COLUMNインフラエンジニアに資格はいらない?おすすめの資格7選を紹介!

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インフラエンジニアに資格はいらない?おすすめの資格7選を紹介!

インフラエンジニア
  • 「インフラエンジニアになるには資格が必要なの?」
  • 「インフラエンジニアにおすすめの資格はどのようなものがあるの?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
・インフラエンジニアが資格を取る理由
・インフラエンジニアにおすすめの資格
・インフラエンジニアに役立つスキル
の順番に解説していきます。
これからインフラエンジニアとして働く人や、インフラエンジニアのスキルを磨きたい人には役立つ記事になっているので、ぜひ最後までご覧ください。

インフラエンジニアに資格はいらない?

実際のところ、資格を持っていなくてもインフラエンジニアとして働くことは可能です。
インフラエンジニアを名乗るのに、資格は必須ではないからです。
そのため、特に資格を持っていないまま働いているインフラエンジニアは数多くいます。
サーバーやネットワーク環境などのIT基盤を取り扱うのが、インフラエンジニアの主な仕事です。
そのため、IT系の資格を持っていることよりも、サーバーやネットワークに関する実務経験がある人の方が、転職やキャリアアップでアピールしやすいと言えます。
それでも、資格を取得する人が多いのは、勉強のため、また、未経験からインフラエンジニアになりたい人が転職活動において自分の実力をアピールするため、といった理由にあるようです。

インフラエンジニアになるために資格を取る理由

インフラエンジニアとして働くのに資格は必須ではありません。
しかし、資格を取得することで得られるメリットはいくつかあります。
インフラエンジニアは、専門的な知識が求められる職業であるため、資格を取るための勉強は仕事に役立てられるでしょう。
ここから、インフラエンジニアになるために資格を取る2つの理由を紹介します。
資格を取ろうか迷っている人は、参考にしてみてください。
【インフラエンジニアになるために資格を取る理由】
・知識やスキルの証明になる
・体系的な勉強ができる

知識やスキルの証明になる

IT系の資格を持っているという事実が、知識やスキルの証明になります。
未経験でIT業界の実務経験がない場合、資格を持っていることは有利になります。
就職や転職時に、ITの知識をある程度習得していることを示すことに活用できるでしょう。

体系的な勉強ができる

資格取得のための勉強をすることで、基礎から体系的に勉強することが可能です。
全くの初心者の場合、ITについて何から勉強すれば良いか分からないという声は多くみられます。
資格の取得に向けた勉強では、ある程度整理された順番で基礎から勉強できることがメリットだと言えるでしょう。
資格の勉強をすれば、IT業界で働くために最低限知っておきたい知識が身に付きます。

インフラエンジニアにおすすめの資格一覧とその難易度

インフラエンジニアには必須と言える資格はありませんが、取得することによるメリットは大きいものです。
インフラエンジニアの仕事内容は幅広いため、少しでも知識があれば業務に活かせるでしょう。
ここから、インフラエンジニアにおすすめの資格を紹介していきます。
IT業界未経験者におすすめの資格から、既にインフラエンジニアとして働いている人向けの資格をお伝えします。
自身の知識レベルや業務内容に適した資格を探してみてはいかがでしょうか?
【未経験の人におすすめの資格】
・ITパスポート
・基本情報技術者
・シスコ技術者認定
・LinuC
【インフラエンジニアとして働いている人におすすめの資格】
・ネットワークスペシャリスト
・データベーススペシャリスト
・応用情報技術者

未経験の人におすすめの資格

はじめに、未経験の人におすすめできる資格を4つ紹介します。
これからIT業界で仕事をしていきたいと考えている人は、基本の知識を身につけるために資格の勉強で、知識を習得していくと良いでしょう。
未経験からインフラエンジニアに転職する方法にについては下記で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ITパスポート

ITに関する資格で有名なのが、ITパスポート試験です。
国家資格であるITパスポートは、ネット環境を利用する全ての社会人・学生を対象にした資格です。
ITパスポートの取得を推奨している企業は多く、未経験者が第一歩として取得するのにおすすめの資格と言えるでしょう 。

基本情報技術者

基本情報技術者試験は、IT業界でキャリアをスタートするときに取得しておきたい試験です。
ITサービスに携わる人を対象とする試験で、基礎的な知識を学べます。
基礎に加え、応用などの高度な問題も出題され、ITパスポートと比べると合格率が低い傾向です。
しかし、その分資格を持っていることに対する信頼度や評価は高まります。

シスコ技術者認定

シスコ技術者認定は、世界共通基準のネットワークの知識や能力を身につけられる資格です。
Ciscoシステムズ社が主催している資格で、5つの認定レベルで難易度が分けられているのが特徴です。
目安となるエンジニア経験年数によって認定レベルが決められています。
難易度が低い順に紹介すると、CCTは未経験者が対象、CCNAは1~3年、CCNPは3~5年、CCIEは5~7年の経験を積んだ技術者が対象となっています。

LinuC(リナック)

LinuCとはLinux技術者認定試験のことで、OSの一種であるLinuxを扱うエンジニアを対象とした試験です。
LinuCには、LinuCレベル1~3までの、3つのレベルがあります。レベルごとに難易度が変わり、勉強時間の目安が決められています。
レベル1は1ヵ月~3ヵ月程度、レベル2は3ヵ月~半年程度、レベル3は半年から1年程度の勉強時間が必要です。
上位レベルに認定されるためには、下位レベルの認定が必要なため、段階的にLinuxシステムについて学び進めることができます 。

インフラエンジニアとして働いている人におすすめの資格

ITに関する資格には数多くの種類があります。
その中でも、より専門性の高い資格を3つ紹介します。
インフラエンジニアで、これからキャリアアップを目指す人におすすめできる資格です。
さらにスキルを高めたいと考えている人は参考にしてみてください。

ネットワークスペシャリスト

ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークシステムの構築や運用を目指すネットワークエンジニアやインフラエンジニアを対象とした試験です。
ある程度専門分野に精通している人向けであり、選択式と記述式で構成されています 。

データベーススペシャリスト

ビッグデータの活用が重要視されている現代に注目されているのが、データベーススペシャリスト試験です。
企業の経営を支えるビッグデータの管理・分析をおこなうインフラエンジニアを対象とした内容で、データベースに関する知識や実践能力が求められます。

応用情報技術者

応用情報技術者試験は、未経験者向けとして紹介した基本情報技術者の上位資格と位置づけられています。
応用的な知識やスキルを持ち、高い専門性を身につけたいエンジニアを対象とした試験です。
試験では幅広い知識や応用スキルが求められます。
インフラエンジニアとしてキャリアアップを図りたい場合におすすめできる試験です。

インフラエンジニアの資格を取得するための勉強方法

紹介したように、インフラエンジニアに役立つ資格・試験は数多くあります。
資格取得のためには、どのように勉強を進めると良いのかを、ここから紹介します。
【資格を取得するための勉強方法】
・参考書
・過去問
・動画教材
・オフラインスクール

参考書

各試験用の市販の参考書を活用するのは、非常に有効な勉強方法です。
インフラエンジニアに関わる参考書は数多くあるため、自分に合う教材を選び、効果的に学習を進めましょう。
試験によっては、専用テキストや推奨書籍があるため、併せて活用してみてください。

過去問

試験対策として過去問を解くのは、効果的な学習方法です。
市販で過去問集が販売されている場合は、過去問を活用して知識をつけていくのがおすすめです。
IT系の試験では、過去問が用意されていない試験がいくつかあるため、事前に関連書籍があるか確認しておきましょう。

動画教材

動画教材を使用するのは、未経験者におすすめの勉強方法です。
講義のように、分かりにくい箇所を詳しく解説してくれるため、これから知識をつけたい人に適した学習方法と言えます。
YouTubeなどの無料教材は数多くありますが、有料教材の方が、情報がわかりやすくまとまっており、資格取得まで効率的に学習できる場合が多くあります。
効率的に勉強を進めたい人は、有料の動画教材も検討すると良いでしょう。

オフラインスクール

一人で学習を進めるのが不安な人や、確実に知識を身につけたい人には、オフラインスクールの利用が適しています。
スクールでは教材や学習スケジュールが決められているため、学習に集中できます。
疑問点があればすぐに質問できるため、学習に不安を感じている人にはおすすめです。

インフラエンジニアに役立つスキル

インフラエンジニアに役立つ資格について紹介しましたが、資格以外にも役立つスキルがあります。
インフラエンジニアは、高い専門性が必要とされる職業であるため、資格だけでなく実務で役立つスキルを身につけることが大切です。
これから紹介するインフラエンジニアに役立つスキルを身につけることで、仕事で活用できるでしょう。
【インフラエンジニアに役立つスキル】
・インフラ設計のスキル
・セキュリティ関連のスキル
・サーバー・ネットワーク関連のスキル
・クラウド関連のスキル

インフラ設計のスキル

インフラエンジニアには、インフラシステムを正しく設計できるスキルが求められます。
インフラシステムは、運用中にシステムダウンしないような基本構成が重要です。
そのため、インフラエンジニアは、安定して良いパフォーマンスを実現できる設計スキルが求められるのです。

セキュリティ関連のスキル

サイバー攻撃の脅威が高まってきている昨今、セキュリティに関する知識とスキルは欠かせません。
不正アクセスなどが発生すると、システムを運用する企業の機密情報が盗まれることや重大な信用問題につながる可能性があります。
既存のセキュリティ製品などについて理解を深めておくと良いでしょう。

サーバー・ネットワーク関連のスキル

インフラエンジニアとして働く際、確実に求められるのがサーバー・ネットワーク関連のスキルです。
ITインフラ全般を扱うインフラエンジニアは、サーバーOSの知識やスキルが必須と言われています。
さらに、システム構築やメンテナンスなどでは、ハードウェアの知識が求められるケースがあります。
インフラエンジニアは、ソフトウェア・ハードウェア両方の知見が必要とされる専門性の高い職業と言えるでしょう。

クラウド関連のスキル

現代はクラウドを活用していこうとする企業が増えており、クラウド関連の知識やスキルが重要視されてきています。
実際、クラウドサーバーの運用保守案件などの依頼が増えているのが現状です。
近年のインフラエンジニアには、主要なクラウドサーバーのスキルが求められる傾向にあります。

まとめ

ITインフラが急速に普及している現代、インフラエンジニアは需要が高まりつつある職業です。
インフラエンジニアになるために資格は必須ではないものの、資格やスキルを持っていれば、活躍の幅が広がるでしょう。
資格を持っていることで、知識や能力の証明書として活用できます。
また、転職やキャリアアップに向けて知識を身につけられるため、インフラエンジニアとして活躍するために資格の取得に挑戦してみてはいかがでしょうか?
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