COLUMN女性のシステムエンジニアはつらい?メリットや向いている人を紹介

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女性のシステムエンジニアはつらい?メリットや向いている人を紹介

システムエンジニア
システムエンジニアとして働いている女性はどのぐらいの割合なのか?
女性でシステムエンジニアになるのはやめとけと言われる理由は?
未経験からでも転職することができるのか?
という疑問について本記事では、下記の項目に沿って紹介します。
  • システムエンジニアとして働く女性の割合
  • 女性エンジニアはやめとけと言われる理由
  • 女性がエンジニアとして働くメリットや未経験から転職する方法
  • 女性エンジニアになるためのよくある質問
なお、システムエンジニアの仕事内容などについて詳しく知りたい人は、下記をご覧ください。

そもそもシステムエンジニアに女性はどれくらいいるの?

女性のシステムエンジニアの比率は、職場によって異なりますが全体で2割程度と言われており、男性が多いことがわかります。
その理由として、以下の理由などが挙げられます。
  • 「定時で帰ることができない」などのマイナスイメージがあること
  • 上司が男性になることが多く、女性特有の悩みが相談しにくいこと

女性のシステムエンジニアは増えている?

現在は、リモートワークが可能になったり、フレックスタイムの導入など、職場環境が整備されたりして誰しもが働きやすい職場環境に変わりつつあります。
このため、近年は、女性のシステムエンジニアも徐々に増えてきています。
実力が評価される世界であるため、スキルがあれば十分に活躍できるでしょう。
しかし、女性のシステムエンジニアはつらい・やめとけと言われる声もあるため、これからシステムエンジニアになることを検討している女性は、下記で事前に確認しておきましょう。

女性のシステムエンジニアはつらい・やめとけと言われる?

ここでは、女性のシステムエンジニアはやめとけと言われる理由について5つ紹介します。

女性が少ないから

システムエンジニアとして働く女性の割合は少なく、入社後に気軽に話せる同僚や仲間ができないと悩みを持つ女性エンジニアも少なくありません。
同性が少ないと孤独感を抱えてしまう人や、同性の仲間と切磋琢磨していきたい人にはつらい職種と言えるでしょう。
しかし、女性のシステムエンジニアは増えつつありますので、女性の割合などについて質問してみるのも良いでしょう。
職場やサービスによっては女性の多いところもあります。

長時間労働が多いから

システムエンジニアは、開発のフェーズで仕様変更の依頼があったり、システム障害が発生したりして、労働時間が長くなることがあります。
また、クライアントからの納期に間に合わせるために休日出勤をする場合もあり、家庭に時間を多くとりたい人はやめとけと言われることがあります。
しかし現在は、リモートワークを導入している企業もあるため、会社の規則を確認しておくと良いでしょう。

長く職場を離れると復帰しにくいから

IT業界は、技術の進歩が激しいため、出産や育児で職場を離れてしまうと、復帰後に業務の遂行が難しくなる場合があります。
いざ現場に戻っても仕事についていくことが難しく感じてしまうため、つらいと感じる人もいるでしょう。
しかし、システムエンジニアは実力で評価されるため、産休や育休を取得しているときも最新のITトレンドを身に付けることができれば、問題なく復帰できる可能性が高いです。
技術への関心度の高い人であれば逆に天職だと言えるでしょう。

管理職になることが難しいから

IT業界に限りませんが、レガシーな企業であれば、過去に女性が管理職になった前例が少なく、管理職に登用されにくいケースもなくはないでしょう。
しかし、業界に限らず、これからは女性のマネージャーも増えていくと予想されています。

勉強の時間を取りにくいから

IT業界は技術の進歩が著しいため、常にアンテナを張り、スキルアップのために自主学習をしなければなりません。
このため、プライベートの時間も勉強に費やすことが多く、一日が終わることも少なくありません。
家庭との時間を大切にしたい人にとっては、この状況がつらいと感じることもあるでしょう。

女性がシステムエンジニアになるメリットは?

女性がシステムエンジニアになることには、多くのメリットもあります。
ここでは、4つのメリットについて紹介します。

性別に関わらず実力で評価される

エンジニアなどの技術職の世界は、性別に関わらず実力で評価されるため、スキルがあれば良い条件で採用されたり、良い評価を受けたりすることができます。
努力次第では企業から重宝され、希望する働き方ができたり年収が上がったりするでしょう。

働き方に自由が利く

IT業界は、積極的にリモートワークや時短、フレックスタイムといった働き方を採用している企業も多いです。
このため、場所や時間に縛られずに働くことも可能です。
また、経験やスキルを積むことで独立を視野にいれることもできます。
特に、フリーランスは最近男女問わず人気の働き方となっています。
柔軟な働き方は、ライフステージの変わりやすい女性にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

転職しやすい

経済産業省が報告した 「IT人材需給に関する調査」によると、2018年を起点とし、2030年までに最大約79万人のIT人材が不足すると予想されています。
このため、経験者はもちろんのこと、未経験であってもスキルを身に付けることができれば、転職できる可能性が高いです。
経験を積み、高いスキルを身に付けることができれば、転職によるキャリアアップや年収アップを目指すことも十分に可能でしょう。

平均よりも高い年収を目指すことができる

女性のシステムエンジニアは、平均よりも高い年収を目指すことができます。
厚生労働省による「令和4年賃金構造基本統計調査」では、女性システムエンジニアの平均年収は約450万円です。
国税庁による調査では、給与所得者のうち女性の平均年収は314万円であるため、女性のシステムエンジニアは高収入を狙うことができると言えるでしょう。

女性のシステムエンジニアになる人の特徴や向いている人は?

それでは、どのような人が女性のシステムエンジニアに向いているのでしょうか。
ここでは、3つの特徴について紹介します。

論理的思考力を持っている人

システムエンジニアは、収集した情報をもとに仕様を決め、効率的にシステムを設計する役割を担います。
仕様書を作成してクライアントに順序良く説明する必要があるため、根拠に基づいた論理的な考え方ができる人はシステムエンジニアに向いています。

継続的に学習できる人

IT技術は常に進化しているため、新しいことを学び続けなければなりません。
このため、継続的に学習する意欲がある人はシステムエンジニアに向いていると言えるでしょう。
今は書籍だけでなくYoutubeなどの動画コンテンツで、すきま時間に勉強しやすい環境があり、独学でも勉強しやすいです。
もし1人で勉強することが難しい場合は、スクールを利用することも一つです。

協調性がある人

システムエンジニアは、チームで業務を遂行します。
そのため、自分とは違った多様なバックグラウンドを持つメンバーとコミュニケーションを取ることが求められます。
この環境で、女性のシステムエンジニアは独自の視点やコミュニケーションスキルを活かし、チーム内で新しいアイデアを引き出すことができれば、必要とされる存在になれます。

システムエンジニアに向いている人の特徴については下記で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

女性で未経験からシステムエンジニアになるには?

システムエンジニアは未経験でもなることができます。
女性で未経験からシステムエンジニアになる方法について3つご紹介します。

求人サイトに登録する

求人サイトには、未経験可能な求人が多数掲載されているため、効率よく転職先を探すことができるでしょう。
FGLテクノソリューションズが運営する、IT・ICT業界に特化した求人サイトのテクノジョブサーチは、未経験可能な求人を多く取りそろえています。
また、登録すれば、Face to Faceのサポートやスキルアップのご支援も可能であるため、登録することをお勧めします。

基礎知識を習得する

システムエンジニアとして転職する場合は、プログラミングやITの基礎知識を取得しておくと転職しやすくなります。
プログラミングの学習方法には、参考書やツール、スクールなどがあり、未経験の人も勉強しやすいと言えるでしょう。
また、資格の取得を通して学習すれば知識を習得できるだけではなく、知識を有していることの証明にもなるためおすすめです。
下記は、おすすめの資格についてまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。

コミュニケーション能力や論理的思考力を高める

システムエンジニアは、クライアントとの打合せ、チームで仕事を行うためコミュニケーション能力が必須です。
また、データに基づいて仕様書を作成する必要があるため、論理的思考力も求められます。
コミュニケーション能力を高めるためには、相手の意見をしっかりと聞き、自分の考えを明確に伝える練習が必要です。
また、論理的思考力を養うには問題を分析し、段階的に解決策を考える訓練が効果的でしょう。

女性のシステムエンジニアによくある質問

最後に、女性のシステムエンジニアによくある質問について紹介します。

女性のシステムエンジニアは結婚できない?家庭と両立できる?

「システムエンジニアは忙しくて結婚できない」というイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし、福利厚生が整っている企業も増えてきており、フレックスタイムやリモートワークなど柔軟な働き方ができるため、結婚や家庭との両立は可能です。
企業の中には、保育スペースを設置している場合もあります。
こういった点を踏まえると、むしろ結婚しやすいと言えるかもしれません。

女性のシステムエンジニアはどのような服装?

女性システムエンジニアの服装は、内勤であるということもあり、基本的に服装が自由なことが多いです。
また、基本的にオフィスでパソコンと向き合う作業が多いため、他職種と比較すると服装は自由な企業が多く、仮に服装指定のある会社でも、ベーシックカラーのオフィスカジュアルであれば問題はないことが多いでしょう。

女性システムエンジニアの悩みは?

IT業界は、男性の割合が多く、女性管理職が少ないため、女性特有の悩みについて理解を得られない職場も存在します。
同性が少ないため、常に配慮して仕事をすることがストレスに感じてしまう部分も一つの悩みと言えるでしょう。

まとめ

本記事では、女性のシステムエンジニアについて紹介しました。
IT業界自体、まだまだ女性が少なく課題もありますが、年収が平均より高いこと、性別に関わらず実力主義で評価されやすいこと、働き方が柔軟であることなどのメリットもあります。
IT業界は人手不足が深刻化しているため、未経験の女性でも十分に転職が可能です。
もし、システムエンジニアとして働きたいならテクノジョブサーチに登録してみましょう。
業界未経験でもキャリアプランに合わせた豊富な求人の紹介ができます。
また、経験者であれば、より多くの求人を紹介でき、キャリアプランの実現も可能です。
システムエンジニアとして活躍したい人は、ぜひテクノジョブサーチを活用してみてください。

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