COLUMN在宅勤務が可能なIT系職種(エンジニア等)を紹介!テレワークできる仕事は多い?

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在宅勤務が可能なIT系職種(エンジニア等)を紹介!テレワークできる仕事は多い?

在宅勤務
在宅勤務の場合、エンジニアという職種であれば、比較的収入が良い案件が数多くあります。
技術を必要とする案件は、専門性が高いため、報酬が高い傾向にあるのです。
しかし、在宅でできる仕事がしたいと考えていても、エンジニアのように専門性のある分野に挑戦するのは難しいと考える人も多いのではないでしょうか。
実際のところ、在宅勤務ができるエンジニアの職種は様々で、未経験からでも挑戦することができる求人もいくつか存在します。
エンジニアのように在宅勤務をすることができる職種について興味があれば、ぜひ本記事をご覧ください。

在宅勤務の働き方は?

在宅勤務の働き方は、大きく分けて雇用型と自営型の2種類があります。
雇用型とは、企業に勤める人が在宅でリモートワークをするような働き方です。
雇用型の場合、企業によってフルリモートワークが可能である場合や週に数回は出社が必要な場合など、働き方のルールが異なります。
それに対して、自営型はいわゆるフリーランスとして活動するような働き方です。
自営型として働くフリーランスは、会社に勤めるのではなく、個人で業務委託契約等を結んで仕事を行います。
自営型で在宅勤務を行う場合、時間や場所に囚われることなく自分のペースで仕事を進めることができる場合が多いです。

在宅勤務でできる仕事の特徴は?

在宅勤務に向いている仕事は、インターネット環境とパソコンがあればできる仕事や、パソコンを使って一人で作業ができるような仕事です。
具体的な例を挙げると、事務職やシステムエンジニア、イラストレーター、ライターなどが在宅勤務に向いている職業です。
これらの職業は、特定の場所に行く必要がないことや、対面でのコミュニケーションではなくオンライン上のコミュニケーションで事足りる仕事であるといった共通の特徴を持ちます。
さらに、出来上がった原稿やデザインなどの成果物を提出するような成果が目に見えやすい仕事は、在宅勤務でも問題なく進められる仕事と言えるでしょう。

在宅勤務に向いている人は?

在宅勤務に向いている仕事と向かない仕事があるように、人によって在宅勤務への向き不向きは異なります。
在宅勤務では家に一人でこもって仕事をするため、自分一人でも仕事を見つけて進められる自己管理力が必要です。
在宅勤務では、自宅で仕事を行うため、ついダラダラしたくなる人や集中できない人は少なくありません。
予定を立てて、オンオフのメリハリをつけられる自己管理力がある人は、在宅勤務であっても問題なく仕事を進められるでしょう。
また、在宅勤務ではチャットツールや電話などで、コミュニケーションを取らなければいけません。
文章や電話越しでも、相手に伝えたいことを伝えられるコミュニケーション能力が求められます。

在宅勤務のメリットとデメリットは?

近年、在宅勤務を取り入れる企業は増えてきています。
在宅勤務と聞くとメリットがたくさんあるイメージがありますが、もちろん在宅勤務をすることでのデメリットも存在します。
ここからは、在宅勤務をする上でのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

在宅勤務には、毎日会社に通勤する時間やストレスがないという大きなメリットがあります。
他にも、フルリモートワークが可能な場合は、会社が所在する場所に縛られることなく好きな場所に住めるというメリットもあります。
特に、自営型の在宅勤務をするのであれば、働く時間をフレキシブルに調整でき、家事や育児と両立させながら無理なく働くことを実現できるでしょう。

デメリット

会社の事務所とは違い、すぐに上司や同僚とコミュニケーションが取れないため孤独を感じたり、オンオフの境界が曖昧になってしまったりすることが在宅勤務のデメリットです。
職場でのコミュニケーションに重きを置いている人や、自己管理が苦手な人は、在宅勤務に大きなデメリットを感じてしまうでしょう。
また、企業によっては週に数回は出社を求められる場合があります。
こちらは、近年、ハイブリッドワークとして増えている働き方です。
ハイブリッドワークとは、業務内容に応じて、働き場所を柔軟に変えることができるワークライフスタイルです。

エンジニア・その他・IT系職種は完全在宅で完結できる求人が多い

エンジニアやIT系の職種は、PCと整ったインターネット環境さえあれば業務を行えるため、在宅のみで完結できる求人もいくつか存在します。

需要が高く未経験からでも始められる

在宅エンジニアの需要は年々高まっている傾向があります。
ほとんどの工程をオンライン上で行えることが大きな利点です。
未経験の人であっても円滑に進められるよう、各企業は丁寧なマニュアルを用意しており、何か不明な点があればオンライン会議ツールやチャットワークなどのツールを通して気軽に質問ができる体制を整えています。
初心者向けの案件、中上級者向けの案件と分けられているため、自分がどの分野に適しているか、下調べをする必要があります。

まずは下流から始めることが望ましい

完全に未経験の人であれば、採用されることがそもそも難しい場合もあります。
上流工程により決められたシステム開発のプロジェクトの内容に従い、実際の開発業務を行う下流作業から始めることをおすすめします。
その際は、マニュアルがあるような、比較的業務が煩雑化していない業務からはじめることをおすすめします。
運用保守やテスター、ヘルプデスク、テクニカルサポートなどの業務はその傾向があります。
加えて、開発領域であればテスターや、その他、運用保守やヘルプデスク、テクニカルサポートなどの業務は比較的取り組みやすい傾向にあります。

テレワークを推進している企業が多い

コロナ禍となり、特にIT業界では多くの企業がテレワークを推進しています。
仕事内容によってはテレワークが難しい業界も多く存在しますが、在宅だけで完結できる職種、仕事内容の場合は出社しなくても支障なく仕事を進めることができます。
前はリモートワークのみでは難しかったコミュニケーション手段も、様々なツールが一般的に浸透してきたことで、不具合は非常に少ないものとなっています。

求人はインターネットを活用して探すことができる

企業のHPやクラウドソーシング、SNSなど、求人についてはインターネットを活用することで効率よく探すことができます。
掲載されている募集条件や採用期間、求められるスキルや経験などを見て、応募が可能か判断しましょう。
未経験でも可能な条件も多いため、まずは事前リサーチを徹底的に行う必要があります。

在宅エンジニアを目指す場合に身につけたいスキル

在宅エンジニアを目指す場合は、まずは一般的に利用されることの多いbacklogやslackといったツールや、企業が求めるプログラミング言語など、採用されるために必要となるスキルを身につけることが大切です。
ここからは比較的自分で学習を進めやすい、案件の獲得に役立つスキルの一例を紹介します。
あくまでスキルの一例ですので、参考までにご覧ください。

WordPress

WordPressは個人のブログ用としても使われていますが、大手企業のHPでも利用されており、全Webサイトの40%以上のシェアを占めています。
安いサーバーなら月に1,000円未満で利用でき、ポートフォリオとして活用している人も多いです。
WordPressを使う案件は数多く、案件を受注する際には知識や経験を持っておくことで案件獲得に結びつきやすくなります。

HTML・CSS

HTMLとCSSはセットにされることが多く、この2つのスキルをある程度学んだ経験があるだけで重宝されます。
HTMLとはサイトの骨組みを指し、CSSとはサイトの見た目を良くするものです。
Webの立ち上げに使うマークアップ言語で、初期に学べば多くの案件を吟味し獲得することに役立ちます。

プログラミング言語

プログラミング言語には多くの種類があります。
Webエンジニアとしても需要の高いPHPやRubyから始めてみることもおすすめです。
フリーランスを目指すのであれば、案件数が多いといわれるJavaを学んでみるのも良いでしょう。
今後どのような在宅エンジニアを目指すかによって、身に付けたいスキルは大きく変わります。
下記では、将来性のあるプログラミング言語などについて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

在宅勤務が可能なエンジニアやその他IT系職種と仕事内容

エンジニア系の職種の全てが在宅勤務可能なわけではありません。
ここからは可能な職種と仕事内容について解説します。
エンジニアに限らず、IT系の職種全般で紹介します。

Webデザイナー

Webをデザインする仕事のことを指し、クライアントとのコミュニケーションの中でニーズを把握し、解決へと導きます。
デザイン性が求められるため、経験と知識だけでなくセンスも問われるでしょう。
サイトの構成やレイアウトを満足のいくものにするため、UIに関しての知識や企業によってはデザイン後のコーディングまで業務範囲の場合もあるのでHTML、CSS、JavaScriptなどのスキルも必要です。

システムエンジニア・プログラマー

プログラマーはプログラムの専門的な知識を持った人のことで、プログラミング言語を利用してシステムやサービスなどを開発します。
システムエンジニアはクライアントと課題について話し合い、設計書や仕様書を作成します。
実際には大きな線引きがされておらず、兼任して行う場合も多く見受けられます。
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フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、Webシステムにおけるフロントエンド(目に見える部分)について担当する業種です。
HTMLやCSS、JavaScript、PHPなどを用いた設計や、実装に向けたカスタマイズ構築を担当します。
ベンチャー企業など会社規模によってはWebデザイナーがこの範囲も担う場合もあります。またWordPressの知識があれば仕事の幅が広がる可能性は高いです。

インフラエンジニア

インフラとは電気やガス、水道など生活に必要な基盤のものを指しますが、IT分野においてインフラエンジニアとは「ネットワークエンジニア」「サーバーエンジニア」「データベースエンジニア」のことを指します。
設計、構築、運用、保守、監視を行い、問題が発生しないよう速やかに対処することが目的です。

セキュリティエンジニア

情報セキュリティについて設計や構築を行う業種です。
インターネットを利用している場合、外部からのサーバーへの攻撃を防ぐことや、システムの微弱性を改善することも非常に重要な役割となります。
セキュリティシステムを導入した後に、もし問題が発生した際はセキュリティエンジニアが速やかに対応します。

クラウドエンジニア

現代では様々なデータがクラウド上に保管されています。
クラウドエンジニアは、クラウドサービスを円滑に利用できるよう設計、構築、運用を行う職種です。
インフラエンジニアと似ている要素もあり、近年において派生した職種であるとも言えるでしょう。

自動化ツールの運用保守

自動化ツールは業務の効率化に有効ですが、導入後にシステムを安定的に稼働させるために保守運用する必要があります。
自動化ツールの運用保守の仕事としてはシステムが問題なく稼働しているかを監視し、不具合が起こった際に素早く対処し、正常な状態に戻すことです。
正常な状態に戻すためには自動化ツールの仕組みを理解する必要があるため、様々な知識を身に着けることができます。
そこで身につけた知識を入口にプログラミングを学習することで開発など他の職種へ挑戦することも可能です。
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在宅エンジニア職種の平均年収

過去に経済産業省が発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、IT業界の平均年収は542万円です。
ただし在宅エンジニアの平均年収は、業種によって大きく異なります。

年収はリモートワークによる大きな変化はない

在宅エンジニアは出社をしないため年収が低いのでは?と危惧される人もいますが、実際には大きな変化はありません。
多くの企業は、働き方よりも成果を重視している傾向にあるからです。

スキルによって年収が上がる

IT関連産業の給与等に関する実態調査結果では、IT業界では納得感の高い評価基準や評価方法の確立が求められており、スキルのレベルや仕事の成果を重視すべきという声が非常に多いことがうかがえます。
実際にスキルや能力主義を第一に考えている企業は多く、自身のスキルアップが年収に結びつきやすい業界です。

職種によっても年収の高さは限られる

マイナビ転職のデータによると、ITエンジニアとして最も高い年収はシステムアナリスト、次いで業務系のシステムコンサルタント、セキュリティコンサルタントと続いています。
在宅専門のデータではありませんが、スキルや職種によって年収が大きく異なることを示す結果です。
在宅エンジニアの道を選択する場合、どのような職種になりたいか事前に調べることが重要です。

在宅エンジニアとしてスキル・経験を積めば可能性が広がる

始めのうちはスキルも経験も低く、満足のいく結果に繋がらなかったとしても在宅エンジニアとして働けば次第に必要な能力が養われます。
自分のペースで給料を得ながら能力を向上できることが在宅エンジニアの大きな利点です。

成果が認められ年収が上がる

スキルが高まれば成果が認められ、企業であれば年収アップに、フリーランスであれば単価アップに繋がります。
もし現在請け負っている仕事が大きな年収へと結び付かないものであったとしても、空いた時間にスキルアップの勉強時間を設け、新たな分野に挑戦することで年収が上がり仕事の幅も広げられるでしょう。

転職活動が有利になる

スキル・経験が身につけばそれは大きな実績になります。
転職活動でも有利になり、大手企業に務めることも夢ではありません。
最初はフリーランスからスタートし、スキル・経験を身につけたことで大手に採用されたケースは数多く存在します。

未経験から在宅勤務を始めるためには

IT業界系の職種は、在宅でも仕事を行える業務が多い傾向です。
最後に、未経験の状態から在宅エンジニアを目指すために必要なアクションについて紹介します。
在宅勤務が可能な仕事に就きたいと考えている人は、参考にしてみてください。

在宅勤務に必要な環境を整える

大前提として、安定したネット回線が必要です。
ほかにも、長時間座っていて疲れない椅子や、集中して作業ができるスペースなど、在宅勤務を始めるには、事前の設備面の準備が必要です。

必要なスキルを身に付ける

在宅勤務では、基本一人で作業をこなしていく必要があります。
そのため、業務を一人で進めていける程度のスキルが必要です。
コミュニケーションツールを使いこなせるスキルや、業務に必要な各種ツールのスキルなどを身に付けましょう。
在宅勤務可能な仕事を探す前に、業務で使う基本的なスキルを習得しておくとスムーズに在宅勤務を始めることができるでしょう。

未経験可能な職種に応募する

最近では在宅勤務が可能かつ未経験でも応募可能な求人は増えてきています。
未経験可能な求人に応募して、実務をしながらスキルやノウハウを身に付けていくこともキャリアチェンジにおける有効な手段です。
エージェントや求人サービスも充実しているため、転職サイトなども活用して希望の求人を探してみましょう。

まとめ

在宅エンジニアは需要が高く、平均年収も高いことから非常に人気のある職種です。
どのエンジニアになるかによっては無資格・未経験からでも始められます。
しかしながら、未経験の場合、まずはITツールの保守運用といった知識や経験が少ない状態からでも始めやすいIT系職種から始めることがおすすめです。
今後、在宅エンジニアとして活躍していきたい方は、そういったIT系職種で知識や経験を増やしながら、プログラミング言語などの学習を進めていきましょう。
『テクノジョブサーチ』では未経験からでも始めることができるIT系職種の求人を数多く保有しているだけでなく、研修制度も充実しています。
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