COLUMNネットワークエンジニアの志望動機10選|最適な例文を確認できる

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ネットワークエンジニアの志望動機10選|最適な例文を確認できる

ネットワークエンジニア
インフラの構築に不可欠なネットワークエンジニア。
重要なポジションであるからこそ、採用担当者も適性があるかの見極めには慎重です。
エンジニアの知識や技術の有無はもちろん、志望動機で効果的なアピールをすることも、内定を得るには必要となります。
今回は、ネットワークエンジニアを目指す際に知っておきたい志望動機の書き方を解説します。
以下の記事では、ネットワークエンジニアに向いている人を解説しています。
参考にしてみてください。

ネットワークエンジニアについて

志望動機を書くために、まずはネットワークエンジニアへの理解を深めましょう。

ネットワークエンジニアの業務内容

ネットワークエンジニアの業務内容は、ネットワークの設計・構築・運用・保守です。設計フェーズでは顧客の要望をもとにネットワーク全体の設計や必要な機器類の選定を行い、仕様書などのドキュメントを作成します。
構築フェーズでは、ケーブル配線や機器の設定、試験などをして、運用に組み込みます。
構築完了後の運用・保守フェーズでは、機器のログ監視や設定変更の実施、障害発生時の対応などを担当します。
これらすべてのフェーズを自社内だけで対応している企業は多くありません。案件によって外部業者と連携して対応するのが一般的です。

ネットワークエンジニアに求められること

ネットワークエンジニアに求められるのは、ネットワークやネットワーク機器の知識や技術に加え、論理的思考力や誠実さ、責任感です。
ネットワークエンジニアはOSI参照モデルにおいて主にレイヤの低い部分を担当します。
障害発生時の切り分けなど低いレイヤから順に確認し原因を特定する論理的思考力が必要となります。
また、ネットワークはインフラ基盤の基礎となるものです。ネットワーク障害が発生するとネットワーク上のすべてのシステムが停止するなど、重大なインシデントが発生することもあります。
基本的なことではありますが、手順書通りに作業する、作業前の確認を徹底するといった誠実さ、責任感が非常に大切です。
テクノロジーは日進月歩で進化していきます。
ネットワークエンジニアに限りませんが、新しい知識・技術を積極的に学んでいこうとする誠実さも求められるでしょう。

ネットワークエンジニアの志望動機に書くべき内容

ネットワークエンジニアへの理解を深めたところで、次にネットワークエンジニアの志望動機に書くべき内容を考えてみましょう。
ネットワークエンジニアの業務や求められることに対応した内容にすることを心がけてください。

志望業界に興味をもった理由

ネットワークエンジニアを志望するうえで、その動機を示すことは欠かせませんが、業界そのものに対する志望動機も非常に重要です。
基本的には率直な理由を書けば問題ありませんが、「給料が良いから」「残業が少ないから」などといった業務内容に直接関係のない理由を書いてしまうと採用担当者にネガティブな印象を与えてしまうため避けましょう。
例えば、「デジタル化が進む中で、IT業界を通じてお客様、さらには社会全体により便利なものを届けることに携わりたい」などがあります。

志望職種に就きたい理由

ネットワークエンジニアにどういうイメージを持っているか、エンジニアのなかでもなぜネットワークなのかは採用担当者が気になるポイントです。
ネットワークエンジニアへの理解を深め、自分の言葉で書けるようにしておきましょう。
具体例としては、「上流工程ではなく、インフラ基盤の基礎となるネットワークに関わることで縁の下の力持ちとして活躍したい」などがあります。
さらに、これまでの実体験と志望理由が結び付けられると、説得力が上がってよいでしょう。

募集ポジションに貢献できる根拠

過去の経験などから募集ポジションに貢献できる根拠を記載します。
過去にエンジニア経験があれば、その経験を活かしてどのような貢献ができるかを記載しましょう。
未経験の場合でも、過去の勉強や資格取得などを記載し積極的に知識を吸収する意欲があることを伝えましょう。

入社後にどのように働きたいか

採用担当者は、志望者が入社して一緒に働くことになった場合を考えて合否を決定します。
意欲的に働く姿を採用担当者にアピールできるような内容を記載するとよいでしょう。

2025年以降のネットワークに関するトレンド・市況も志望動機に含めると差別化できる

2025年以降のネットワークに関するトレンド・市況も志望動機に含めると他の求職者との差別化に繋がります。

2025年以降のネットワークに関するトレンド・市況

クラウドコンピューティングの普及と多様性

クラウドサービスの普及により、従来のオンプレミスからクラウド環境への移行が進んでいます。
エンジニアとして、AWSやAzure、GCPなどのクラウド基盤を支える技術に関わることは、将来性が高いと言えます。
そのトレンドに自身がどんな関心を寄せているかは重要なポイントです。

5G・IoTの進歩と次世代ネットワーク

特に、遠隔医療、自動運転、スマートシティなど、これからの社会を支える分野でもネットワークの技術が重要となっています。

リモートワークの増加とセキュリティ意識

テレワークやBYOD(Bring Your Own Device)の拡大により、企業がネットワークセキュリティを強化する必要性が増しています。
特に「ゼロトラスト」セキュリティモデルの導入が進み、自宅のような信頼できない環境でもセキュアな接続を実現するための知識が求められ、そのような中でもネットワークの技術は非常にニーズの高いものになっています。

技術的なアピールポイント

技術職であれば、十分な技術を持っていることもアピールになります。

業界のトレンドの理解

例えば、クラウド、SDN(Software-Defined Networking)、5G、セキュリティ対策などの最新技術についての知識を伝え、それらの知識をどう業務で活かすのか具体的に示すことができると、企業側も求職者の技術のレベルを理解することができます。

自動化スキル

今後は、ネットワーク運用の自動化が進んでいくため、PythonやAnsibleなどの自動化スクリプト作成の経験がある場合はアピールポイントになります。
実際にコードでルーティングを設定したり、ネットワークの設定変更を行ったりした経験があれば志望動機に組み込んでみても、企業側は興味を示してくれるかもしれません。

志望動機を書く準備

志望動機を効果的な内容にするためには、入念な事前準備が重要です。
以下に記載するポイントを事前によく確認しておきましょう。

志望企業の属する業界の研究をする

採用担当者は長期的に活躍してくれる人材を求めています。
志望者が業界に興味を持っていなかったりイメージにミスマッチがあったりした場合には、すぐに離職してしまうのではないかと不安になってしまいます。
志望企業が属する業界を入念に研究し、業界への理解を深めておきましょう。

自己分析をして知識やスキルを整理する

入社後に貢献できるかどうかの根拠を書くためには、自己分析を行い知識やスキルの整理をしておく必要があります。
エンジニア経験がなくとも、資格取得で知識を得てきた経験や接客業などでの顧客対応、コミュニケーションスキルはアピールポイントになります。
ネットワークエンジニアに関連するものだけでなくすべての経験を洗い出し、そこから書くべき内容を取捨選択するとよいでしょう。

応募先の業務内容に貢献できそうなポイントを洗い出す

自己分析の結果をもとに、応募先の業務内容と照らし合わせて貢献できそうなポイントを洗い出しましょう。
自社勤務の場合にはベンダーコントロールのための計画性やコミュニケーションスキル、客先常駐の場合には顧客折衝能力など勤務形態や業務内容に合わせてアピールポイントを紐づけていくのがおすすめです。

技術テストがありそうな場合は対策をする

技術テストで出題される可能性のある項目は下記の2点です。
  • ネットワークトポロジと設計
  • トラブルシューティング
企業の技術テストでは、トポロジ(スター型、メッシュ型など)や設計に関する問題が出題されることがあります。
実際の業務では、顧客ニーズや会社のシステムに適したトポロジ選択が求められるため、基礎知識をしっかり吸収しておきましょう。
特定的なネットワーク障害の診断と解決を問われることも多いです。
例えば、「ネットワーク接続が遅い」「特定のデバイスと通信できない」といったシナリオに対して、ping、traceroute、netstat、Wiresharkなどのツールを使ったトラブルシューティングを練習しておくとよいでしょう。

志望動機を作成する際のNGポイント

「クラウドに関心がある」というだけで具体性がない

クラウド自体や技術に関心があることは良いですが、それだけでは説得力に欠けてしまいます。
そのため「なぜクラウドに関心があるのか」「具体的にどのようなスキル・経験を活かしたいのか」などを明確にして、志望動機を作成することがおすすめです。
さらに、実体験と結び付けられると、オリジナリティが出るだけではなく、説得力もさらに高まるため、これまでの経験を振り返ることもおすすめです。

「安定した業務に従事したい」としか言わない

給与や福利厚生を志望動機として記載するのは、おすすめできません。
なぜなら、それらの理由はこの会社や職種だけではなく、その他大多数にも当てはまってしまうからです。
志望動機を作成するうえで、この会社やネットワークエンジニアを本当に志望しているのかということや、この職種でなければ実現できない想いがあるのかは、非常に重要なポイントとなります。
そのため、多くの職種でも当てはまるようなポイントを第一の理由としてしまうと、疑問を抱かれかねません。
しかし、給与や福利厚生を志望動機の一つとすることは、問題ではないため、説得性を高めるための一部として活用することはよいでしょう。

トラブル対応に関する覚悟が感じられない

ネットワークエンジニアは、トラブルや障害の対応が主な業務となるため、これらの業務を担う覚悟が感じられない志望動機は適切ではありません。
例えば、緊急性が少なく安定した業務に関わりたいという志望動機を作成してしまうと、ネットワークエンジニアの業務内容とのミスマッチが生じてしまいます。

「資格を取っていれば大丈夫」と過信しすぎる

ネットワークエンジニアやITに関する資格を有していることは、アピールポイントにはなりますが、それだけを主張しすぎるとかえってマイナスになることもあります。
なぜなら、取得資格ばかりアピールしていると、実務経験や現場での対応力がないとみなされてしまうためです。
資格はアピールポイントの一つに留め、実務経験や現場での対応力と組み合わせてアピールすることで説得力を高めることに繋がります。

技術トレンドを追うことへの熱意が伝わらない

IT業界やインフラ業界は、新しい技術が次々と誕生する分野です。
そのため、技術トレンドを追うことへの熱意が伝わらない志望動機は適切とはいえません。
そのため、自己研鑽や資格勉強への意欲、視野の広さ、柔軟性などをアピールするとよいでしょう。
いくら高い技術を現在有していても、トレンドを追うことができなければ長期的な利益には繋がらない可能性があります

ネットワークエンジニアの志望動機例文

志望動機を書くための準備を進めていても記載内容のイメージが湧かず手が止まってしまうという方も多いのではないでしょうか。
ここでは3つのパターンで志望動機の例文を紹介しますので、参考にしてみてください。

同職種からの転職の場合(運用・保守業務)

私は3年間ネットワークの運用・保守業務を担当してきました。
ネットワーク機器のオペレーションや障害切り分けの経験は自身の成長につながったと感じておりますが、今後は設計・構築などの上流工程にも挑戦していきたいと考えております。
業界内でも大規模な構築案件を手掛けている貴社で、これまでの運用・保守の経験を活かし、コストパフォーマンスや耐障害性に優れたネットワーク構築に貢献したいと思っております。
もちろん、設計・構築に必要なより高度なネットワークの知識は日々学んで参ります。

ポイント

上記の志望動機のポイントは、主に2つあります。
1つ目は、同職種からの転職理由が明確である点です。
経験者の場合、なぜ今の仕事から転職したいのかが明確でないと、すぐに辞めてしまうのではないかと思われる可能性があるため、必ず記載しましょう。
2つ目は、学習意欲の高さです。
経験者としての立場に甘んじることなく、自己研鑽を続けている点は、長期的な貢献や対応力のアピールに繋がります。
また、これまでの経験をどう活かしたいかも記載されている点も高く評価されやすいです。

同職種からの転職の場合(設計・構築業務)

貴社の大規模なネットワーク構築において、幅広い経験・スキルを身に付けられる点に魅力を感じ、志望しています。
私は、これまでエンジニアとして設計・構築業務に3年間従事してきました。
この中で、エンジニアとしての基本的な知識だけではなく、お客様の想いを形にするスキルを身に付けることができました。
しかし、上流工程のみに関わることが多かったため、今後は運用・保守も含めた幅広い経験・スキルを身に付けたいと考えております。
これまでの柔軟な対応力や調整力を活かして、貴社のネットワーク構築に貢献していきたいです。

ポイント

上記の志望動機のポイントは、どのようなスキル・経験があるのかが明記されている点です。
採用担当者は、この人にどのようなスキル・経験があり、本当に活躍してくれるのかを最も重視します。
そのため、実務経験があり、現場で活かせるスキルを有している点は、大きなアピールポイントとなります。
また、前職との違いをしっかりと認識している点もポイントといえます。

同業界からの転職の場合(Webサービス)

私は、生活を豊かにする仕事に就きたいという考えから、現在まで一貫してWebサービスを提供する業界で働いておりますが、この度、業界内でもユーザー目線に立ったWebサービスを提供し幅広い年齢層のユーザーから親しまれている貴社の業務に興味を持ち、志望させていただきました。
これまでの経験を活かし、貴社においてより大規模なネットワーク構築や効率的な運用に貢献したいと考えております。
もし採用頂けましたら、いち早く独り立ちできるよう、貴社のネットワーク構成の理解に努めて参ります。

ポイント

上記の志望動機のポイントは、2つあります。
1つ目は、なぜこの会社なのかが書かれている点です。
多くの企業があるIT業界ですが、その中でなぜ貴社がいいのかは、説得力を出すためにも非常に重要です。
2つ目は、将来像が明確である点です。
入社後は何がしたいのか、そしてどのように活躍してくのかについて最後に記載されています。
そのことで、実際に活躍している姿が想像しやすく、採用に繋がりやすくなります。

同業界からの転職の場合(社内SE)

より自分自身の技術を高めて、ネットワークを通じて社会全体に対して影響を与えたいと思い、貴社を志望しています。
私は、これまで社内SEとして、社内のネットワーク構築やIT関連の相談・対応を担当してきました。
社内SEとして、社員全体がより効率的かつ働きやすくなったのを実感することにやりがいを感じていました。
しかし、より技術に特化した環境で技術を高め、社内にとどまらず社会全体に影響を与えたいと思い、ネットワークエンジニアを志望しています。
中でも、公共性の高い案件が多い貴社で活躍していきたいです。

ポイント

上記の志望動機のポイントは、2つあります。
1つ目は、レアケースであっても妥当性をアピールできている点です。
一般的に、ネットワークエンジニアなどのインフラ側から社内SEを目指す方は多くいますが、その反対は少ないです。
そのため、なぜ社内SEからネットワークエンジニアを目指すのか、その理由が明記されていなければなりません。
2つ目は、ネットワークエンジニアとして数ある企業の中から、その企業を選ぶ理由が記載されている点です。
その企業の特徴や傾向を織り交ぜて志望動機を伝えられれば説得力は増すはずです。

同職種からの転職の場合(セキュリティエンジニア)

セキュリティエンジニアとして活躍してきた経験を活かし、貴社で耐障害性が高く安心して使用してもらえるネットワーク構築に携わりたいと思い、志望しています。
私は、約5年間セキュリティエンジニアとして、ネットワークのセキュリティ面の対応から社員への指導を担ってきました。
その中で培った対応力やセキュリティに関する知識を活かして、貴社でより信頼性が高いネットワーク構築に貢献したいです。
そのために、現在もセキュリティやエンジニア技術に関する学習を継続して行っています。

ポイント

上記の志望動機のポイントは、主に2つあります。
1つ目は、トラブル対応の実務経験を記載している点です。
セキュリティエンジニアとして、トラブルが発生した際の対応を担っていることをアピールすることで、危機対応が求められるネットワークエンジニアへの適性を示すことができます。
2つ目は、活躍するために何をしているかが記載されている点です。
先程紹介した通り、インフラ業界は新しい技術が次々と誕生する分野のため、継続的な学習は避けて通れません。
そのため、学習意欲の高さはアピールポイントとなります。

同業界からの転職の場合(ITサポート/ヘルプデスク)

自分自身の高い技術力をもって、クライアントに最適なネットワークを提供する業務に関心があって、志望しています。
私は、これまでヘルプデスクで、お客様のITに関する相談を受けたり、社員からの問い合わせに対応したりしてきました。
ITについての幅広い知識を身に付けることはできましたが、今後はさらに深い知識・技術を身に付けていきたいと考えています。
その中で、上流から下流までの幅広い領域で特に高い技術力が求められる貴社で活躍したく、志望しています。

ポイント

上記の志望動機のポイントは、前職ではなく、なぜネットワークエンジニアを目指しているのかが明確である点です。
自分自身が長期的に叶えたい目標とネットワークエンジニアの業務が一致していることを示すことで、転職する目的を伝えることができます。

同業界からの転職の場合(インフラエンジニア)

私は、インフラエンジニアとして身に付けてきたスキル・経験を活かして、より幅広い場所で活躍するとともに、若手の教育に携わりたく志望しています。
約4年間、インフラエンジニアとしてネットワークの設計や運用、保守に携わってきました。
しかし、未経験の環境でより大規模な案件に挑戦したいのと同時に、これまでの経験を若手に還元する業務に関心があります。
貴社では、コストパフォーマンスや耐障害性に強いネットワーク構築に貢献し、かつマネジメントにも取り組みたいと考えています。

ポイント

インフラエンジニアは、名前こそ違うものの、業務内容はネットワークエンジニアと似ています。
そのため、なぜ転職するのか、その目的や理由を納得してもらうことが難しくなっています。
上記の志望動機では、2つの理由を示すことで説得力を高めています。

未経験からの転職の場合(営業職)

これまでの経験を活かして、プロジェクトの中心で周囲との調整やプロジェクトの円滑な遂行に貢献したく、志望しています。
私は、約3年間、IT企業でのネットワーク機器の営業を担当していました。
営業職として、出来上がったサービスをお客様に届けるだけではなく、より効率的かつコストパフォーマンスのよいサービス作りに関わりたいと思い、ネットワークエンジニアを志望しています。
将来的には、前職で身に付けたコミュニケーション能力や調整力を活かして、プロジェクトマネージャーに挑戦したいです。

ポイント

上記の志望動機のポイントは、2つあります。
1つ目は、未経験の職種や業界に挑戦する理由が明確である点です。
なぜ、これまでとは全く違う業務に挑戦したいのか分からなければ採用担当者も疑問が生じてしまいます。
そのため、他者も納得するような理由を考えておきましょう。
2つ目は、どのようなスキル・経験をもって貢献できるのかです。
中途採用は、基本的に即戦力となる人材を求めているため、未経験ではあるもののどのようなスキル・経験をもっており、貢献できるのかを明記しましょう。

未経験からの転職の場合(スクールに通学)

私が貴社を志望した理由は、システムインテグレータとして長年の実績を持つ貴社で幅広い業務を経験したいと思ったからです。
前職では経理を担当しており、エンジニアとしての経験はありませんが、インフラを支えるネットワークエンジニアという職種に興味を持ちました。
私は計画を立ててコツコツと勉強を進めることが得意で、経理職についてから日商簿記2級まで計画的に取得を進めてきました。
また、エンジニアスクールにも自ら通い、基礎的なスキル・経験を学んできました。
貴社に採用していただいた暁には、業務について積極的に学び、いち早く貢献できるようになりたいと考えております。

ポイント

即戦力が求められることが多い中途採用において、未経験は志望動機の工夫が必要です。
現在、ネットワークエンジニアと全く異なる職種についている場合、何らかの努力や知識があることをアピールすることは必要不可欠となります。
上記の志望動機では、自らエンジニアスクールに通って学習している点で、その志望度や行動力を評価してもらうことができます。
未経験であってもアピールする内容や行動力を示すことで、採用に繋がります。

ネットワークエンジニアに転職したい人によくある質問

最後に、ネットワークエンジニアに転職したい人によくある質問と回答を紹介します。

ネットワークエンジニアに転職するためにおすすめの資格は?

ネットワークエンジニアに限らず、エンジニアには関連資格が多く存在しています。
その中で、ネットワークエンジニアに転職するためのおすすめの資格は、ITパスポートとネットワークスペシャリスト試験です。
ITパスポートは、ITに従事する方なら必ずもっておきたい資格で、基本的な知識の証明となります。
ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークエンジニアとしてキャリアアップしたい時に役立つもので、より高度なスキル・経験が求められます。取得する資格に関しては、自分自身のレベルを考慮して検討してください。

ネットワークエンジニアの転職における面接でのポイントは?

面接でのポイントは、自分自身のスキルと実務経験をいかにアピールできるかがポイントです。
中途採用は、即戦力が求められるため、どのような経験があり、どのようなスキルをもって貢献できるのかが非常に重要と言えます。
基本的なマナーやコミュニケーション能力はもちろんですが、将来活躍している姿が想像しやすいような情報を伝えることを意識しましょう。

ネットワークエンジニアは文系の職業からでも転職できる?

結論からいうと、転職できます。
エンジニアと全く異なる職種で働いている方や文系の方であっても、ネットワークエンジニアになることは可能です。
しかし、全くの未経験だと採用確率は下がってしまうため、資格を取ったりスクールに通ったりして、基本的な知識を身に付ける必要があります。
IT・ICT業界に特化した求人を扱うテクノジョブサーチには、未経験からでも応募が可能な求人が多くあるため、ぜひ参考にしてください。

添削してもらうのもひとつの方法

ここまでネットワークエンジニアを目指す際の志望動機の書き方を紹介してきましたが、客観的に見てわかりやすく、かつ合理的な内容になっているか、自ら判断するのは難しいものです。
もし作成した志望動機文に不安がある場合は、転職エージェントを活用して添削してもらってみてはいかがでしょうか。
転職エージェントは基本的に無料で利用ができますし、さまざまな業界や企業に精通しているため、志望企業の担当者がどのような点を重視しているかに基づいた添削をしてくれます。
志望動機文以外にも、自己分析の方法や面接対策など、ネットワークエンジニアを目指すために必要なサポート体制が整っていますので、積極的に活用するとよいでしょう。

まとめ

今回は、ネットワークエンジニアを目指す際の志望動機の書き方を解説しました。
ネットワークエンジニアには、ネットワークやネットワーク機器の知識や技術に加え、論理的思考力や誠実さ、責任感が求められます。
そのため、志望動機においても誠実さや責任感がしっかりと伝わる内容にする必要があります。
ここで紹介した書き方を参考に、転職エージェントなどもうまく活用しながら、採用担当者の心を動かす志望動機になるよう心がけてみましょう。
テクノジョブサーチでは、就業までのサポートだけではなく、スキルアップの支援なども行っています。
キャリアパスで悩んでいる方や未経験だけどネットワークエンジニアに挑戦したいという方は、一度ご相談ください。一人ひとりに合わせた働き方をご提案いたします。

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