COLUMNネットワークエンジニアはやめとけ?大変なこと・ついていけないと感じる理由も

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ネットワークエンジニアはやめとけ?大変なこと・ついていけないと感じる理由も

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ネットワークエンジニアはきつい?
ネットワークエンジニアで大変なことは何?
ネットワークエンジニアについていけないと感じる人は多い?
という疑問をお持ちではありませんか?

本記事ではそんな疑問の解決に役立つ内容を
  • ネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由
  • ネットワークエンジニアの将来性
  • ネットワークエンジニアに必要な資格
の順番で解説していきます。

ネットワークエンジニアへの転職を考えている人に役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアとは、企業や組織のITインフラを支える「通信の専門家」です。

インターネットや社内システムを快適かつ安全に利用できるように、ネットワークの設計から運用・保守まで幅広く担当します。

ここでは、主な仕事内容を具体的に見ていきましょう。

ネットワーク設計

利用者数や業務内容に応じて、どのようなネットワーク機器や回線を組み合わせるかを考え、効率的かつ安全に通信できる環境を設計します。

要件定義やセキュリティ面の検討も含まれ、エンジニアとしての知識や経験が問われる工程です。

ネットワーク構築・設定

設計図に基づき、ルーターやスイッチ、ファイアウォールといった機器を設置し、適切な設定を行います。

LANやWAN、VPNなどの仕組みを構築する場面も多く、現場での作業力が求められます。

運用・監視

稼働開始後は運用・監視を行います。

常にネットワークが正常に動作しているかをチェックし、トラフィックの負荷や利用状況を監視します。

システムを安定的に維持するために欠かせない日常業務です。

障害対応

もし障害が発生した場合には、障害対応を迅速に行います。

通信が途絶えたり速度が遅くなった場合、原因を特定し復旧作業を行うことが求められます。

トラブルシューティング能力は、ネットワークエンジニアに必須のスキルです。

セキュリティ対策

さらに重要なのがセキュリティ対策です。

不正アクセスや情報漏洩を防ぐために、ファイアウォールやセキュリティソフトの導入・運用を行い、安全な通信環境を守ります。

ネットワークエンジニアがやめとけ・ついていけないと言われる理由

ネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由について、ネットワークエンジニアの働き方に触れながら、4つご紹介します。

勤務時間が決まっていないから

ネットワークエンジニアは、一般的には9時から18時までの定時で勤務するものの、稀に夜間の勤務になることもあります。

例えば、大規模なネットワーク環境を管理している場合や、企業が24時間稼働している場合、夜間や週末に障害対応やメンテナンス作業を行うことがあります。

さらに、システムにトラブルが生じた場合は、休日でも出勤しなければならず、問題が解決するまで帰宅できないこともあります。

ネットワークエンジニアは、勤務時間の不規則性や休みの少なさから敬遠されることがあります。

スキルの習得が難しい場合もあるから

ネットワークエンジニアは、担当業務によってはスキル習得の機会が限られることがあります。

特に、ネットワーク監視業務はルーチンワークが中心で、高度な技術や上流工程の知識を深めにくい傾向があります。

また、最新の技術情報は英語で書かれていることが多く、英語力が不足していると学習のハードルが上がります。

そのため、自主的な学習や資格取得の努力が不可欠となり、継続的な学習が苦手な人には厳しい職種と言えるでしょう。

トラブル対応が大変だから

多くのユーザーが利用するネットワークはトラブルが頻発することが多くあります。
一例を以下に紹介します。
  • 接続問題:ネットワーク機器の間に接続がなくなったり、ケーブルの障害が発生したりする場合
  • 帯域幅不足:ネットワークの負荷が増加し、帯域幅が不足することでパフォーマンスが低下する場合
  • セキュリティ侵害:不正なアクセスや攻撃によるセキュリティ侵害が発生する場合
  • ハードウェア障害:ルーターやスイッチなどの不備が発生する場合
  • ルーティング問題:ネットワーク内でのパケットの経路設定に問題が起こる場合
  • DNS問題:ドメイン名解決サービスに関連する問題が発生する場合
  • ネットワーク設定の誤り:設定ミスにより、期待しないネットワークの動作が起こってしまう場合
このような状況では、場合によってはトラブルシューティングに長時間にわたり対応する必要が生じることもあります。

時間帯によっては、十分なリソースが担保できない場合があり、特に、監視業務を一人で担当している場合、全ての問題を自分一人で解決しなければならないというプレッシャーも伴います。

地道な作業が多いから

ネットワークエンジニアの仕事には、定められたパターンに沿ったルーチンワークが多く含まれます。

例えば、毎週月曜日の10時に特定のツールを起動する、毎日特定の顧客へメールを送信するといった、一定のパターンに従う地道な作業が主な業務の一部です。

ネットワーク構築を担当する場合でも、初期段階では仕様書や設計書に基づいた作業が中心となります。
より上流の工程に関わるには、専門的なスキルや豊富な知識、経験が必要になりますが、そのレベルに達するまでが非常に困難です。

地道な作業は、慣れてくると楽に感じることもありますが、仕事に常に新鮮さを求める人にとっては、物足りなく感じるかもしれません。

ネットワークエンジニアの将来性は?

ネットワークに関する技術は近年急速に進化しており、それに伴い必要とされるスキルも変わりつつあります。

現代社会では、ほとんどのシステムやサービスが何らかの形でネットワークを必要としています。


インターネットの普及により、企業や組織はより高速で安全なネットワークに接続することを求めており、その需要は増す一方です。


また、今後ITの需要が高まっていくと予想される中で、新しい技術を常に学び、成長し続けるネットワークエンジニアの需要は、今後さらに増加すると言えます。


ネットワーク分野は専門性が高く、スキルアップには時間が必要ですが、その分将来性も大きいと考えられます。

以下の記事では、ネットワークエンジニアの将来性や需要について詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

ネットワークエンジニアの年収は?

ネットワークエンジニアの平均年収は約450万円から500万円で、これは平均的な年収よりも高い水準です。


未経験で入社するとスキルがないうちは年収が低い可能性がありますが、経験を積み、スキルを向上させることで、収入は上昇していくでしょう。


以下の記事は、ネットワークエンジニアの年収・収入や給与を上げる方法について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ネットワークエンジニアは女性や未経験でもなれる?

ネットワークエンジニアは、女性や未経験者でも目指すことができます。
IT業界では実力や知識が重視されるため、性別にかかわらず、女性エンジニアも活躍しています。


女性特有の視点やコミュニケーションスキルがプロジェクトに新しい価値をもたらすことも多く、多様性のあるチーム作りに貢献できる点が評価されています。


ただし、未経験の場合、主に運用、保守、監視などのいわゆる下流工程からスタートすることが多いです。
そこから徐々にネットワークの仕組みを学び、知識を深めていくことで、上流にキャリアパスを進めていくことができ、キャリアアップを目指すことができます。
スキルを磨けば、上流工程の要件定義、設計、構築などにも関わることも可能です。


さらに、スキルを高めることで、将来的にITスペシャリストやチームやプロジェクトを管理するマネージャーといったポジションを目指す道も広がります。


未経験からネットワークエンジニアを目指す人は、未経験者向けの求人が豊富に揃うテクノジョブサーチを活用してみて下さい。

ネットワークエンジニアに必要な資格は?

ネットワークエンジニアに必要な資格はシスコ技術者認定のCCNAやCCNPがあります。

これらの資格はレベルによって難易度が異なり、特に高度なCCIEを取得すると、エンジニアとしてのスキルが大きく向上します。

このほかにも、初心者にも取得しやすいITパスポートや基本情報技術者試験など、エンジニアであれば持っておくと有利な資格もあります。


以下の記事では、ネットワークエンジニアが取得するべき資格について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

本記事では、ネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由、仕事のやりがいや魅力などについてお伝えしました。

未経験者は最初にルーチンワークが中心の運用や保守業務を担当することになるかもしれませんが、スキルを磨けば、設計や構築、マネジメントなどの上流工程に携わり、高い収入を目指せる職種です。

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