COLUMN社内SEは楽すぎと言われる理由や優良企業への転職方法などを解説!

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社内SEは楽すぎと言われる理由や優良企業への転職方法などを解説!

社内SE
「社内SEって本当に楽な仕事なの?」
「社内SEは勝ち組って言われるけど、実際どうなのだろう?」
「未経験でも社内SEに転職できるのかな?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
  • 社内SEは「楽すぎ・楽な業界・勝ち組」と言われる理由
  • 社内SEはやめとけと言われる理由
  • 未経験で社内SEに転職しやすい人の特徴
  • 優良企業の社内SEに転職するための方法
の順番に解説していきます。

社内SEは楽すぎ?勝ち組と言われる理由7選

社内SEは「楽すぎ」「楽な職種」「勝ち組」というイメージを持つ人もいるようです。
その理由を解説します。

仕事内容や業務環境が整っているから

社内SEの業務環境は、自社のシステム開発や運用に特化しているため、業務の範囲が明確で、計画的に仕事を進めやすい環境です。
システムの運用・保守、ネットワーク管理、セキュリティ対策などの定型的な業務も多く、働き方改革の観点ではフレックスタイム制やリモートワークなど、柔軟な働き方を導入している企業 は増えています。

裁量権が大きくやりがいを感じやすいから

社内SEは自社システムの開発や運用に関わるため、プロジェクトの企画段階から参画できる機会が多くあります。
これにより、要件定義から設計、開発、運用まで一貫して携われるため、システム全体を見渡した提案や改善が可能です。
特に、業務効率化や新規サービスの開発など、会社の成長に直接貢献できる機会も多く、自分の仕事が会社にどのように貢献しているのかを実感しやすいポジションです。

マニュアルがあるから

社内SEの業務では、システムの運用手順や障害対応、定期メンテナンスなど、基本的な業務の多くがマニュアル化されているため、効率的に仕事を進めることができることも1つの理由です。
新しい担当者への引き継ぎをスムーズにするだけでなく、業務の標準化・安定化にも貢献しています。
また、マニュアルの存在により、突発的なトラブルが発生した際も手順に沿って対応できることから、精神的な負担も少ないです。
マニュアルを基に業務改善を行うこともでき、より効率的な運用方法を見出すことも可能です。

ヘルプデスク業務が組み込まれているから

社内SEの業務の1つであるヘルプデスク対応では、社内の従業員からの問い合わせ対応を行うことで、システムの実際の使われ方や課題を直接把握できる機会を得られます。
改善点の発見にもつながるほか、定期的に発生する問い合わせは対応手順が確立されているため、落ち着いて対応できます。

人間関係が構築しやすいから

社内SEは客先常駐型のSEと異なり、プロジェクトごとに環境を変えることは少ないため、一度構築した人間関係を長く維持できます。
日常的に社内のさまざまな部署と協力する機会が増えることで、システム開発や運用を通じて各部署の業務内容を深く理解でき、結果として幅広いネットワークを築くことも可能です。

残業時間が少なくワークライフバランスが取りやすいから

社内SEは一般的にルーティンワークとなっており、残業時間が少なくワークライフバランスを保ちやすいことも理由の1つに挙げられます。
自社システムの開発・運用が主な業務のため、スケジュールの調整が比較的容易で、計画的な業務遂行が可能です。
また、フレックスタイム制やリモートワークなどの柔軟な働き方に加え、外部クライアントを持たないため、突発的な要望や急な仕様変更による残業も発生しにくいです。

比較的年収が高いから

社内SEの平均年収は求人ボックスのデータによると、約469万円で、日本の給与所得者全体の平均年収460万円を上回っています。
全体の給与幅は308〜944万円と高く、豊富な資格や経験による役職の付与なども整備されており、経験やスキルに応じて着実に収入を増やしていくことが可能です。
【参考】

社内SEはやめとけと言われる理由

ここまでの内容を見れば、社内SEは一見安定した仕事に見えます。
しかし、実際に働いてみると想像以上に大変な面があり「やめとけ」と言われることも少なくありません。
以下では、よく挙げられる3つの理由を紹介します。

雑務が多いことがある

社内SEの業務内容は、一般的に考えられているプログラミングやシステム開発だけではありません。
むしろ、日常的な業務の大半は社員からの問い合わせ対応や簡単なPC設定など、技術的な専門性をあまり必要としない作業で占められています。
システム関連の資料作成や予算管理、ベンダーとの調整など、事務的な作業も相当な割合です。
「ITの何でも屋」として扱われる状況では、本来のSEとしてのスキルアップが難しく、キャリア形成の面で不安を感じる人も多くいます。

トラブル対応が大変

社内SEにとってもっとも負担が大きいのは、システムトラブルへの対応です。
発生するのはまれですが、社内システムは企業活動の基盤となるため、システムダウンや重大なエラーが発生した場合は、深夜や休日であっても即座に対応しなければなりません。
複数のシステムが連携している現代では、原因の特定に時間がかかることも多く、解決までに長時間の作業を強いられることもあります。

成果が見えづらい

営業職であれば売上という明確な数字で評価できますが、社内SEの場合、システムの安定運用や業務効率化といった成果は数値化が難しく、評価されにくい傾向にあります。
日常的なメンテナンスや問い合わせ対応などの地道な業務は、上手くいっているときほど存在が意識されません。
また、システム開発プロジェクトを行っても、結果を得るまでに時間がかかり、短期的な評価を得るのは難しいです。
人事評価や昇給・昇進の面で不利になりやすく、モチベーション維持の難しさを感じる社内SEも少なくありません。

未経験で社内SEに転職しやすい人は?

社内SEは企業のIT基盤を支える重要な職種であり、一般的に未経験からの転職はハードルが高いです。
しかし、社内SEには、「技術力」「調整力」「マネジメント力」という3つの要素が求められるため、以下の特定の経験やスキルを持つ人材であれば比較的転職しやすい傾向にあります。

エンジニア経験がある人

エンジニア経験者が社内SEに転職しやすい理由は、すでにITの基礎知識や技術力が備わっているためです。
特にシステム開発やインフラ構築の経験がある人は、社内システムの運用保守や改善提案などの業務にスムーズに対応できます。
また、開発現場での経験は、外部ベンダーとの折衝や要件定義の場面でもアピールできる強みです。
複数の言語やツールを扱った経験がある人も、社内のさまざまなシステムやツールへの対応力が期待できるため、より転職しやすい傾向にあります。

マネジメント経験がある人

マネジメント経験者も、組織全体を見渡す視点と調整力を持ち合わせているため、社内SEに転職しやすいです。
社内SEは、単なる技術者としてだけでなく、システム導入時のコスト管理、スケジュール管理、リソース配分など、部門間の調整役や経営層への提案者としての役割も求められます。
また、予算管理や投資対効果の分析、リスク管理なども、マネジメント経験で培った知見が活きます。
特に、IT部門でのマネジメント経験がある人は技術面での理解も深いため、より評価されやすい人材です。

リーダー経験がある人

社内SEは 、プロジェクトを推進する力とチームをまとめる能力も求められ、リーダー経験者も評価が高いです。
実際の業務では、システム導入や更新のプロジェクトを主導する機会が多く、チームメンバーの意見を集約し、目標に向かって組織を動かす必要があります。
特にシステム開発領域などでリーダー経験がある人は、 要件定義から運用開始までの工程管理の知識や、問題解決能力やコミュニケーション能力も高く評価してもらえます。

優良企業の社内SEに転職するための方法

優良企業の社内SEとして転職するためには技術力だけでなく、コミュニケーション能力やマネジメントスキルも重視されます。
ここからは優良企業の社内SEに転職するために試したい3つの方法を解説します。

資格を持っておく

社内SEとして優良企業への転職を目指す場合、技術力を証明できる資格は他の求職者と比較して アドバンテージとなるものです。
IT全般の基礎知識を証明できる「基本情報技術者試験」、さらに差別化を図るなら、上位資格の「応用情報技術者試験」の取得がおすすめです。
また、インフラ周りの知識が必要な場合はネットワークスペシャリストやデータベーススペシャリスト、セキュリティ面での知識が求められる場合は情報セキュリティマネジメント試験なども有効です。
PMP(プロジェクトマネジメント)の資格も、上流工程やマネジメント業務に携わる際に評価されます。
【関連記事】

志望動機を明確化しておく

優良企業の社内SEポジションは競争率が高いため、「なぜSIerではなく社内SEを選んだのか」「なぜその企業を選んだのか」という点を説得力のあるレベルで明確に説明できるようにしてください。
企業の事業内容や課題を事前にリサーチし、自身のスキルやキャリアプランと結びつけた説明ができるとより説得力も増します。

ITに特化した転職サイトに登録する

優良企業の社内SEに転職するには、IT業界に特化した転職サイトへの登録が効果的です。
これらのサイトでは、専門性の高い求人が多数掲載されており、自分のスキルや経験に合った企業を見つけやすいことが特徴です。
また、転職サイトでは非公開求人や企業担当者のスカウトを受けることもでき、効率的に転職活動を進められます。
さらに、キャリアアドバイザーによるサポートを活用すれば、履歴書や職務経歴書のブラッシュアップや面接対策も可能です。
社内SEを目指すなら、積極的に活用しましょう。

まとめ

社内SEは、ワークライフバランスが取りやすく、年収も平均469万円と高水準であり、外部からのプレッシャーも比較的少ない環境で働くことができることで「楽だ」と言われやすい職種です。
テクノジョブサーチでは、未経験者から経験者に対応した社内SEの多様な求人を取りそろえ、希望に合った職場環境や条件での転職を実現できます。
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