COLUMNフィールドエンジニアの年収は?大手の年収や年収を上げる方法を解説

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フィールドエンジニアの年収は?大手の年収や年収を上げる方法を解説

フィールドエンジニア
「フィールドエンジニアの平均年収はどれくらい?」
「フィールドエンジニアが年収を上げる方法とは?」
と疑問をお持ちの方はいませんか。
そんな疑問の解決に役立つ内容を
  • フィールドエンジニアの平均年収
  • フィールドエンジニアが年収を上げる方法
  • フィールドエンジニアの仕事がきついと言われる理由
の順番に解説していきます。

フィールドエンジニアとは?

フィールドエンジニアとは、自社製品・サービスを導入しているユーザーのサポートを行うエンジニアのことです。
パソコンやプリンター、計測システム、制御装置など、対応する製品・サービスにはさまざまなものがあります。
主な仕事内容としては、顧客の元に出向いて定期メンテナンスを行ったり、トラブルに対応したりすることなどが挙げられるでしょう。
フィールドエンジニアとして働くために特別な資格は必要ありませんが、お客様と接する機会が多い仕事であるため、高度なコミュニケーションスキルが求められます。
フィールドエンジニアの基本的な知識については、以下の記事を参考にしてください。

フィールドエンジニアの年収

それでは、フィールドエンジニアの平均年収はどれくらいなのでしょうか?

年収の平均値

正社員として働くフィールドエンジニアの平均年収は「497万円」です。
国税庁のホームページによると、令和5年における日本全国の平均年収は「460万円」 です。
以上のことから、フィールドエンジニアは全国平均を上回る年収を目指せる可能性が高いことが伺えます。
ただし、フィールドエンジニアの年収はスキルや経験などにも依存するため、個人差があることに留意しておきましょう。

ボーナスと昇給について

フィールドエンジニアのボーナスは「約106万円 」が平均となっています。
年代別の平均年収 を以下の表にまとめました。
年代 平均年収
20代 339万〜445万円
30代 533万〜573万円
40代 621万〜651万円
50代 666万〜652万円
フィールドエンジニアとして経験を積み、マネジメントスキルや専門的な知識を強化していくことで昇給を目指すことができます。
もちろん実力次第では、若手のうちから高収入を目指すことも可能です。

大手フィールドエンジニアの平均年収

大手企業に勤めるフィールドエンジニアの場合、どれくらいの年収を目指せるのでしょうか?

大手の年収と中小企業の比較

大手企業で働くフィールドエンジニアの平均年収は「800万円以上 」です。
一方、一般的な中小企業におけるフィールドエンジニアの平均年収は「500万〜700万円」程度でしょう。
中小企業と比較すると、大手企業では大規模なプロジェクトに携わる機会が多く、高度なスキルや知識が求められるため、年収が高い傾向にあります。
フィールドエンジニアとして高収入を目指したい方は、積極的にスキルアップを行って大手企業への就職・転職を検討すると良いでしょう。

大手に特有の手当と福利厚生がある

大手企業は手当や福利厚生が充実している傾向にあります。
例えば、 住宅手当や食事補助、育児支援、宿泊施設の割引制度、特別休暇、 慶弔金などの制度です。
大手企業は安定的に事業を運営するために、手当や福利厚生を充実させています。
手当や福利厚生の制度を設けることで人員の流出を防いだり、社員の健康維持を支援したりできるためです。
他にもフレックス制度やリモートワークなど、柔軟な働き方に対応している大手企業も多く、ワークライフバランスを実現しやすいと言えます。

フィールドエンジニアの年収を上げる方法

それでは、フィールドエンジニアが年収を上げるにはどうすれば良いのでしょうか?
以下で年収アップを目指す方法を紹介します。

キャリアアップのための資格を取得する

対応できる業務領域や仕事内容を広げるために、資格を取得すると良いでしょう。
資格取得に向けて学習することで、専門的な知識やスキルが身につくだけでなく、転職時などでも自分の知識やスキルを客観的に証明できます。
フィールドエンジニアの仕事に関連性がある資格は、以下の通りです。
  • MCP資格(マイクロソフト認定資格)
  • 機械設計技術者試験
  • ITパスポート試験
ITパスポート試験については以下の記事で解説していますので、ぜひご確認ください。

研修や教育プログラムを活用する

年収アップを実現するためには、スキルアップが欠かせません。
社内に研修制度や教育プログラムがある場合は、積極的に活用することをおすすめします。
社内で研修が用意されていない場合でも、最新技術や業界ニュースなどの情報収集を行ったり、外部の勉強会やセミナーに参加したりすることでスキルアップすることが可能です。
加えて、実務経験を通じて技術力を身につけるために、プロジェクトにも積極的に参加すると良いでしょう。

転職サイトを活用する

年収アップを目指したいフィールドエンジニアは、転職を検討すると良いでしょう。
現在働いている会社よりも条件が良い会社に転職することで、年収アップできます。
ただ、自分で条件にあった求人を探したり、給与の交渉を行ったりすることに難しさを感じる方は少なくありません。
そのような場合は、転職サイトを活用することをおすすめします。
転職サイトでは、自分のスキルや経験、希望条件にあった求人と効率的にマッチングすることが可能です。
テクノジョブサーチはIT業界に特化した転職サイトです。
フィールドエンジニア向けの案件も豊富に取り扱っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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フィールドエンジニアの将来性は?

フィールドエンジニアの年収とともに将来性についても確認したうえで、フィールドエンジニアに転職すべきかどうかを検討すると良いでしょう。

技術進化と専門性の重要性が高まっている

新しい技術が進化する中で、フィールドエンジニアはますます重要な役割を果たしています。
特に、5G、IoT、AIなどの技術が普及する中で、これらの技術を現場で扱うエンジニアの需要は高まっています。
エンジニアは現場でのトラブルシューティングやメンテナンスを担当し、高度な技術を駆使して問題解決に取り組むため、専門性が一層重要視されるでしょう。

リモート技術と効率化が進展している

リモート診断やAI支援ツールが導入されることで、フィールドエンジニアの作業効率が向上しています。
遠隔地でのサポートやトラブルシューティングが可能になり、現場での作業が効率化されるとともに、より多くの現場を担当できるようになります。
これにより、エンジニアは技術的なスキルを活かしつつ、業務の幅を広げることができるでしょう。

多様な業界での需要増加

フィールドエンジニアの需要は製造業やインフラ業界をはじめ、さまざまな業界で増加しています。
特に、スマート工場や自動化設備が導入される中で、エンジニアはこれらのシステムの設置・運用・メンテナンスを担当します。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展により、さまざまな分野でフィールドエンジニアの役割が拡大し、安定した需要が見込まれます。
このように、フィールドエンジニアの将来性は高いと言えます。
また、フィールドエンジニアになることで、様々な職種にキャリアパスできる可能性も高いです。

フィールドエンジニアのキャリアパス

フィールドエンジニアのキャリアパスは、技術力と対応力を活かして多岐にわたります。
入社当初は機器の設置・保守を担当し、現場での経験を積みます。
その後、リーダーとしてプロジェクト管理やチーム指導に携わることが一般的です。
技術を深める道では、専門資格の取得や高度な機器の扱いが求められ、システムエンジニアや設計職へのキャリアチェンジも可能です。
また、顧客対応や提案力を磨き、営業技術職(プリセールスエンジニア)やコンサルタントへの転身もあります。
現場経験を活かした多様な選択肢が広がり、将来的には技術部門の責任者や事業責任者を目指す道もあるでしょう。

フィールドエンジニアの仕事が「きつい」「やめとけ」と言われる理由

フィールドエンジニアは、お客様のもとに出向いて作業をすることが多いです。
そのため、移動に多くの時間を費やしたり、お客様の要望に応えるために残業したりする機会もよくあります。
体力的なハードさに加えて、お客様との頻繁な コミュニケーションが求められますし、時にはクレームに対応することもあります。
したがって、プレッシャーやストレスが大きいことから、フィールドエンジニアはやめとけという意見も見られるのです。
フィールドエンジニアの仕事がきついと言われる理由については、以下を参考にしてください。

フィールドエンジニアに向いている人

フィールドエンジニアとしてのキャリアを後悔しないためにも、自分の適性を確認しておくことが大切です。
フィールドエンジニアとして働くのに向いている人の特徴として、以下が挙げられるでしょう。
  • コミュニケーションが得意
  • 継続的な学習に抵抗がない
  • 臨機応変に対応できる
  • 機械 いじりなどの作業が好き
フィールドエンジニアに向いている人の特徴に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

今回の記事では、フィールドエンジニアの平均年収や年収アップを目指す方法などについて解説しました。
スキルや実務経験があれば、フィールドエンジニアは高水準の平均年収を目指すことが可能です。
よりよい条件の会社に転職を考えているという方は、ぜひテクノジョブサーチをご活用ください。
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