COLUMNおすすめのITベンダー資格一覧!取得する際の注意点も紹介!

  1. ホーム > 
  2. コラム一覧 > 
  3. おすすめのITベンダー資格一覧!取得する際の注意点も紹介!

おすすめのITベンダー資格一覧!取得する際の注意点も紹介!

ITベンダー資格
  • 「ITベンダー資格と他の資格の違いは?」
  • 「就職・転職で活かせるITベンダー資格は?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
・IT資格の種類
・ITベンダー資格(民間資格)と国家資格の違いとは?
・おすすめのITベンダー資格一覧
の順番に解説していきます。
就職・転職で活かせるIT資格の取得を検討している人に役立つ記事になっているので、ぜひ最後までご覧ください。

IT資格の種類

IT資格には、3つの種類があります。
それぞれの特徴と主催する団体について説明します。

国家資格

国家資格は、総務省や経済産業省など、国の各機関が公式に認定する資格です。
IT関連の有名な資格では、経済産業省所管のIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が主催する「ITパスポート」や「情報処理技術者試験」などがあります。
国の機関が認定する国家資格は、権威性や信頼性、認知度が高く、国内の企業への就職・転職の際に評価を受けやすくなります。

ベンダー資格

ベンダーとは、販売業者という意味です。IT業界においては、ハードウェア・ソフトウェア製品などの開発・販売を行う会社を指すことが多くあります。
ベンダー資格とは、自社で開発・販売する製品の操作・管理に関する知識・スキルがあることを証明する民間資格です。
ベンダーとして有名な企業は、米国のマイクロソフトやオラクル、国内では富士通、日本IBMなどがあります。

ベンダーニュートラル資格

ベンダーニュートラル資格は、ベンダーとは中立的な立場となるNPO法人などが認定する民間資格です。
ベンダーニュートラル資格は、情報処理系やインターネット全般といった幅広い知識・スキルを問われることが多く、特定のベンダーや製品に依存するベンダー資格よりも、汎用性が高い資格です。
幅広い知識・スキルが問われる点は国家資格と似ていますが、ベンダーニュートラル資格は、現場で使用するOSやプログラミング言語の知識・スキルが問われるので、国家資格よりも実務的な知識・スキルが証明できる資格です。

ITにおけるベンダー資格(民間資格)と国家資格の違いとは?

ベンダー資格の特徴

ベンダー資格は、特定の製品に特化した知識・スキルを証明する実務に活かしやすい資格です。
ベンダー資格の対象製品を活用する企業から即戦力と評価されやすく、転職で有利になりやすいです。
試験が毎月開催されるなど、開催頻度が高く、受験機会が多いこともベンダー資格の特徴です。
また、一部のベンダー資格では、その基準が世界共通となっており、国内外で資格を活かし働くことができることも特徴です。
これらの特徴があるベンダー資格ですが、資格に有効期限があり、更新するためには試験や研修を受ける必要があります。
中には、受験料が数十万円かかる資格もあるため、これらをデメリットに感じる人もいるでしょう。

国家資格の特徴

国家資格を取得すると幅広い知識・スキルが証明できます。
また、認知度が高く、国内のIT企業であれば、就職・転職の際に有利になるでしょう。
受験料の安さと有効期限がなく、更新手続きが不要なことも国家資格の特徴です。
幅広い知識・スキルが証明できる分、試験範囲が広く、試験対策に時間がかかるというデメリットもあります。
また、国家資格は国内での評価にとどまり、世界では評価されにくいと言えます。
実務に活かしにくい資格もあるため、取得する際は目的にあっているか慎重に判断しましょう。

おすすめのITベンダー資格(試験)一覧

ITベンダー資格(試験)は数多くありますが、特におすすめなものを7つ紹介します。

AWS認定

AWS認定は、Amazonが提供するクラウドサービスの専門知識とスキルがあることを認定するクラウドエンジニア向けの資格です。
AWS認定は、基礎・アソシエイト・プロフェッショナル・専門分野の4段階に分かれています。
クラウド関連の資格で高い知名度があり、資格を持っていると市場価値が上がりやすいため、社内評価の向上や就職・転職でも活かせる資格です。

ORACLE MASTER

ORACLE MASTERは、日本オラクルが認定するデータベースエンジニア向けの資格です。
ITベンダー資格の中で、知名度が高い資格としても知られています。
ORACLE MASTERを取得すると、データベースの管理・運用に関する知識・スキルについて認定されます。
製品のバージョンによって、ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの4段階に分かれていて、プラチナが最も難易度が高いです。
ブロンズから順に受験・合格しないとシルバー以降の受験が認められないので注意しましょう。

シスコ技術者認定

シスコ技術者認定は、米国のシスコシステムズ社の製品の操作・保守に関する知識・スキルを認定するネットワークエンジニア向けの資格です。
ORACLE MASTERと並んで、知名度が高いITベンダー資格でもあります。
シスコ技術者認定は、基礎レベルのエントリ から最上級のアーキテクトまで5段階に分かれています。
アーキテクトと、その1つ下のエキスパートは世界的に高く評価されています。
取得すれば、外資系企業への就職・転職でアピールにつながります。

マイクロソフト認定資格プログラム (MCP)

マイクロソフト認定資格プログラム (MCP)は、米国のマイクロソフト社が自社製品に対する知識・スキルを認定する資格です。
2021年度から、資格体系が大幅に刷新されて、基礎レベルから中級・上級の3段階に分かれています。
レベルごとにさまざまな分野のITエンジニア向けの試験が用意されています。
マイクロソフトの製品に関する知識・スキルが証明できますが、職種や業務上の役割ごとに細分化されているので、自身の職種・役割に最適な資格を取得できるよう注意が必要です。

Android技術者認定試験

スマートフォン・タブレット向けのOSであるAndroidのアプリケーション開発に、必要な知識・スキルを認定するのがAndroid技術者認定試験です。
この試験内容は、Androidアプリケーション開発の知識・スキルを認定する「アプリケーション技術者認定試験」と、プラットフォーム開発の知識・スキルを認定する「プラットフォーム技術者認定試験」に分かれています。
この試験は、アプリケーション・Java・サーバーサイドエンジニア向けの試験内容となっています。

Microsoft Azure認定資格

マイクロソフトが提供する「Azure」と呼ばれるクラウドサービスに関する知識・スキルを認定するのが、Microsoft Azure認定資格です。
クラウドエンジニア以外のITエンジニア、マネジメント層やITコンサルタント向けに試験が用意されています。
Microsoft Azure認定資格は実用性が高い資格ですが、毎年オンライン評価に合格して資格を更新する必要があります。
オンライン評価で、最新の技術・スキルの確認ができますが、人によっては毎年の更新が面倒に感じるかもしれません。

Google Cloud認定資格

Google Cloud認定資格は、Googleが提供しているクラウドサービスの知識・スキルを認定する資格です。AWS認定と同じく、クラウドエンジニア向けの資格といえます。
Google Cloud認定資格は、基礎的な知識・スキルを認定する「ユーザー認定資格」、6ヵ月以上のGoogle Cloudでの実務経験がある人向けの「アソシエイト認定資格」、IT業界3年以上、Google Cloudで1年以上の実務経験者向けの「プロフェッショナル認定資格」の3段階に分かれています。
プロフェッショナル認定資格のみ、9つの専門分野ごとに資格が分かれています。

ITベンダー資格を取得する際の注意点

資格を取得する前に必ず目的を決めておきましょう。
資格を取得する目的は、就職や転職を有利にするため、または入社後の業務で活かすためなどがあります。
希望職種で重要視されない資格を取得してもアピールになりにくく、「仕事内容を理解していないのでは?」と、選考でマイナスの評価を受けることも少なくありません。
資格は取得することが目的ではありません。
取得して身につけた知識・スキルを、業務にどう活かせるかが重要です。
未経験者が転職を成功させるには、希望職種に合う資格を取得することが大切です。
入社後のキャリアアップにも資格は有効です。取得する目的を明確にして、役に立つ資格を取得できるようにしましょう。

まとめ

ITベンダー資格は実用性が高く、就職・転職で有利に働きます。
特にIT業界未経験者には、勉強意欲が高いというアピールになるはずです。
ITベンダー資格を活かして働くために、『テクノジョブサーチ』を利用してみませんか?
テクノジョブサーチには豊富な案件が用意されており、IT業界経験者・未経験者どちらにも最適な案件の紹介が可能です。
IT業界で資格を活かして働きたい、キャリアアップができる転職をしたいと考えている人は、テクノジョブサーチを利用してみてください。

\\ICT・通信業界の求人多数!//

テクノジョブサーチで今すぐ求人を探す