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システムエンジニアに向いている人の10個の特徴を紹介

システムエンジニア
・どのような人がシステムエンジニアに向いているの?
・システムエンジニアはきついとよく聞くけど本当にきついの?
・文系や未経験でもシステムエンジニアへ転職はできるの?
と考えながら転職活動をしている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
  • システムエンジニアに向いている人の特徴
  • システムエンジニアがきつい理由
  • 文系や未経験から転職する方法と取得すべき資格
の順番に解説していきます。
なお、システムエンジニアの仕事内容について詳しく知りたい人は、下記記事を参考にしてください。

【性格編】システムエンジニアに向いている人の特徴

まず始めに、システムエンジニアに向いている人の性格について5つ紹介します。

協調性がある人

システムエンジニアの仕事は、システム設計を行う上流工程から運用保守を担当する下流工程まであります。
これらの業務は、チームで行うことになるため、協調性がとても重要です。
どれだけ、個人が優秀であっても協調性がないとシステムエンジニアとしての業務を遂行することはできません。
チームの一員として綿密なコミュニケーションをとり、業務を円滑に進められる人には向いていると言えるでしょう。

計画性がある人

システムエンジニアには、プロジェクトをスムーズに進め、成功させるための計画性が求められます。
具体的には、仕事の優先順位を適切に設定し、スケジュールを精密に立てることが重要です。
また、計画通りに進行しているかを定期的に確認し、スケジュールに遅れが生じた場合は迅速に対応する能力も必要でしょう。

継続的に学び続けられる人

IT業界では技術や情報が絶えず更新されており、継続的に学び続けることが求められます。
常に最新のトレンドに注意を払い、必要と感じる知識は積極的に自己学習を通じて身につける必要があります。
システムエンジニアとしては、プログラミングスキルだけでなく、サーバーやネットワークなどの専門的知識も必要です。
学ぶ意欲が旺盛で、新しい情報を貪欲に吸収できる人は、この分野で成功するための重要な資質を持っていると言えるでしょう。

細部にも気を遣える人

システムエンジニアは、非常に細部にわたる作業が多く、たとえ1文字の記載ミスがあるだけでもシステムが正しく動作しないことがあり、細かな調整が求められる場面も多いです。
このため、細部に気を配り、見落としやすいミスを見つけ出す能力を持つ人は、システムエンジニアとして非常に適していると言えるでしょう。

忍耐力がある人

多くの人は、システムエンジニアがホワイトカラー労働者であり、忍耐力や体力が不要だと考えがちですが、実際には仕事量が多く、厳しい納期やスケジュールに追われるため、体力的・精神的な負担が大きい職業です。
このため、忍耐力があったり、体力があったりする人はシステムエンジニアに向いていると言えます。
ここでの忍耐力とは、単に我慢強いという意味ではなく、ストレスを適切に管理し、定期的にリフレッシュすることでメンタルケアを行える人のことです。
このような特徴を持つ人は、長期的に高いパフォーマンスを維持することができるでしょう。

【スキル編】システムエンジニアに向いている人の特徴

続いて、システムエンジニアに向いている人が持っているスキルについて5つ紹介します。
当てはまらない人もこれから身に付けることができれば、システムエンジニアとして活躍することができるでしょう。

プログラミングスキルがある人

システムエンジニアは、開発に携わることもあるため、プログラミングスキルがあると良いでしょう。
開発するアプリケーションに応じて最適な言語が異なるため、自分が興味のある分野などの学習から始めるのがおすすめです。
実務経験がなくても、独学やプログラミングスクールでスキルを身につければ、就職の際に採用されやすくなります。
しかし、プログラミングスキルが全くないと、システムエンジニアとしての業務を遂行することが難しいというわけではなく、企業や案件によってはスキルがなくとも挑戦できるケースがあります。

ヒアリングスキルがある人

システムエンジニアは、クライアントの要望をヒアリングして、そのニーズを満たす提案やシステム設計をしなければなりません。
しかし、クライアントはエンジニアリングや技術関連の知識がないことが多く、それを言語化することが難しい状況は多々あります。
そこで、システムエンジニアが技術者としてプロジェクトの要件定義をリードしてあげる必要があります。
クライアントが言語化できない部分を要件定義に落としこめる能力がある人は向いていると言えるでしょう。

全体を俯瞰できるスキルがある人

システムエンジニアが携わるプロジェクトは多くの人数が携わることが多い傾向にあるので、全体を俯瞰できるスキルを持つ人は、プロジェクトの各要素を全体的な視点で捉えることができ、効率的な設計や問題解決が可能です。
また、システムエンジニアは、クライアントの要望を正確に理解し、適切なITソリューションを企画・提案することが求められます。
これには、クライアントのビジネス環境やシステムの用途を広い視野で考察することが求められるでしょう。
何事も物事を俯瞰的に見ることができる能力を持つ人は、経験を積み、上級SEとして活躍することも可能です。

リスクマネジメントスキルがある人

システムエンジニアにおけるリスクマネジメントとは、システムに関するリスクを洗い出し、許容できないリスクに関してはどう対処するのか決めておくプロセスのことです。
ヒューマンエラーや人的災害などのリスクは完全には除去できませんが、適切なリスクマネジメントによってその影響を最小限に抑えることができます。
リスクのことを考えながらシステム設計や構築を行うことができるため、システムエンジニアに向いていると言えるでしょう。

論理的思考力がある人

システムエンジニアだけでなくIT業界で働く人は、論理的思考力が求められます。
システム設定を行う際の設定値の割り出し、機能の選定理由など、一つひとつの作業において根拠を明確にして、クライアントに説明する必要があります。
このため、経験則ではなく道筋をしっかりと立てて結論を導き出せる人は、ITエンジニアに向いているでしょう。

システムエンジニアに向いていない人の特徴

次にシステムエンジニアに向いていない人の特徴について3つ紹介します。

チームワークが苦手な人

システムエンジニアの業務には、開発だけでなく管理の側面も含まれますが、基本的にはチームと協力してクライアントの要望に応えるシステムを開発することが主な任務です。
このため、システムの価値などに対して関心がない、または積極的になれない人は、システムエンジニアとして働いても、仕事からの達成感や満足感を得ることが難しいかもしれません。

ルーティンワークが苦手な人

システムエンジニアの仕事は担当業務にもよりますが、ツールの実行や進捗の報告書作成といったルーティンワークが多いです。
また、プログラミング業務ではトライ&エラーを繰り返し、同じ作業を何度も実行することもあります。
同じ業務を繰り返すのが苦手、毎日違う仕事をしていきたいと考えている人には向いていないと言えるでしょう。

臨機応変に対応できない人

IT業界は移り変わりが激しく、今まで培ってきたものがすぐに古い知識となることも珍しくありません。
このため、システムエンジニアは変化に対して柔軟に受け入れ対応する必要があります。
また、システムエンジニアは予期せぬトラブルや不具合に対処することが頻繁に起こります。
このような時、従来の方法に固執せず、新たなアプローチを模索し提案する柔軟性が求められるでしょう。
従来の経験を活かすことは重要ですが、その方法に固執しすぎると、変化に対応できず、システムエンジニアとしての業務を遂行するのが難しくなるかもしれません。

システムエンジニアはきつい?

未経験からシステムエンジニアに転職を考えるとき、インターネット上で「きつい」「やめたほうが良い」といった意見を目にすることがあります。
システムエンジニアの職が厳しいとされる主な理由には、長時間労働や休日出勤が多いこと、そして技術の進化に追いつくために常に学習を続けなければならないことが挙げられます。
以下の記事では、システムエンジニアがきついと言われる理由について詳しく紹介していますので、これからシステムエンジニアになることを考えている人は参考にしてください。

文系や未経験からシステムエンジニアになるには?

システムエンジニアになるためには、文系か理系かという背景はそれほど重要ではありません。
プログラミングスキルがより求められる上流工程では、理系の人が有利な場面もありますが、実務経験を積むことで、この差は大きくはならないでしょう。
さらに、システムエンジニアは人手不足が問題となっており、多くの企業が未経験者の応募を受け入れています。
未経験から入社する場合、基本的な知識を学び、数年かけて専門スキルを磨いていく流れになるでしょう。
ただし、全く知識がない状態からの転職は難しいと言えます。
下記の記事では、未経験者でもシステムエンジニアになるための具体的な方法を解説していますので、これから転職を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

システムエンジニアに必要な資格は?

システムエンジニアに必須の資格は特にありませんが、資格を持つことには転職市場で有利になる、給与が上がるなどのメリットがあります。
また、資格の勉強を通じて、最新の技術や知識を習得し、普段の業務では触れる機会の少ない分野を学ぶことも可能です。
システムエンジニアとして役立つ資格は多数存在し、業界で求められる一般的な資格や、特定の専門分野に対応する資格があります。
どの資格を取得すべきかは、個々のキャリアの方向性や目指すエンジニアのタイプによって異なるでしょう。
下記の記事では、これからシステムエンジニアになる人が有利になる資格についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

この記事では、システムエンジニアに向いている人の特徴について紹介しました。
今回、紹介した特徴に当てはまらなくても、意識してスキルを身に付ける努力をすることで、システムエンジニアとして必要な能力を高めることができるでしょう。
自分がシステムエンジニアに向いているのか、また未経験でも転職できるのかと悩んでいる人には、テクノジョブサーチがおすすめです。
未経験からでも豊富な求人を紹介ができ、今後のキャリアプランについても相談することが可能です。
IT業界への転職を考えている人はぜひテクノジョブサーチを検討してみてください。

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