹介します。

参考書

Python3 エンジニア認定基礎試験の参考書には、認定テキストとその他参考書の使用が推奨されます。
プログラミングについて知識があまりない場合、認定テキストだけでは理解がしづらいところがあるため初心者向けの書籍を同時に使用した方が良いでしょう。

勉強のポイント

「Python3 エンジニア認定基礎試験」の勉強のポイントは、書籍やサイト、動画など自分にあった学習方法を探すことです。
試験の難易度はそこまで高くないといわれているため、認定テキストを理解できれば合格することが十分に可能です。
将来Pythonエンジニアを目指すと決めている方は、学習サイトで実際に使うなど実践的に学ぶことを心がけましょう。
また、出題率が高い章を重点的に勉強しましょう。

Pythonの試験に関するよくある質問

最後に、Pythonの試験に関するよくある質問へ回答します。

python3 エンジニア認定基礎試験の日程は?

Python3エンジニア認定基礎試験は、通年で受験可能です。
全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンターで実施されており、受験者は希望の会場と日時を選択できます。
試験の申し込みはOdyssey IDを登録後、オンラインで行います。
会場によって受験可能な日程は異なりますが、1年を通して受験機会があるため、自分の準備状況に合わせて柔軟に日程を選べるのが特徴です。
なお、3回目以降の受験は前回の試験日から7日間空ける必要があります。

python 3 エンジニア認定基礎試験の過去問はある?

Python3エンジニア認定基礎試験の過去問題は、公式に公開されていません。
代替となる学習リソースとしては、Pythonエンジニア育成推進協会のWebサイトの合格体験記が具体的な学習方法や試験対策のヒントを得る参考となります。
また、認定スクールが提供する無料の模擬試験を活用することで、実際の試験と同レベルの問題に触れることもできます。
それぞれの情報や資料を組み合わせて、過去問の代わりとして使いながら学習しましょう。

まとめ

Pythonは、幅広い場面で使われており、人気がある言語です。
資格を取得することで自分の実力を客観的に示すことができるため、転職などで有利になります。
特に、未経験者やまだPythonの勉強を始めたばかりだという方は、経験不足を補完する意味でも、試験の合格は役立つことでしょう。
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Pythonの資格をお持ちの方はもちろんのこと、資格を持っていない方でも案件の紹介が可能です。
また、Python以外にも、IT業界の案件を探している方はぜひ一度ご利用ください。

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